偉人の半生を2つのタームに分け、栄光と没落の人間ドラマを見事に怪演されたという点で読後感がアラビアのロレンスに近いと感じたが、こと表現に関してはいつものノーラン節、全く飽きない3時間だった。
アイン>>続きを読む
14歳から、もう10年弱経っていたのか……
コンプレックスがあって自分が嫌い、あいつが羨ましいってみんな言うけど、「あいつはこんなすごいことが出来る」って素直に思えてる。
ひとの強みを見つけて、それ>>続きを読む
実に1ヶ月、、以上ぶりの映画館……なのにIMAXで観ちゃったもんだから、かなり疲れた。
とにかく質量が大きいのは相変わらずで、一安心。エピソード3までこの勢いで続け!
このレビューはネタバレを含みます
描写、描写、描写!
若い宣教師が神に見放された地へ、長い布教の旅に。
もとより布教は「思想を植え付ける行為」で危険なものだが、現地に馴染むために「自分に現地の思想を馴染ませる」という言語学者とか民>>続きを読む
「追憶」という言葉が結構相応しい映画なのでは。
映画の中でこの「憶」を「追」いかけるのだが、それがcottontailというタイトルと何度か重なっていく。
「追憶」というと過去にとらわれているようなイ>>続きを読む
何があったわけではないが、移民のマダムがただ寝過ごして、家まで歩いて帰っただけの話。
時間を楽しむ映画で、全身に染み渡る。
警備員、コンビニ、夜遊びの若者、救急外来……
夜の世界は疲れ果てていて>>続きを読む
マンボか、確かに。そんな気がする。
知らんけど。
どこまでもきらびやかな画と音楽が伸びていくんだけども、気づいたらモヤがかかったみたいに思い出せない感覚。
また最後に、その感覚を上手に例えてくれるん>>続きを読む
これがアキ・カウリスマキか!
おれは好き。他の作品も観てみたくなった。
俳優の演技だけでなく、壁一つ一つの色やそこに当たる陽の光、環境音と機械にトラム、それに革ジャン。
ジム・ジャームッシュのナイト>>続きを読む
サスペンスとして「疑わせる撮り方」「不安にさせる撮り方」っていうのがとても上手い!
のだが、実は家族ドラマとしての「ささやかながら温かいショット」も多用されている。
組み合わせられやすいけれども、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画に観られているような感覚を感じた。
ビクトル・エリセの監督する長編作品は実に31年ぶり…らしいが、とても鋭かった。
ラストシーンの劇中劇は「フリオに何かを語ろうとする視線(カメラ目線)」を>>続きを読む
前にすごい審美眼を持った人と会って色々学ばせていただいたことがあり。
それ以来毎日ルーティンワークをしつつも、細かい変化や小さな出会い、毎日ちょっとずつ違う木漏れ日などを美しいと思うようになったし、色>>続きを読む
タランティーノ特有のジョークセンスでクスッと笑いそうになるのを、圧倒的な画力で黙らせる感じ、いかにもタランティーノを鬼才たらしめるデビュー作という感じ!好きぃ
この黙らせてくる感じも含め、色んな意味で>>続きを読む
若葉竜也と杉咲花だから、予想通りの100点!
そしてここにも出てたか宇野祥平。
この3人で全身全霊で観客の胸を掴んでくる冒頭のシーンは、物語が進むにつれてスルメみたいに味が増していく。
宇野祥平のあ>>続きを読む
凡庸なストーリーだけど、とにかく美しかった。
日本じゃどこ探してもあんな景色は撮れないでしょ、フランスずるい
まさかのstranger than paradise と同じフォーマットで始まりながら、この美しさを持ち合わせ、切ないとは……
初ウォン・カーウァイ作品、素晴らしかったです。
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【長文の割に中身薄いので読まなくていいです】
中学生のときに英語の先生が紹介してくれた映画だったが、機会がなく、なんと9年越しに鑑賞。いや、授業中に中学生にオススメすんなや笑笑
「いや、シリア>>続きを読む
この映画を渋谷で見れてよかった。
通訳、電話、夫の紹介、対人関係は確かにtranslation を介することが多いな。
なくさないよう大事にしていきたい物を見せてくれた。
女の子って難しい…
思春期のグリーンな気持ちの演技も上手く、大変にお腹いっぱいです
このレビューはネタバレを含みます
いつも通り前情報や予告を見ずに行ったため、ラストシーンには驚いたが同時に納得もした。
男性性の象徴たるライオンや闘牛のタペストリーを飾る毒親、兎の死体を触ることも出来ない無垢なトトに狩りを教え込む叔>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
絶対に読もうと思っていた原作。
レビュー長くなっちゃった。駄文なので読まなくていいです笑
【映像】
全体を通してメッセージ性が強く、ストーリーやキャラクターはそのメッセージを観客に届けるための媒体に>>続きを読む
うーん、隣の人が若干ノイズだったりして全く集中できなかった。
悔しすぎてもう一回観たいが、体力をかなり使うし深く考えなければいけないテーマなので、もう何年後か、時間をおいてから観たい。
1秒たりとも瞬きできないほど緻密に描かれ、ヴィンセント・ギャロの繊細な感覚で捉えた世界が余すとこなく広がっている。
そのスモークで燻したような香りが心地よかった。
この映画を見るとフッと肩の荷が降りて>>続きを読む
いや、なんだろう、始終くだらないし、「はよ宇宙人探せや笑」とか「もうついていけんわ笑はよ終われや笑」とか思うんだけど、最後には終わってしまうのが寂しくなるくらい世界観のとりこになっていた。
途中、東京>>続きを読む