序盤から、例年感じていたテンポの遅さが今年はないぞ……期待できる…!と思っていましたが、フィナーレに向かうにつれて確信へと変わりました。哀ちゃんとコナンくんの関係性が好きすぎる。ネタバレにならないよう>>続きを読む
アイルランドの高校生たちはお盛んだなぁと思いながら鑑賞。アンバーとエディは、本当の自分に至るタイミングが違ったけれど、最高のパートナーだったなあと。
若干刺激強めであたふたしましたが、総じて背景の街並>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「死ぬのが怖くない」
そう前半で呟いていたすずめは、悲劇的な過去を塗りつぶし閉じ込めていたのだと思う。そんなすずめが、寂れた土地の忘却された思い出に触れつつ後ろ戸を「閉じ」ながら過去を「開いて」ゆく。>>続きを読む
82分に凝縮されたタイムリープの展開と、まさかの感動ストーリー。『14歳の栞』で才能を爆発させていた竹林亮監督の最新作なんですね…Fan登録しちゃいました。
笑わせにきつつ、ループを抜ける人たちへの>>続きを読む
叶えられなかった夢を娘に対して抱く母親、家庭と学校という小さな世界。題名のハチドリのように、風1つで吹き飛ばされてもおかしくない中、何度も何度も(惰性的であるが)居続ける様は見ていて悲しくなった…>>続きを読む
過去の自分もすぐ先の未来の自分も、全てが同一人物ではあるけれど置かれた時間によって考え方が変わるのは当たり前。同じように、誰かの言動1つ、それが褒め言葉であれ暴力的なものであれ、人間を変えるには十分な>>続きを読む
非常に難解だった。くやしい…
なぜ人間が"いのち"を愛しく思い、儚いものとして扱うのか。それは有限性であったり、記憶が常に変化し続けるからであったり、不可逆的であるからだと思う。After yang>>続きを読む
「この山で私は人間になれた。」
神と日本独特のムラ社会の閉鎖性が、寓話的になりすぎず描かれていく。冷害に瀕す東北の山に囲まれた小さな村で、誰もその出口を知らないにも関わらず、「ムラの命」を大義名分に>>続きを読む
おそろしいほどに写実的な、記憶が消えるという体験の描写。前評判をいい意味で裏切られた作品だった。ひとことで表すなら、記憶のほころびから生まれる違和感を、人を人たらしめる要素として理解させてくる映画。>>続きを読む
岡田准一と坂口健太郎の繰り出す、ハードアクションUndercover映画。もはや説明不要、考えるより感じろと言わんばかりの序盤からの飛ばし具合で、目眩がするほど状況が刻々と変動する。そんな流れの中で、>>続きを読む
殺し屋がたくさん乗った高速鉄道 in Japan!というインパクトを感じた。和テイストな予算規模大きいB級アクションコメディと考えればまあ無しでもないかなという感想。嫌いではない。
ただひとつ言わせ>>続きを読む
どこか心の原風景を想起させる映像と、まったく押し付けがましくないストーリーが愛おしい映画。
とにかく観ていて笑みがこぼれてしまう。ギャグにウケたとか可愛いからとかではなく、こうなんというか、自分が「>>続きを読む
実は今回がミニオン初鑑賞。登場人物すべてがはじめましてなので、プリクエル・トリロジーを最初に観たStarWars初心者のような気持ち。
ヴィランしか登場しない(ヴィランというほど邪悪ではないが)中、>>続きを読む
ユン・ヒョンギが手掛けるタイムスリップ系青春映画。クリストファー・ランドン監督のHappy Death Dayからシリアスさを抜いた感じ。家族で楽しめるサスペンスかも。
ドラマの短縮版なので非常に物>>続きを読む
劇場で本編を鑑賞してからAmazonPrimeで観ました。最近はこういう前日譚がトレンドなのか…
本編で繰り広げられる歯がゆい恋物語(というより浮気物語)では「彼女」が地に足つかない不思議な女性とし>>続きを読む
オラフってただ戯けてるだけじゃないから好き。
周りで起きたゴタゴタに全然気づかないけど結局は辻褄が合うところ、でも周りの愛情と悲しい気持ちには人一倍敏感なところ。そんなキャラクターを見てると、現実を>>続きを読む
