jun2kmさんの映画レビュー・感想・評価

jun2km

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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.6

やっぱり、何かをしでかすなら男どうし!もう、絶対に男どうし!おれ、子どもの頃は、神戸市の海沿いに住んでたんだぜ。海まで1分。テトラポットの上に座って海を眺めてたなぁ。今は阪神間の山沿いに住んでる。行こ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.8

なんて酷いストーリーなんだ!だからこそ私は、こんなにも惹きつけられたのか。何もかも失うのが怖かった男の子。私は、そう判決を下しました。見る人により、判決が異なる作品です。いや、そもそも、この家族の物語>>続きを読む

ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

4.0

誰もが戦って生きている。戦う相手は自分自身。その戦いを投げ出すことなく、全力で走る。いや、走れ!もしかしたら、走っていこうとするその先は、光が溢れている場所かも知れないだろ?だから、おれ、そのために生>>続きを読む

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

4.0

マッチ売りの少女の物語のように、フランダースの犬の物語のように、絶望の中にある人間が、冷たく暗い雪の夜に、たったひとりきり、儚いのに長い夢を見て、歓びの光に包まれ、誰にも知られず、ひとり静かに召されて>>続きを読む

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.9

最近、気になってるジム・ジャームッシュ監督作品。以前見た、パターソンは俳句的映画やったけど、この作品は武士道的映画。と言ってもね、ここ大切なとこやけど、おれ、日本生まれの日本育ちやけど、武士道って全然>>続きを読む

ミスター・ベースボール(1992年製作の映画)

3.5

見終わった!swing away!なんて気持ちいいんだろ!おれ、巨人ファンだけど、中日ファンになっちまったよ。ヒロコさんの顔は好みやないのに好きになっちまった。それが映画の魔法なんだ。出てくる人の全て>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

日が沈んで、仕事帰り、50席ほどの小さな映画館で見てきた。
何年か前、心を整えるって言葉が流行った。この作品の主人公は整った穏やかな生き方をしているようだけど、そうではないのかも知れない。
作品の最後
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

今まで見た日本映画の中で最高峰のひとつ。エンドロールの伊福部。そこにいかに持っていくか。完璧だった。劇中、8回涙でスクリーンが滲んだ。もう、残りの人生で映画を見なくても構わない。私の心の増幅回路が火花>>続きを読む

荒い海(1969年製作の映画)

3.5

南氷洋の捕鯨船団の物語。クジラに捕鯨砲でモリを打ち込み、船上に引き揚げて解体する。それがメインの物語。船団が神戸港から出港してました。子どもの頃、神戸市の海岸沿いに住んでたんやけど、近所に日水の社宅が>>続きを読む

クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.0

日航機墜落。あの日、ぼくは南アルプスの光岳の沢登りを終えて静岡駅にいた。大学山岳部だったから。そして静岡駅は暑かった。恐らく、誰もがあの日、どこで何をしてたと思い出そうとするはずだ。そして、少しでも、>>続きを読む

山の郵便配達(1999年製作の映画)

4.1

へへへ。ちょっといい映画を見てしまった。あなたに教えてあげるね。中国の湖南省の山間部を、郵便を届けるために歩き続ける配達員の物語なんだ。深い緑、谷、山、赤土、湿度の高い森、水田、水牛、川、水車、風雨橋>>続きを読む

バイオハザード(2002年製作の映画)

4.0

アリス!ひゅーひゅー!マイラブ!
全6作を一気に見ちまったぜ!えがったぁ!
一作目は、けっこうそれなりに、うっ!おっ!くぅ!って声が出る緊迫感!怖ぇぇよぉ!やったけど、、、。2作目からは慣れてしまって
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.2

Amazon primeで48時間レンタルした。
今、残り19時間。つまり借りてから29時間たった。その29時間で3回見た。そして6回泣いた。残り19時間で2回見て、さらに4回泣きたい。おれ、学校が大
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シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.4

描かれている全てが不確かなままの方がいい。精神の不確かさと妄想こそ、人間の証。もう一度、見返してみたいけど、やめておく。伏線回収とか、あの場面はそういうことかとか、額の傷はロボトミーの痕なのかとか、、>>続きを読む

カプリコン・1(1977年製作の映画)

3.8

主人公が死なないのは映画だから。
だから映画って好きやねん!
あなたも129分の魔法にかかりましょう!
赤い複葉機のエンジン音と振動!
赤いフェアレディZの美しさ!
この二つが見られるだけでオレは満足
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

-

番組表を眺めてて、あ!これ、ホアキン・フェニックスさん主演の「ジョーカー」に影響を与えた作品で、確か知識人の評価が凄い高い作品だった筈。そう思い出したんで、かなりいろいろ調べて予備知識満載で見てしまっ>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

おれ、たいして努力もしてない。それなのに、仕事に就き、給料をもらい、それなりの暮らしをしている。そして、世界中の出来事をニュースの解説者のように説明できればいいと思ってる。土の匂いも嗅がずに暮らしてい>>続きを読む

ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

4.8

何年か前に、職場の同僚と、映画のことで初めて少し話したことがあった。その同僚に「次に観たい映画は?」みたいなことを聞かれて、「おれは、ライフ•イットセルフやな」って答えたら、同僚は「ああ!ライフ•イッ>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

