ぽんずときゃらめるさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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シテール島への船出(1983年製作の映画)

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幸せな時間。
夢を持ち、そこからすべてを失った人々の映画である、と。
孤独がつきまとう人生、海に取り残されるラストシーンに圧倒される。

ダムネーション 天罰(1988年製作の映画)

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見終わった後の、時が停まっていたいたような、そんな心地の良さがたまらない。
湿り気ある長回しのなか夢現で体験する世界は、きっと映画のお供にコーヒーでなくチャイラテを選んでしまったせいだろう。
それもま
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

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分からないようで分かるが分かるようで分からない。
ただひとつ確かなことはとんでもなく面白い。
夢野久作ミーツ松本俊夫

10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス(2002年製作の映画)

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抜群。
濃いコンピレーションで全て良いが、やっぱりビクトル・エリセは格別。詩情と愛溢れる作風が好みなんですしょうがない。
アキ・カウリスマキ、ジム・ジャームッシュ、チェン・カイコーも印象に残っているな
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

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これぞアヴァンギャルド!という商業映画、
ポップアートのような色彩、コラージュされたシュールな映像、至るところに愛が詰まっている。
食べられちゃう。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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振り切っている。振り切りまくっている。
遊び心に溢れていて、音楽も映像も全く飽きないほどに刺激的。
ユーモラスで素直に楽しめる、ド派手映画。
オープニングのクールさにまず痺れる。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

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いい具合にぶっ飛んでいるけれども、それは表層で奥には孤独な少年の生がある。物語構成がしっかりとあり、一見複雑だけれど
分からなくてもうさぎ、うざぎ、映像がみていて気持ちいい。
ふわふわしていて想像以上
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10ミニッツ・オールダー イデアの森(2002年製作の映画)

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永遠に追い求めるわ時間よ待っていて。
色の異なるコンピレーション。
ベルトルッチ、イシュトヴァーン、ドゥニ。
そしてゴダール、飛び抜けてするりと心に飛び込んでくる。

野いちご(1957年製作の映画)

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夢と記憶と回想とが織りなす孤独のファンタジー
シュールであったかくてすき

奇跡(1954年製作の映画)

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風に揺られる草の音や動物の鳴き声、時計の針の語る語る。人物とカメラの動きによって次々と構図を変える長回しはまるで動く絵画のよう。陰影が全体の空気感を支え、生と死の輪郭を描き出す。時折挟まる感覚が揺さぶ>>続きを読む

うなぎ(1997年製作の映画)

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嫉妬と弱さと成長と、ファンタジー。
実直ながらもどこかコミカルでほっこりする。
役所広司ほど刑務所は似合うが心は優しい、という人物にハマる役者がいるだろうか。。。

ファミリー・ネスト(1977年製作の映画)

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こんなにも見ていて辛く、かつ心に残る映画は見たことがない、というのは冗談で決してなく、それほどまでに人間の弱く醜く傲慢で身勝手で自己中な様相が記録されている。前情報をほとんど知らずに見たため途中までド>>続きを読む

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

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優しい悲壮感に溢れている。
解像度が高く素晴らしい音、囁き声や水、自転車、電車、ヒール、、、それらが過ぎ去り、消えていく。
まるで繰り返しのように、イメージがは反復され、次第に記憶の渦に巻き込まれてい
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霧の中の風景(1988年製作の映画)

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これはもう。
絶対に好きだろうと思い見たけれど期待を裏切らない。
作品に漂う空気感、兄弟が対峙する世界の哀しさ、
まさに始めに混沌があり、光が来るという台詞、テオ・アンゲロプロス本人が語っているような
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天使の入江(1963年製作の映画)

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依存心理というかキャラクターのやばさが際立っている。
キャスト含め魅せ方がいちいちかっこいい。
連続鏡の破壊力。

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

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ノワール
光の意匠が印象的。
ズーム、クローズアップで映る表情の危うさの楽しさ。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

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演出魅せ方かっこよく、狂気迫りくる心理描写はさすか。
突っ込みどころは満載。

ガートルード/ゲアトルーズ(1964年製作の映画)

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愛とは幸せとは生きるとは
見ていて洗礼を受けるような、清らかな心になるような、
そんな感覚をモノクロの映像美に。

ロープ(1948年製作の映画)

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220112
ワンシーンワンカットの極み。
一室を舞台にした演劇のような会話劇。
明暗やキャラクターの動きが見ていて気持ち良い。
優生思想的な議論も、

三重スパイ(2003年製作の映画)

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キャラクターもテンポも不思議なほど淡々としているように見える。
ただそこには不穏な空気があり、次第に夫婦を取り持つ均衡に動きが生じる。会話を魅せる工夫、難解ではあるが。
疑念という感情はとても映画的だ
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駅馬車(1939年製作の映画)

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かっこよぎるアクションシーン
馬車のずるさ
秀逸。

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

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センス満ちる。
ほとんど船上にも関わらず、どのカットも美しいのはカメラワーク、人物の動かし方が卓越しているからなのか、、
まさにナイフのように切り込んでいく青年によって生まれる2+1人という関係性は物
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

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粘度の高い空気に覆われているような、
そのなかに入り込むような感覚。

ハッピーアワー(2015年製作の映画)

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圧巻。
テキストと身体。
まるでキャラクターのドキュメンタリー。

長屋紳士録(1947年製作の映画)

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素直に面白い。
敗戦後の日本の様子や人々の営みが持つ力強さ。

麦秋(1951年製作の映画)

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映画初め。
テンポとユーモア。
日常の細やかな素晴らしさ。
いいなあ、ねえ。

自転車泥棒(1948年製作の映画)

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迫るリアリズム。
自転車という物を中心に、たったひとつの出来事を契機に動かされていくキャラクター。
親子愛や悲壮感の充満。
すごい。

満月の夜(1984年製作の映画)

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パスカルオジェの映画。
言葉と感情の齟齬にぐっと惹き込まれる。
もんどりあーん

恐怖分子(1986年製作の映画)

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しっとりしている。
エドワード・ヤンで一番好きかも。
静けさのなかの靭やかな感情。

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

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他愛もなさ。
もし‥演出がかわいい。
テーマといい距離はあるけれどドキュメンタリーのよう。

パリのランデブー(1994年製作の映画)

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面白い。
いわゆるフランス的恋愛映画とはちょっと違う、
男女の会話の関係劇のような。
キャラクター魅力的。

第三世代(1979年製作の映画)

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強烈。
夢のなかにいるような感覚になる。
よくわからないのだけれど、気づけば虜になっているくらいに好き。
オープニングかっこよすぎる。

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

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色、映像、音、狂気的。
夢のようにカオス、というか途中意識失いかけたが映画世界に入ったようにぐるぐると。
とても好き。

(1954年製作の映画)

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キャラクターが好き。
バイクでのふたりのショットいいな。
道。