スクリーンに広がる映像は暗くて淡く、少し古い日本映画の様だった。
18年の年月はあまりにも長すぎて、その時抱いた思いを今も昨日のことの様に捉えられるかなと考えたが、ジミーにとってそれだけ鮮烈な記憶だっ>>続きを読む
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シナリオが良いのか最後まで展開を予測させずとても濃密な108分だった。
過ぎ去った筈の過去が今に悩む藤代にとって実は重要な意味を持ち、衝撃的な弥生と春の絡み。春の「わかっていましたよ」の言葉が切ない。>>続きを読む
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人によって感じ方は違うのだろう。私には生き方の異なる登場人物たちが明確に描かれてシンプルな話だったと感じられた。
親の仇をという信念を持ち飄々と生きる晴明をはじめとして、民衆の生活基盤が整っていなかっ>>続きを読む
あえて予備知識ゼロで映画館へ足を運ぶ。久々に良い作品に出会えた。
(もちろん自分にとって)
話の流れや時代背景、登場人物の心情、役者の演技、何もかもが良かった。
最後こうなって欲しいと思ってたら本当に>>続きを読む
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前作では登場するに至らなかった羌瘣がどう演じられるかにワクワクしながらその時を待った。
「トーン、タンタン…」
アニメ版とは若干違うリズムに私は聴こえた。
アクションシーンも例えばスローで撮れば、>>続きを読む
クリス・ヘムズワースは相変わらず最高に思えたし、ナタリー・ポートマンも凄い立ち位置ながらもイイ味を出していた。
ソーが普通に思えてくる程のハチャメチャな展開だったらけれどこれは原作に忠実らしい。
確実>>続きを読む
リアルタイムで見た(テレビ中継)富士の最終戦。最終ラップの最終コーナーを水煙の中からハントが現れて走り抜けていく、その過程にあったドラマを深く知る事が出来て感慨深かった。
2人とも凄まじく雰囲気が出>>続きを読む
原作は知らないけど何となく行ったらとても良い作品だった。
登場人物の気持ちは出た瞬間に分かっちゃうし、結末もみえているんだけど、その結末に至るまでのプロセスを役者がうまく表現していて、観る者を飽きさ>>続きを読む
最近だとどうしても『ハンター・キラー』との比較になってしまうが、あちらはエンターテイメント。こっちは現実にあり得る話だと思う。
現実味を帯びているからといって面白いとは言い切れず、失われたものが多い>>続きを読む
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映画そのものはすごく良かった。
古代からの話って叙事詩的な密度があってとても好き。
でもアベンジャーズとクロスオーバー的な流れになると引き戻されちゃう。商業的な匂いがしちゃうけど、原作は何十年も前>>続きを読む
ストレンジは第一作が好き!今回はワンダが絡んだ分アベンジャーズに登場した時みたく成分の薄まった感があった。
やはりストレンジが自らの能力で世界に干渉していくほうがカッコいい。
思いのほかレイチェル>>続きを読む
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細かいことはどうでもいい!ひたすら楽しく手に汗握る作品で、終わってみれば心をほっこりさせてくれた。
理屈抜きで楽しめる。映画は娯楽エンターテイメントだということを久々に思い出させてくれた。
歳食っ>>続きを読む
人間というのは浅はかな生き物だという事を感じさせた。
シン・ゴジラでもこの感覚あったなぁ…。
本編はむりくり辻褄合わせ感が無きにしも非ずだったが、楽しめたから良かった。
往年の怪獣が禍威獣、宇宙>>続きを読む
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前章が良かっただけに後章では旧来からのファンを納得させられるのかと不安もあったがそれは杞憂であった。
45年前に初めて宇宙戦艦ヤマトを目にした時から不思議にも思わなかった事…。
イスカンダルはどう>>続きを読む
期待していたらそれほどでもなかった。
冷静にみると過去の世界観は変わらず。
え、なんで?どうして?と話の展開に期待しているうちに結局は同じ世界の中でもがいている感じがした。
やはり過去三作は偉大>>続きを読む
予備知識・事前情報無しで観たら結構楽しかった。
スパイダーマンの世界にストレンジが協力して難題を片付けるかと思いきや、これまでのスパイダーマンを集大成したと言っても過言でないほどの面白さ。流石アベンジ>>続きを読む
キングスマンの生い立ちを描いてはいるけど、時代が世界第一次大戦戦後とあっては前2作のようなハイテクな戦いとはいかない。
あくまでストーリーが主であるが、死んでほしくない登場人物があっけなく死んだりして>>続きを読む
久々のアクションを映画館で観た。
