patty7610さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

patty7610

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宇宙戦争(2005年製作の映画)

3.0

タイトルで戦争となってますけど、まったく戦争になってません。まあパニック映画です。パニック映画なので、導入と結末はまあそういうことなんだろう、と。正直ワケ分からんのだけど、これに限らずパニックの元を大>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

3.0

前後が確定してる真ん中の映画ってジグソーパズルの穴を埋めるようで、それだけでワクワクする感じがある。つうかエピソード4、5、6の前にこれは絶対観ちゃいけないよな。壮大なネタバレ映画。

アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

3.5

「Mr.インクレディブル」と同じ監督。やはりアメリカ臭い。前半はまんま「E.T」だよな。岡田斗志夫が「アメリカのトトロ」とか評したらしいけど、分からんではない。でもロボットの動き回る様は「ラピュタ」の>>続きを読む

七人の侍(1954年製作の映画)

4.1

これはアレだ。漫画で手塚治虫を読んだ時のような、音楽でビートルズを聴いた時のような、そういう感じ。骨子は衰えてないどころか、現在のスタンダードを感じつつ、やはり技術的には厳しいかも。でも魂はいつまでも>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.0

「電車男」よりも前にアメリカでオタク物語やってんじゃん。コスチュームを自分で考えちゃうあたり、なかなかいい感じです。クモの巣アクションをみてると、若手芸人の逆バンジーを思わせる。

メメント(2000年製作の映画)

3.9

あったまおかしくなるっつの。逆まわしで進む物語は最終的に真実が分かると思ったら、結局最後まで分からずじまい。いや、自分が頭悪いだけかもしれないけど。でも現実もそういうもんだ。真実なんて結局主観。

ひかりのまち(1999年製作の映画)

2.5

既婚/未婚の3姉妹を軸にした恋愛というか人生というか、な話。たしかに黒田硫黄っぽいかも。「面白い」ではなく「いい」映画。空気を楽しむタイプの映画。だからこの邦題は正しい。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

精神の病ってなんだろうね。生きていく上で不都合な心持ちは多かれ少なかれ誰にでもある。ただその気持ちは自分と同程度の者しか理解することはできない。いや、同程度であったとしてもさらには同質でなければ、もっ>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

2.8

もう一歩ハマれなかった。多分、工場の空間の問題だと思う。工場内の仕掛けが子供にみせるための、そしてハメるための、パーツにしかみえなかったんだよな。工場内は異次元のようにみえるけど、やっぱりその外観以上>>続きを読む

ラスト サムライ(2003年製作の映画)

2.8

外国人のサムライ/ニンジャ観も細かいところを挙げればきりがないが、泣きそうになるほど酷いのも無かった。あ、ラストの天皇だけはいかがなものか。

きょうのできごと a day on the planet(2003年製作の映画)

2.0

最近は感動というのがよく分からなくなってきて、結局不幸をみたら感動なのか?もしくは不幸からのハッピーエンドが感動なのか?そんなことを考えてると、なにも起こらない話が観たくなるんです。で、観るとやっぱ映>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

2.9

あー、こういうのを好きなのが映画好きっていうんだろうなー。先駆者だから凄いんであって、リアルタイムでなければ意味をなさない、ということでしょうか。でもそれを追いかけるほど自分は映画好きじゃないのかも。

TAKESHIS’(2005年製作の映画)

2.3

前評判通りのワケ分からん映画でした。こういうのの評価って難しいね。つまんないわけじゃない。でもつまんなくはない、て思うのは過去の北野作品のイメージがあるからなのかなあ、とも思ったり。フツーに観たらやっ>>続きを読む

世界(2004年製作の映画)

3.5

中国に実在するテーマパーク、世界公園で働く地方出身の男女の話。良かった。パンフに南Q太の文があったけど、そのテの漫画が好きな人にはど真ん中じゃないかと思う。

疾走(2005年製作の映画)

2.0

重松清原作の映画化。なんというか想像通りの原作のダイジェスト版のような出来。観る前から時間足りないだろうな、でも内容を切るに切れないだろうな、と思ってたらその通りに。やっぱ映画化で成功するのってどっか>>続きを読む

