jさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.5

ぜんぶの愛が入ってた 真っすぐの愛でこんないびつな社会を描いたら、そりゃこんないびつなかたちをした映画になるよね

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.3

13歳が最強だし、もっとちゃんと怒ったほうがいい。ほんとに。クソみたいな世界だー、あー

ラスト最高です。それにしてもこんな即時性高いのよく作れるなあ

生きちゃった(2020年製作の映画)

4.1

「生きちゃった」っていうタイトルがすべて
・実家のシーン、むかし部活の合宿で古くから大麻が生産されてきた地域の近く行ったの思い出した
・バリューブックス!?ゆる言語学ラジオでみたところだ、、、

町田くんの世界(2019年製作の映画)

4.5

「この世界は悪意に満ちている。この世界は。」だからこそ、自分の周りだけでも町田くんみたいな世界にしたいと強く願う。いいことをするのはそのための祈りのような行為だし、この映画はそのための祈りのような映画>>続きを読む

あるみち(2015年製作の映画)

3.6

YouTubeにて期間限定公開
ぼくも浪人期以降の人生映画にして保存してみたいよ〜

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

4.0

独特なテンポとカメラワークがヤバみを増幅させててとてもキツかった!あと虚構入り交じる演出上手だった
最近青色のネイルしてたのでなんだか親近感湧いてしまいました

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.3

描写が丁寧すぎてヒリヒリするよー、、東京はいつも雨、、案外いっしょだねっていうところに落とし込んだの正直意外ではっとさせられた、、この視点忘れちゃだめだ、、それだけで観てよかった、、

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)

3.8

画がずっとあざといなあ、、音楽がフジファブリックすぎる、、橋本愛さんがただただお上手、、「何者かになりたい。」ねえ、、ストーリー自体はとてもよかった、、とくにラストのプールのところ、、原作読まないと、>>続きを読む

アズミ・ハルコは行方不明(2016年製作の映画)

4.3

ラスト10分完璧、、自分がイメージする平成すぎる、、環ROYさんの音楽がいい、、松居監督がこれを撮ってるのはちょっと意外、、『ちょっと〜』と『くれなずめ』しか観てないけど、、けどぜんぶホモソーシャルの>>続きを読む

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.1

AIによって自己が拡張した先にもしかしたらこういうことがあるのかな セルフラブの文脈で捉えると普遍的だったりするのかもね

鯨の骨(2023年製作の映画)

3.9

あんまり集中できなかった 体調の問題かも

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

藤井樹ストレートフラッシュ!及川早苗との駆け引きがツボだった。一目惚れには理由があって

『キリエのうた』に合わせた岩井作品集中履修は長編デビュー作でいったん終了!ピクニック、四月物語、ラストレターあ
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.3

星の子。異邦人。アイナ・ジ・エンドはひとりが好き。その日が来るのが怖かった。合格発表直後っていうのがリアルすぎて。ゴムはつけなきゃいけないし、「なんちゃって」じゃないのよ。花束を君に。さよなら、さよな>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.4

結局目的は1個だけだったりするのかもしれないなーと

・なんというかすごく作り込まれているからこそのリアリティが半端なかった
・結婚式パート長すぎるのがたまらんな!!
・綾野剛がハマり役すぎてびっくり
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.8

日本の終わりの始まりを詰めこんだ映画だと感じました。「ここから連れ出してくれ!」

・序盤の自転車のシーンの異様さに持っていかれた。家で集中力維持するの大変だから最初時系列理解するの難しかったけど
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

世界観を構築して映像で表現するまでの労力がかっこいい あと30年前にこのテーマやってるのはすごいな
英語中国語が聞き取れる範囲でとてもわかりやすかった 三上博史と渡部篤郎つよすぎ

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.4

パズルみたいな物語だなーとおもってみていたけどそれだけではなかった これがいい映画ってやつか あと夕焼けが綺麗
ストーリーベタベタだからこそテーマそのものとかひとつひとつの台詞が際立ってる感じがした

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

4.2

もう絶対に戻れないこの視野の狭さ 自分個人としても、時代全体としても

アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

気持ちはすっごくわかってしまった。嘘をつかせてつかされて。結局度合いの問題、グラデーション。将棋と会話の対比の場面が映画の本質だとおもった。ガチガチのルールがあるかどうか。それでいてこの場面がいちばん>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.1

アンダーカレント観る前にまだ観てなかった今泉作品
伊坂幸太郎みがとても強かった〜、くどさというかあざとさを感じないわけではないけどこういう世界があってもいい。けど視点は今泉力哉!◎
こだまたいちさんの
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満月の夜には思い出して(2018年製作の映画)

3.8

粗さがあるのは否定し難いんだけど、見入ってしまう不思議な魅力があった

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.4

自分にとっての複雑さを単純に処理せず、適度な距離で受け止めつづけていく。少なくともこの時代を生きるうえでは、それがいちばん大切なことだとおもう

サッドティー(2013年製作の映画)

4.0

あしたスクリーンで『街の上で』みるので予習がてら 今泉監督の変わらない部分がいちばん濃くでてる気がする

ほつれる(2023年製作の映画)

4.3

田村健太郎さんうますぎる〜
加藤拓也監督の静謐なリアリティを追求する芯の強さが相変わらず存分に発揮されててすごい。必要最小限の登場人物だけでここまで描ききれる胆力。徹底してメインキャラクター以外を前に
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

もうすぐ『時をかけるな、恋人たち』はじまるのでみてみた
田村くんに制作当時から見て昔の服装させることで未来感演出したらしいけど、今見るとむしろ田村くんのほうが現代風なのがおもろい。『四畳半〜』とちがっ
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.3

じゅんばんに閉じていく物語、閉じていくことの意味がどんどん濃くなっていってつらいけど綺麗

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.7

これはヤバい、すごすぎる、びっくりした。なんで今まで誰も教えてくれなかったの?いや平日の昼の上映にもかかわらずほぼ満席だったけど。虚構に現実が入りこんで、現実と虚構が反転して、偶像と幻想がごっちゃにな>>続きを読む

君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

4.3

世界のはじまりや!!!

最後のお好み焼き美味しそうだったなあ。最初のシーンがすごく効いてた

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

4.4

「ジントニック、ライムじゃなくてオレンジで。」いちばん格好いい高橋一生。過去と現在と未来と、現実と虚構とが渾然一体となって、二宮監督にしか描けない映像美であらゆるものの向こう側にある「真実」を魅せつけ>>続きを読む

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.5

なんか食らっちゃったなあ、自分がこれから過ごす半年間の物語だった。生きるにも死ぬにもまとまった理由なんてないしなくていい。ただ世界に向き合いつづけていくだけ。「共感」とかそういうのじゃなく。それはそれ>>続きを読む