geminidoorsさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

geminidoors

geminidoors

映画(1275)
ドラマ(78)
アニメ(0)

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

みなさんがレビューされている内容に、いちいちウンウンうなづかさせて頂いたから、ワタシは感じた一部のみ記そ。
それに…張り切って書く衝動があまり沸き起こらない=書けないのは、前評判からの期待と勝手ながら
>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.5

主人公が監督&脚本も…凄い器用でパワフルだと思う。ずっと魅入らせて頂いた。
なんせ義娘役が上手くて目が離せない。どことなく鼻や唇がMr.ビーン似で可愛いーと言ったら本人や家族は怒るかしらん。

最終局
>>続きを読む

モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

4.7

俺はどうする?
俺はゆくのか?それとも留まるのか?
俺はどうする?
河を渡るのか?それとも渡らないのか?

自問する為にだろうか…盤を購入してから回数は忘れた位に観た。映像に満ちる風景がチャランゴの音
>>続きを読む

オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.8

This多忙な日々に突入直前に、"映画が観れる"日々との別れを惜しむかに立て続け鑑賞した。内、何本かレビューしそこねている内の一本。記憶に残った作品のみレビューしようと思う。



或る意味Theハ
>>続きを読む

眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.9

過去鑑賞。
当時、19か二十歳。劇場で観たがあまり楽しめなかった記憶。以降観返してはいない。
理由としてヘレナ・ボナム・カーターという女優を素敵に感じない自分が居る。これはもう完全に生理的な、というか
>>続きを読む

40歳の解釈: ラダの場合(2020年製作の映画)

4.3

いいわ。
自分はラップを聴かないから謂わば"知らないエリア"なのに魅入れたのは、一重に監督兼主演の演出演技もとより、カメラの街や明暗の捉え方がさりげなくカッコいいからかしらん。

創作への渇望から逃れ
>>続きを読む

ザ・ロード(2009年製作の映画)

4.6

多忙にて。幾つかの映画をレビューしそこなったまま時だけが過ぎてゆく。
本日ポッカリ時間が出来て、と言うより"何が何でも観たるゾっ!"って時間作って本作観た。
何故かコレをワタシは何度でも観たくなる。愛
>>続きを読む

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

2.5

監督の初期作品はかなり好き。1.2作目はこの先もきっと忘れられない内容だ。
しかし、本作はワタシは飽きた。期待せず観ても飽きた。一言で"詰め込み過ぎ"だって。金かけてるアイデア風呂敷広げて見せられて置
>>続きを読む

幻土(2018年製作の映画)

2.0

難しくやろうとし過ぎだと感じた。

芸術は之総て、望む臨まず先駆者や時代から影響を受けながら、模倣と解体と組合せやアレンジの程度工夫が異なるばかりの術ーだとも言えるかも知れない。
どの部分をどの程度ど
>>続きを読む

ひとつの太陽(2019年製作の映画)

4.4

なんなんだコレ!またもや当たりと云って過言ではナイぞえっ。少なくともワタシには。
台湾映画あまり観る機会無かったが、ダレるかと思いきや睡魔も忘れ、一気に魅入ってしまったぞなもし。
先に亡くなられた青山
>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.3

話題になった当時から気にはしていたが遅ればせながら鑑賞。何故だろう、予告とか観て"真面目に紡ぎあげてそうな作品かナァ"と想うと、最近はつい敬遠してしまうワタシなのだが、本作では痛く反省した。こりゃエラ>>続きを読む

フィッシング・ウィズ・ジョン/FISHING WITH JOHN Episode 6 【デニス・ホッパー編2】(1991年製作の映画)

4.3

なんつったってD.ホッパーだから全部赦しちゃう独断でこのスコア。
当シリーズ、J.ルーリーが誘う釣り友だちの顔ぶれが凄いのヨ。

Furioza/フリオザ(2022年製作の映画)

4.0

予想以上に面白く入り込めて一気に観れた。
それは予想以上に単純なストーリー(笑)ではなくて、統一感有る画面のトーンや俳優達のなり切った演技力による処もある。
しかし実は妙に説明しない展開時のリズムや、
>>続きを読む

エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

2.5

なんだかここんとこの流れで悪魔祓いづいててチョイス。
然しなんだな。ex.ボンドガールの姉さんは後半あそこまで成り切れたなら、ちゃんとパイオツ出さなきゃだなぁ〜。
中途半端はいかんヨ。
ウチのカミさん
>>続きを読む

ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

2.7

憑かれたら嫌だから(たまには)コメント無しで。



(後日の追加補足)
アンソニー・ホプキンス、ローマ法王役の次に本作観たけれど、画面向こうに正面から捉えたらやっぱりレクター博士!💦怖い…一番怖い
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

こちとら最近の気温差に疲れたオッさんが選んだのは、不死身のジョンW.。世間から千歩遅れて今頃になって観たヨ。フフフ。何も考えずに鑑賞出来て痛快だ。SONY千葉も草葉の陰から喜んどるわ。
キアヌはなんだ
>>続きを読む

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.7

C.マッカーシー原作をヒルコート監督が映画化した"ロード"(ヴィゴ・M.主演)は終末映画として大好きな作品なのだが、本作を終末映画としては比較は出来ない。映画として個人的な好みからはド外れるが、サンド>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.2

面白くて、珍しく観ていて白ける事なく最後まで魅入った。
主役的な二人の演技は素晴らしく、ビートルズやジャズやサッカーやピザを話に散りばめた小技の効かせ方が楽しかった。
バチカンの歴史的な事実関係に殆ど
>>続きを読む

青空に一番近い場所(1994年製作の映画)

3.9

高見 映=のっぽさん の訃報…
なんと、本人の意向で死後半年は発表を控えていたらしく。実際には昨年9月に亡くなられていたらしく。
なんとも言えない気持ち。
でも、なんか…のっぽさんらしいとも感じる。
>>続きを読む

ヒート(1995年製作の映画)

3.6

過去鑑賞。レビュー忘れてたけんど今更?の内の一作。

我の青春時代から数々の作品で散々感動を下さったデニーロand パチーノの御二方の手前 and 本作の幾多多勢ファンの方達にマシンガンで蜂の巣にされ
>>続きを読む

グレイマン(2022年製作の映画)

2.0

G.W.だから何も考えずにアクションぽいの、でもゴスリング出てたらもしかして味が有るかしらん⁈などと夫婦で鑑賞してみたら…
最後まで観るのが苦痛な位につまらなかった!。゚(゚´ω`゚)゚彼が出ていよう
>>続きを読む

砂の城(2017年製作の映画)

4.0

あなたへのオススメで何気なくチョイス。ワタシには小品当たり。
アメリカ英雄ismではなく、一人の新兵の或る任務体験の短い期間での心身まるごと激しい揺れと成長を軸に。
その地の以前より続く同じ民族同士の
>>続きを読む

聖なる証(2022年製作の映画)

3.6

映像は綺麗。役者もいい。
美術の大道具段階で現実にはかなり有り得ない色に着色したのが良く判る。各人の衣装との相関で、画面全体の不穏さや、或る意味凄く閉じた幽玄さを醸し出す効果。
物語の引率は、以前戦場
>>続きを読む

インサイド・マン(2006年製作の映画)

2.9

過去鑑賞。
有名役者揃って演技合戦?とまでもいかないし、中途半端なスパイク・リー。
若い時分は散々胸踊らされたデンゼルにもジョディにも申し訳ないけれど、本作辺りは世間じゃ話題にはなれども、それは宣伝や
>>続きを読む

AKA(2023年製作の映画)

3.9

面白かったぞ。
上段から理屈や宗教や倫理感覚こねた(或る意味で)観るコチラ側に挑発的な下手な作品よりか、このシンプルさに無心に観れたと思う。
随所の甘さは"作り手の頑張ってる感じ"から許せるし、単純オ
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.0

カミさんと各々のビジネスで疲れた身に、"軽い気持ちで謎解きの変化球にでも没入できたらいいかナ"みたいなチョイスで観た。或る見方したらば丁寧に創ってあった。

主人公の若い女優はこの先、伸びてゆくんだろ
>>続きを読む

白いドレスの女(1981年製作の映画)

3.6

過去鑑賞。
或る流れで本作の題とかノアールっぽいイメージは思い出したのだが、年月が過ぎた間に不覚にも内容が朧気もいいとこで…
チョイ調べたら、若きミッキー・ロークが爆弾魔役で出てんだナ〜
それすら忘れ
>>続きを読む