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.7

やっと三谷幸喜の真骨頂をみた気が。いままでドラマしかみてないもので。まあ本物のファンにしてみれば舞台を観ろ、と言われるのだろうが。

みんなのいえ(2001年製作の映画)

3.8

三谷幸喜の作品は演者のキャラクターと
シチュエーションが全てだ。そこさえかっちり押さえてあればあとは自然に話が出来上がる。その状況でその人はそう言うはず、という必然性こそが醍醐味なんだろう。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.4

スピルバーグはこれくらいの作品のほうがヘタに大作つくるよりいいな。「ターミナル」あたりに近い感じ。そりゃトムハンクスでてるからか。

花とアリス(2004年製作の映画)

2.5

うーん、悪くはないんだが、岩井俊二にはコメディセンスが無い。まあ自分でも分かってるだろうから、無茶もしてない感じだけど。もっとファンが欲しがるのをそのままやればいいのになあ。

THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

3.9

恐ろしく綿密にスケジューリングされたリアルタイム演出は、ゲームの「街」や「moon」を思わせる。これは舞台で培った武器なんだろうな。そして三谷幸喜の作品は配役がいつも絶妙で、今回はその上頭数が多いもん>>続きを読む

モンティ・パイソン/人生狂騒曲(1983年製作の映画)

2.5

うーんこんなもんか。Mr.ビーンよりかは全然ましですが。思ったよりエログロ系なのね。しかしまあ結局笑いってのはいかに時代と文化の背景が必要か、ということを改めて感じた。

東京物語(1953年製作の映画)

4.0

いい映画だった。日本の礼節がとても良かった。将来は笠智衆のような爺さんになろう、と思った。その前に親孝行しなきゃ。しかし昔の俳優ってのは演技力ではなく存在感がモノをいうのかね。原節子は本当にええ人そう>>続きを読む

スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.7

素晴らしい。なんか全体の構成が宮崎アニメっぽい。いや、初期の宮崎アニメがいわゆる映画的構成に忠実だからか。ただ一点気になったのは、顔見せ過ぎ。それで今後もバレずに、てのはさすがに無理なんじゃあ。

アマデウス(1984年製作の映画)

4.1

サリエリたまらんな。実際そばにあんな天才いたら耐えられんだろうな。そして天才はどうしていつも奇人と紙一重なんだろうか。でもたとえ人格者だったとしても、嫉妬が消えることはないだろうけど。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.0

ジョン・ローンかっこええ。紫禁城を出るまでが最高ですな。あとシーツの中のベッドシーンがすんげえエロい。

太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年製作の映画)

4.2

すごい。これは素晴らしい。序盤こそナメてかかって丁度いいくらいだけど、ヒルダが出てきてからがヤバい。これぞ高畑演出と言わんばかりのヒルダの繊細な心理描写はとても黎明期のアニメとは思えない。そしてアクシ>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.1

ヘンな映画だなあ、これ。というかヘンに思ってしまうのは自分が日本人だからか。でも外国人からみた日本としてはそんなに違和感なかったけどな。この映画で一番すげーとおもったのは藤井隆だったり。マシュー自体何>>続きを読む

ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

2.4

これずっとCGだと思ってた。パペットアニメーションなのね。そう思うと相当すごいんですが。内容的には序盤がかなり強引な印象。この強引な雰囲気こそ、中世の時代にあったものかもしれないが。あと色調があまりに>>続きを読む

海辺の家(2001年製作の映画)

3.0

人生の最後に離婚した妻側にいる不良息子と海辺に家を建てる話。話のスジは嫌いじゃないんだけど、シリアス/コメディの割合がおかしい。シリアス寄りなら9:1、コメディ寄りなら3:7というのが自分の思う黄金律>>続きを読む

緑茶(2002年製作の映画)

2.5

中国映画。見合いを重ねる大学院生とその女性に惹かれる男との恋愛映画。大学院生とピアノ弾きを演じる主役の女の子は凄く美人なのに、相手役は激しく微妙。そこだけをなんとかして欲しかった。