造形的には1号も2号も記憶通りでよし。
お話しは、今風に上質にまとめたって感じです。
怪人たちも、それなりにたくさん出てきたし。
でもなぁ、五百円札を握りしめてサイクロン号付きのライダーのプラモデルを
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宇宙大怪獣ギララ(1967年製作の映画)

2.5

子どもの頃、べったんで遊んでた。あ、そうそう。神戸市では、メンコのことをべったんって言うんだぜ。その、べったんの絵に描かれてたギララとアストロボート。カッコよかった!学校の休み時間、自由帳にギララとア>>続きを読む

ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

3.2

原作は何回読んだことだろう。
どうしても泣きたいときに読む、大好きな一冊。
この映画作品はよくできていると思います。
ただ124分は短すぎた。
私は、青い髪の仙女様とピノキオの長い長い物語を、この2時
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.4

宝塚市の単館で鑑賞。日曜日とあってか、賑やかやなぁ。今日のロビーは、ザワメキのあるところ。まさに俗世。それに対して、作品に出てくるザリガニの鳴くところは、浄土に違いない。
少しミステリーテイストの作品
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タンポポ(1985年製作の映画)

4.5

見たのは高校生の時か、いや大学生か。
それ以来だから、40年振りかぁ。
ぐぅぅぅ。ぐぅの音もでない。なのに、ぐぅぅぅと言わざるを得ない。こんなに凄い作品だったのか。ああ、食べたい。そして、それ以上に、
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遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

またまた得意の丑三つ時鑑賞。ソ連が世界に与えたスプートニクショックが物語の発端。
廃鉱が近い炭鉱で生計を立てている田舎町の人達が、夜空を音もなくツーっと進むスプートニクを見つめる。みんな、何を思ってい
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トロール(2022年製作の映画)

3.0

冒頭の岩登り場面良し。そういや昔、トロールのシットハーネスで岩登りしてたなぁ。おっと映画に戻らんと。ノルウェーの風景とか街の様子とか満喫しました。なるほど、フィヨルドやから船で避難するんだ。いつか行き>>続きを読む

長江哀歌(ちょうこうエレジー)(2006年製作の映画)

3.8

三峡ダムで水没する街が舞台。そこに16年間、不通だった妻を探しに山西省からやってきた一人の男の話です。見所は長江のぬめぬめ感!ああ、そうだ、そうだ。思い出したぜ。おれ、40年近く昔に、長江の上流の岷江>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

5.0

初めて5.0をつけてしまった、、、。
私が知りたいことが主題として描かれていたからだ。私は何のためにここに在るのか。それが、私が知りたいことだ。
この映画を見た後、2階の部屋のソファに座って、音楽を聴
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.9

土曜日も仕事。午前0時。疲れた、、、。録画した映画を少し見て寝るか、、、。と思って見始めたら、一気に見てしまった。そして自分の心の中の不正な部分と戦い、完璧なまでに自分の心の闇を叩きのめすことを強く決>>続きを読む

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

4.0

シュウィンの自転車。店のショーウィンドウ。子どもと老人。少年時代。野球。超能力、、、。スティーブンキングお馴染みのアイテムが散りばめられていた。スティーブンキング原作やから当たり前だ(笑)そして、どの>>続きを読む

最後にして最初の人類(2020年製作の映画)

2.0

スコアはホントは2.0やないんですぅ。その訳は最後まで読んでもらうとわかりますぅ。
10月3連休の最後の日。この日が、私の今年の「最後にして最初の連休」(この後、土日が連休になる日がないんだよ。トホホ
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.6

終身刑の判決を受けて、悪魔島へ投獄されるアルフレド・ドレフュス。ん?あれ?あれれ?悪魔島、、、⁈ そして、なぜかどこかで見た記憶がある悪魔島の牢屋の造り、、、。
おお!おお!思い出したぜ!半世紀近く前
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.2

NHKで放送してたアメリカのサブカルのドキュメンタリー番組を見た。その中で、この作品を少し取り上げていた。と、言うわけで結末わかってるのに久しぶりに、この作品を見た。結末わかってるのに泣いた。私の脳細>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.5

知人が、見たって言ってた映画。
彼女は、この映画があまりにも・・・過ぎて泣いたそうだ。この映画の主人公達が演じた物語が彼女の人生の実写化という訳でもないのに、なんだか彼女の人生というか心の中をこっそり
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ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.2

昭和、平成のガメラシリーズの中で唯一、未鑑賞やったこの作品。
中山忍さんのセリフ棒読み感、さいこー過ぎる。彼女の直立不動的演技に惚れちまったな。そして私的この作品の名セリフ第1位は伊原剛士さんの「ガメ
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エレキの若大将(1965年製作の映画)

3.9

あー!おれ、泣いちゃったよ!
私が生まれ育った時代が、この作品に閉じ込められてるんだ。雄一が中禅寺湖で澄子さんに歌う場面で、とうとう泣いてしまった。戦後に育った沢山の人達は当時、映画館で上映されたこの
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

深夜に鑑賞。考えたら、いっつも深夜に鑑賞してるなぁ。
よかった、、、。です、、、。安心して見ることができるクリスマス映画。誤解のないように言うと、多くの皆さんがレビューに書いてるように、私もいい映画や
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