このレビューはネタバレを含みます
画面に映る映像は どれも細部までこだわり、リアリティを追求していて、戦場でのシーンなどは まるでドキュメンタリー番組を見ているような気分になった。また、この作品は 子どもの使い方が秀逸で、例えば、激化>>続きを読む
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真っ直ぐな母の愛は、時に倫理観すら失い、本能のままに行動してしまう。強烈な愛と、異常なほどの狂気を感じられる映画。
「母なる証明」というタイトルが、映画を観終わってから見ると かなり重く感じる。しか>>続きを読む
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作風、空気感、舞台設定。全てを取っても 常識から逸脱しており、完全に独自のスタイルを確立している。これがティム・バートン監督の長編初監督作品だというのだから驚きだ。初めてにして、既に それを感じさせな>>続きを読む
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現実の世界に飽き飽きした女性。毎日振るわれる夫からの暴力を忘れるため、映画の世界に浸る。ある日、白黒映画の世界から突如、1人の男が飛び出してくる。偽りの素晴らしい世界から飛び出してきた彼と過ごす一時は>>続きを読む
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「私に何が欠けているか、彼は知らない。ありのままの姿を受け入れてくれる。」というセリフが印象的だ。人には無い優しさ。彼女は、これを求めている。今作は 様々な差別をテーマとしているが、もう1つ。「孤独」>>続きを読む
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この作品は、恋愛映画の様に綺麗にまとめられていなくて、人間の不出来さとか、人間の不器用さや、ヒューマンドラマを描いている。だからこそ共感できて、気持ちがあたたかくなれる素敵な映画。人生、これからきっと>>続きを読む
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アニメーションだかこそできた魅力的なストーリー、コミカルなシーンも多数含まれた構成力、痛烈な社会風刺ながら説教臭くないさじ加減、そして 背景や音楽など 各所に見られる日本に対する監督の愛情。大きく見る>>続きを読む
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大袈裟ではなく 真剣に泣いた。救いが無さすぎる。世間の偏見。その偏見から来る 杜撰な裁判。もっと家庭の状況を調べていれば、母親の元に帰るより、ルディとポールに預けた方が幸せだったと分かるはずなのに、、>>続きを読む