2度ほどビクッと体が反応して、後ろにいる人の手前恥ずかしかったが、それだけボンドの心情に引き込まれてリアリティがあったという事なのだろう。
話も緻密で飽きとか間伸>>続きを読む
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伏線だらけの前章ではあるが、人物描写がしっかり描かれている気がして心に響いた。冒頭、ボラー連邦の登場には2199でドメルのガトランティス交戦を彷彿とさせ驚かされた。『宇宙戦艦ヤマト‼︎新たなる旅立ち』>>続きを読む
『ラ・ラ・ランド』と『アバウト・タイム』のあと、観ようと思ってた作品。
2人のストレートな気持ちを軸に話は進むけれど、時代背景が戦前の話だけあって、住む世界が違うとかが大手を振ってまかり通る。
一>>続きを読む
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公開当時は流行り物だからと、意地を張って観なかった作品。
時間超越モノの傾向として、悲しい運命を頑張って変えるか、幸せな未来のために何かを捨てなければならない場合があるように思うが、この作品は前者。>>続きを読む
よい作品だったと思う。
この映画の大元になった「恋愛寫眞」は18年前に観た作品で、もう記憶もなく予備知識無しで観る事が出来た。
映像が古い作品だけあって懐かしさを感じさせた(色調、発色、画角、空撮>>続きを読む
全編を通して普通のラブストーリーだけど、タイムリープモノを絡めると話の自由度が増しダイハツ感があった。
中盤から終盤にかけてラストが見えなくなり、どうなるんだろうと先の見えない展開だった。
好きだけど>>続きを読む
長澤まさみ演じる主人公が自己中心的で嫌な女を全面に押し出していて、結末に向けてこの落とし前をどうつけてくれるのか!がまさに見どころだった。
願わくば主人公が何故も嫌な女になったのかを過去に遡って起こっ>>続きを読む
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序盤の無駄とも思える描写が実はクライマックスへ向けて結びつき、しかも予想だにしない展開に2時間40分を超える時間を感じさせない作品。結局地球はどうなったのかとか、クーパーとアメリアの再会はどうなったの>>続きを読む
過去のところ観た恋愛映画が立て続けにファンタジーだったので、現実味のある内容に好感を抱いた。主人公が好きな人を追って手かがかりを求めるあまりストーカーとして警察に捕まるところなど、現実でも一歩間違えば>>続きを読む
上野樹里の可愛らしくもなんか影のある役どころがハマっていたと思う。舞台を湘南に設定しなおしたせいか、絵が美しいことも作品を引き立たせていた。
前から観たかった作品。ちょっと切ない話の流れ、だったが1998年の単発ドラマ『彼女との時代』(内村光良監督、主演水野美紀:テレビ朝日)を思い出した。これってリメイクかと思ったら原作本がちゃんとある。話>>続きを読む
モンハンユーザーとしては行くっきゃないでしょ!
ゲームをモチーフにした新たな設定は結構楽しめた。後半はたたみかける様に駆け足だったけどもう少し時間をかけて描いて欲しかった。
ラストシーンは「えっ、そう>>続きを読む
なんかね、もう使命感だけで観に行った。1995年、テレビで観た最初のエヴァに衝撃を受けて以来忘れた頃にやって来る劇場版を観てきたが、あまりにも間が空きすぎて、序破Qの内容も忘れてしまった。が、復習する>>続きを読む
発売されてすぐに購入した原作本だが、とても重い感じがして途中から読み進めなくなった。
あれから4年近く経って映画化され、未だに読み終わっていない事に気付き映画館へ足を運んだ。
リアルタイムであの事>>続きを読む
映像がきれい。仙台が主な撮影場所なのだけれど、メジャーな場所は一切使わないで、看板とか字幕が無かったら仙台と気付かないところも好感が持てた。広瀬すずと森七菜のまわりを固める俳優陣が地味に豪華で良い存在>>続きを読む
車好きのオールドファンなら、キャロル・シェルビーやリー・アイコッカはつとに有名だか、恥ずかしながらケン・マイルズは知らなかった。タイトル通りの企業VS企業の対決というよりは、企業の論理に翻弄された悲運>>続きを読む
エピソード8の体たらくをよくぞここまで挽回した!というのが正直なところ。綺麗にシリーズの最終作を締めくくったと思う。が、シリーズ8で表現した設定を否定していたことからも、シリーズ8は問題作だったと思う>>続きを読む
まぁ、家に帰って寝れなくなるような怖い作品ではなかったな。ストーリー展開的にはよくまとまっていた。
劇場の最前列で観客が写メを撮っていると思ったらアナベルが座っていた。あのアナベル人形、全国で何体作っ>>続きを読む
ジェームス・キャメロンが「俺だったら続編はこう作った!」ともいえる作品に見えた。年齢的にもシュワルツネッガーとリンダ・ハミルトンが出演する最後の機会かなぁ。余計な謎解きとか、緊迫感が無くて安定のストー>>続きを読む