終盤の失速は減点ポイント、途中まで人間付き合い上のホラー感がとても良かったのにな。
あとお父さん同士の見つめ合いが恋愛ものに感じた、かろやかでロマンチックな音楽をかけたら。
人の悲劇を娯楽消費することを指摘する作品、にしたら消費するハードルが高すぎる。エンドロールが気持ち悪くさせるのがうますぎて、劇場から逃げ出してしまった。
落下の解剖学に近いことを描く一作。ブラウスまみれのあのシーンが力強い。
ここ数年気になってるテーマをわかりやすく整理整頓してくれたドキュメンタリー。映画好きの人に必見。
主人公だと思う人が、あっさりというか冷徹に描写が途切れることで、現実味をもたらせた。国境警備隊の男の人が、ウクライナ難民を受け入れる時に活動家グループの人に「ベラルーシの時もこんなに優しかったらね」と>>続きを読む
飛行機内鑑賞。社会運動家への皮肉かと思いつつも、それがメインテーマじゃなかったっぽい。現場では気持ちが高揚し制御できなくなるのがすごくリアル、どこまでも資本主義に捕らわれる主人公が可笑しくて悲しい。最>>続きを読む
ホラーが見れない子供の頃に気になってる作品をやっと見れた、なかなか面白い。
色々惜しい部分あった。ミアゴスの力演とカッコいいエンドロールに各一点。
予想した展開と異なってびっくり、淡々としてるけど終始ハラハラしてた。夫と娘のまとめ方もう少し力入れてもよかったかな。隣人とのくだりはどういったメッセージを含めてるのがキャッチできなかった。
湿って暗くて、寒い土地であることが存分伝わった一作。スケール違うけど《first cow》を想起するような自然と人々のモンタージュ。
相手のわかる言葉で話しかけない悪意(仕打ち?)にゾッとした。
やろうとすることが分かりつつも、詰めが甘く感じてしまう一作。事実に基づく作品というのに絶望を感じる。
終始不安で辛かった、リアルで身近な描写がすごい。随一のホラー。
賢さで売りじゃないと分かりつつも、本当に一直線な作品だった。だけど嫌ではなかった。
初めてのショーのカメラワークが秀逸すぎたのと、保険業者との楽屋での会話が気持ち良かった。
「法律は言語のひとつに過ぎない、人間はこの言語を発明し、それで人生を延べ、あらゆる問題を解決できると迷信する。」
と台湾の小説にこのような台詞があった。本作を見たとき、この台詞がずっと頭から離れられ>>続きを読む
わたしにとって、ゲーム実況の楽しいとこは、プレイヤーが何度も何度も同じことをチャレンジして乗り越えたところだ。そんな精神を人生にも実行できると見せた本作で、涙が止まらなかった。
特に涙頂戴のくだりがないのに何度も泣きたくなった。91年にこんなメッセージをこんな風に仕上げできるのって、リドリースコットすごい。。
何回か理由なく、突然キツく当てられた友人と絶縁したことあって、人には人なりの訳があると、今作が改めて教えてくれた。優しい人になりたい。
めちゃくちゃいい。。気持ち悪かったし辛かったけど、悪夢を描くのがうますぎる。
ボウの眉毛はイニシェリン島の精霊のコリンファレルレベルの存在感。