geminidoorsさんの映画レビュー・感想・評価

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渇きと偽り(2020年製作の映画)

4.2

少し前に観ていたが忙しくてレビュー忘れてた。
自分はなんだかオーストラリアの大地を舞台にした作品は好みなのかも知れない。監督や中身のテーマが異なっても、不思議と落ち着いて受け入れられる気がする。何故だ
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

4.0

いかにもチープなインディーズノリ作品かと思いきや、ある意味ブラックなシュールさ?でコチラのニヤケ顔な苦笑を誘う。

裏に忍ばせた視点は、観る側に(そうは深くないけれど)余韻を残す。
例えば、若く太めな
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ノーセインツ 報復の果て(2022年製作の映画)

2.5

今、ポカっと人待ち時間で空いたんで未レビュー作品をチェック!
本作、いい場面もあるんだけど…なんせ演出(衣装や美術含め)青さが否めない。
"カッコよくしようとし過ぎて逆に安っぽい"みたいな。
パールマ
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殺し屋たちの挽歌(1984年製作の映画)

3.8

観よう観ようと気にしながら長い事後回しにしてきた作品。
会話の中でのジョン・レノンのくだりを聴いて、作品が作られた時代を懐かしく想う。
あの日ワタシは眠れなくて、翌日初めての登校拒否をしたのを思い出し
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.2

天晴れ!お見事です。
料理人を題材にした映画や小説は結構自分にとっては当たりが多いみたいだが、コリャ又たまげたアプローチでした。
以前"スナッチ"で知ってから、かなり好きな曲者俳優グレアム経由で観たん
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.6

以前、パク監督のいわゆる"復讐3部作"にハマり、全て盤買いした位に当時は魅入ったもんだが、個人的にはその後の作品には何と云うか…あざとさが目立ち、段々と白々しく感じられてしまう部分があり。暫く離れた。>>続きを読む

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

3.5

以前観た"荒野にて"の彼が好くてチャーリー・プラマー経由で鑑賞。ワタシ、ナゼカ、プラマークン、ダイスキダヨ!(片言な邦語で言ってみましたけど…ナニカ?)

行いに対しての足りない裏付けや、なんというか
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

まあ良かった。ジェフリー・ライト好きだし。当時"バスキア"観てからずっと応援してる。
若い時分から、顎をゆっくり微かに振る演技は変わらない彼の味だね。

唯本作、"?"がやたら対訳の語尾に付いているん
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足跡はかき消して(2018年製作の映画)

4.5

自分にはなんか文字にしたくない位に響いた。
山奥で森に暮らさざる得ない気持ち。
妻を亡くした後、娘を或る見方をしたら丁寧に育てた父親の気持ち。
良い人に逢えて親切を受けても尚、社会的な関係性を避けよう
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脱走王ナイムロ(2021年製作の映画)

3.8

前回鑑賞した"ジョニー"での神父役が気になり、つい観た。忙しいから飯喰いながら観た。

吹く程の笑いではないが楽しめた。
ちょっと吹いたのかも知れない。飯粒が膝についてた。
思わずむせたのは、花粉が飛
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ジョニー(2022年製作の映画)

4.2

善き作品を観れた。其れ也に満足。

多忙に重ねて奥サマが利き手側の手首骨折ときたもんだから、ワタシゃ仕事に家事にてんてこ舞いでして…
ハッキリ申して、決して口には出来ないが逃げ出したい様な(まるで本作
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トラック野郎 度胸一番星(1977年製作の映画)

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八代亜紀の訃報に驚き、取り急ぎ、ひとつしたためたい。
本作は遠い過去鑑賞。
"トラック野郎"も殆ど観てきた。
いちいち取り上げないだけ。
アオダイショウ最高!今書くタイミングじゃないけどサ。
(解る人
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この心亡き者(2022年製作の映画)

3.2

本年鑑賞三作目、凡退か。
年初めに観た1.2作目が、まるで85年の阪神優勝時のお祭本塁打みたいに=バース→掛布ときたもんだから岡田までいけるかと思いきや…そうは上手くはいかなんだ。
ま、アレだな。アレ
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THE ICEMAN 氷の処刑人(2012年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。忘れてた。
なんだかんだと云って好きなんだよなコノ乾いた感じ。
最近の、観る者を"いかに驚かすか"と考えた様な薄っぺら作品より、或る重厚さが漂っていた気がする。
或る地味さが有り、説明不足な
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.8

かなり前から気になっていた作品だった。
役者の天然的な詐欺師挙動は好みじゃないし、お話自体に興味等無い。
我が家ではパートナーと並んで観終えて、この様に"好き・嫌い"が別れた作品も超久々だ。
平日でも
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幸福都市(2018年製作の映画)

2.6

以前チョン・モンホン監督作品2本観て、改めて台湾movieのセンス謂わば味わいに絆された。なので、違う監督作だが以前から此のシンプルな題名が気になっていたので観た。
しかし残念賞。個人的には"まだまだ
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蜘蛛女のキス(1985年製作の映画)