とにかく手書きで書いたとは思えない(想像するだけで間違いなく大変そうな)作画の物量。観終えてシーンを回想したとき、絵巻物を開いているかのような気分になった。
ストーリーとしてはなんの変哲もない竹取物>>続きを読む
命に欠かせない「食」と、確かに今ここで「生きている」という感触を自然と結び付けてくれる映画。冒頭は本能としての食べるという行為が描かれているけれど、終盤には口に含むという行為まで遡ってその意味を提示し>>続きを読む
残念ながら全く刺さらなかった…冒頭で監督と脚本が出てきたときに先入観ができてしまったせいか、はじめの20分くらいですべてを悟ってしまいあとは消化試合…
毎日見せてくれる福本莉子さんの屈託のない笑顔は>>続きを読む
アクション系邦画としては大規模かつ豪華なVFXとスタントが味わえた作品。物語として起承転結がはっきりしていたので見ていて苦になりませんでした。
ただ、プロット自体にあまり独創性は感じず(原作がある史>>続きを読む
対談付き特別試写会にて鑑賞。
観終わったときに、あれ自分には出来ないって勝手に決めつけてたこと無かったっけ?と思う映画でした。
生理、妊娠、中絶、結婚、子育て…前時代的な考え方では女性が多くを負担し>>続きを読む
シリーズ完結作にふさわしい締まりの良さを感じた、ジュラシックワールド最新作。「自然と人類の共生」「科学者としての矜持と倫理観」が色濃く出ていたなぁと感じました。そのためか、前作までのようなTHE恐竜の>>続きを読む
曲ばかり知っていたのでいつか見ないとなと思いはや数年、やっと全編見られました。ちょっと展開が早いかなと思った。恋に落ちたアリエルが表情豊かになっていてすてき。
フランダーもセバスチャンも、もちろんア>>続きを読む
統一ソマリ会議(U.S.C.)に見つかっても死、半グレ集団に見つかっても死、警察も頼れない。そんな状況がずっと続くので緊張感が続く映画でした。史実上は中国大使館の人たちどうなったんだ…
ただ、トンパ>>続きを読む
夜の海、星のかけら、空と宇宙の切り替わりがとても柔らかく描かれていて好き。はじめは見様見真似で動いている少年が、ちょいプライド高めなお父さんたちを見ながら自分らしさに至る話かなと思った。
長編アニメ>>続きを読む
アナ雪1で家族バラバラになってた分、本当にしあわせになってよかった〜と親目線のように観てしまった…
アナとエルサのためにオラフはよく頑張ってるけど、オラフはエルサのことお母さんみたいに感じてたりする>>続きを読む
エルサのために(空回りしつつも一生懸命)頑張るオラフがすてき。やっぱりプレゼントは考えてくれたことが一番嬉しい。
Disneyロゴで流れるUn bacio a mezzanotteで掻き立てられるワクワク感、船上で蓄音機から流れるO mio babbino caroの醸し出す空気。透明な海と鮮やかなみどりがとって>>続きを読む
大人ぶった子供な15歳と大人になりきれない25歳。くっつきそうでくっつかない。どちらかが歩み寄ると、想いが高ぶって振り切りたくなるのは駆け引きのように見えて幼いだけなのかもと。
うずうずするくらい心>>続きを読む
伝える手段としての声・音がないとコミュニケーションがしづらさそうだと勝手に思っていたけれど、想像以上に言葉がぶつかり合っていて圧倒された。ある種のヤングケアラーなのかな。
原作をとてつもなく昔に読んだ(気がする)上で鑑賞。自分事になると客観的に判断できなくなるのは人間関係も例外じゃないなと。終始、共感性羞恥がくすぐられて居心地が悪かったけれど、キャストの演技は悪くなかっ>>続きを読む
愛する人がゆっくりと、でも確実に遠い存在になっていくということ。末っ子として育てられているけれど、一番繊細で大人な態度のシモンが少しずつ見せる"子どもらしい"面に惹かれました。
全体的にダイナミック>>続きを読む
よくあるピクサー映画!という感じ。ポリコレとどこかで見たことあるキャラクター感が強すぎてちょっと疲れちゃいました。
バズライトイヤーが(悪気はなくとも)自己中心的で、パーソナリティ障害なのかなぁとか>>続きを読む