今泉監督関連作品は6年ぶり、そして城定秀夫監督作品は初めて観た。日本の多くの若者たちに向けた、よくできた愛の賛歌だ。
俳優たちが台詞を自分の言葉として、ノリに乗って演技しているのが感じられて素晴らし>>続きを読む
トークか作中か忘れたが、監督が、日記を書くことについて「記憶を捨てるために書いてる」と言っていたのが印象的だった。
どうして監督は意図的に記憶を捨てながら生きているんだろう?喜びにも悲しみにも振り回さ>>続きを読む
アピチャッポン監督はこの作品で、自分は国境にとらわれず映画を作れるのだということを証明して見せた。
このレビューはネタバレを含みます
両親を亡くした28歳の編集者女性が、叔父のはからいで都心を見下ろせる高級マンションの一室に住み、新しい出会いや別れを経て未来へと歩み出していく物語。
…と、一見あらすじはキャッチーだが、一筋縄ではい>>続きを読む
この映画の女性たちのように、自分の思考をとめどなく臆することなく言葉にしたり、自らアクションを起こせたりするような人間になれたなら…。『PASSION』『ハッピーアワー』を筆頭に、濱口映画はいつもそん>>続きを読む