4.3

過去鑑賞。
カミさんの職場にトランスジェンダーの方が二人居て、内一人と仲が良いらしく我が家の夕飯時等によくその方の話を聴く事がある。
で、本作を思い出してみた。

公開当時、何処の劇場で観たのかも忘れ
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テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.2

今日、山は物凄く風が強く、伐倒も5%割合でいわゆる舌打ちする様な伐倒をしてしまった。
40°斜面で片付けするのに紅葉樹エリアを切り開かねばならなく成り、脳内には苦々しさを覚える中で"タララ〜💦タリラリ
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ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-(2009年製作の映画)

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観てない。コレは観てはいない。
だが、書く。誰も言う相手が居ないから、書く。
今、チバユウスケの訃報を山の中で知った。
いくらなんでも逝くの早過ぎるだろ!

自分は東京ロッカーズの後の世代で、チャラい
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.1

過去鑑賞。すっかり観たのを忘れてた。
他作品への我レビューに対し"いいね"をくれた人の、ベスト10レビューを拝見して思い出した。
ワタシはスピルバーグ作品を必ず総て観てきたタイプじゃないのだけど、落度
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彼方に(2023年製作の映画)

4.1

虚飾を剥いで凝縮された18分。
短い作品ながら描かれた軌跡の方向は、微かながら天上(光)の方へ向かっていたと思いたい。

数年前に配信鑑賞を始めてから知ったチョン・モンホン監督作品を思い出す。
作品の
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忘れられし愛(2023年製作の映画)

4.5

骨格がしっかりとした御話と想像し、少し気持ちに余裕ある日に観ようと決めていた。
当方、ようやく現場も軌道に乗ってきたので、やっとこさ今夜鑑賞出来た。

本作、映画という時間枠の中で、多少なり点の繋ぎ方
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幻の光(1995年製作の映画)

4.0

過去鑑賞。
とんと忘れていた一本を又フォロワーさんが思い出させてくれた。

本作は原作をたまたま先に読んでいた。映画はBS放送の映画劇場で観た。

昔を思い返せば、自分は片道1.5hの高校通学中、50
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

つまらん。
何処に焦点合わせりゃ良いわけ?
"フィンチャーは終わっとる"
ついぞ其の様に言いたくなる作品だった。
お金をかけたロケや場面や、章で構成された展開にも、何というか…あえて言うなれば精神性が
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.2

1カ月程前に鑑賞。

いつでも何処でも善き男トムが、寡黙な感じもコレまた良きかな。
彼もお歳を召されました→感無量。

向かいに越してきた家族の奥さん役の成り切り演技が好ましく、とっても上手かったと思
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カラスの飼育(1975年製作の映画)

3.9

尊敬する方のレビュー拝見し、過去鑑賞を思い出した。あれは遡ること15年以上前、BS放送で観たのだったか…
当時ワタシは他県の山村に暮らしていた。
隣接する林際の大木は、カラスの大群が夜になると帰るマン
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.9

デル・トロ観たさに久方に2h超え尺を鑑賞。
冒頭の入り方、カメラのアングルや切り替え方、中盤迄の不穏な演出や振り幅、膜が架かった様な編集時のカラー調整等は当たり当たり!と喜んで魅入った。

惜しいのは
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ホワイト・ヘルメット -シリアの民間防衛隊-(2016年製作の映画)

-

スコアなんてつけられない。

今日、仕事先でやるせない事があり、クサクサとした気持ちを払拭出来なくとも軽減するには別世界を知ることだとばかりチョイス。
短尺を探してたまたま観た。

で我を省みるなんて
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ZAPPA(2020年製作の映画)

4.6

アマプラ退めるにあたりラストの一本はコレ。
ハエハエカカカ、ザッパッパっ!
あ、又言ってしまった…


ザッパとボウイは全然違うーと仰る御仁も多かろう。
併しワタシにとっては、勿論同じである筈もないし
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

4.0

とりあえずアマプラ退くラスト2本目はコレ。上映中はタイミングが合わずに、観逃した悔しさが多忙に被さり内臓に来た。

個人的には昔々、あるロック姐ちゃんが誕生日プレゼントにくれたLPに針を落とした日から
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チィファの手紙(2018年製作の映画)

3.6

初恋とか学生時代とか、当方が汚れちまい過ぎてしまったせいかor歳を重ね過ぎたせいかはワカラナイけれど、まるで胸に響かなくて。
それで寂しいという訳ではないけれど、衣服や空気感からロケ季節は晩秋か初冬か
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

一言"好き"。で文字にしないでいたら
つい忘れてた"今更ながら"の一本。
何回か観てきたけれど
久しぶりに又観たいナ〜
次回観たらレビューしなおそうかな…
否、しないと思う…

本作等を初めて観た頃を
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.6

かなり 以前に鑑賞。
こーゆーの ぜーんぜん楽しめず
なんで観たんだったか それすらも。
レビュー後回し 時流れ。
そーゆーの 溜まり過ぎ。
消化の為 雑アップ。

(じゃ、パワーupでいきます!)
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