フジタジュンコさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

フジタジュンコ

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スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(2012年製作の映画)

3.5

「RRR」のシータが現代のインドのQueen Beeに転生する話です(ウソ)。

アーリヤー・バットちゃん目当てで見ました。シータはちょっと指にささくれがありましたが、本作のシャナーヤはテーマソングま
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スタンリーのお弁当箱(2011年製作の映画)

3.5

wikipediaによると、1年間にもわたって、普通の小学校の子供たちを演技ワークショップで撮ったものだとか。さらに主人公のスタンリーくんは監督の息子さんらしい。冒頭の謝辞はこういうちょっと変わった撮>>続きを読む

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.8

ラストのマザーファッカーがああなる原因がサメなので、もしかしてこれはサメ映画なのでは…???(気のせい)

前作にひきつづきハチャメチャで楽しい(ニセ)ヒーローアクション映画なのですが、デイヴ、ミンデ
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

アメコミ原作だけあって、まさしく”コミカル”。残酷表現もしっかり、アクションの迫力もしっかりで、とにかく画が楽しい。

ヒットガールことクロエがドチャクソかわいい。運動神経が死ぬほど悪そうでどんくさい
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BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

1.0

映画クレヨンしんちゃん「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」の感動を台無しにしているとのことで、いつか見たいと思いながら多忙のため寝かせておりまして、このたび本家しんちゃんを再鑑賞したので気持ちがあったまっ>>続きを読む

3on3 スリー・オン・スリー(2003年製作の映画)

5.0

かの『邦キチ』に取り上げられたことで一躍話題にな…ってないな……の、我らがラッパ我リヤの初(最後の)主演映画です。ラッパーだからなんだけど、そのへんの俳優よりいい声で滑舌が良く聞き取りやすいのやめて…>>続きを読む

ヴァンパイアVSゾンビ(2004年製作の映画)

1.2

もう結果だけ教えろ!!

クソ映画の大先輩(勝手に認定)はなげさんが「Filmarksで唯一1.0をつけた名作」と激烈におすすめくださったので、クソ映画と聞いちゃ黙ってられねえ性分よ…! ということで
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ジョーズ・バケーション(2022年製作の映画)

2.0

暴風雨に巻き込まれるまで30分ほど、肝心のサメが出てくるまで1時間ほどかかるので、その間はベトナムのリゾート地のプロモーションビデオだと思って楽しみましょう。ハノイ、楽しかったなあ。ご飯美味しかったな>>続きを読む

マークスの山(1995年製作の映画)

-

ずっとずっと見たかった作品。いやべつに萩原聖人きゅんが犯されるシーンがあるからじゃないですよ!!私はただ、ただ純粋な気持ちで!!!!「マークスの山」をですね!!!!!

…………さて、高村薫による原作
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アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.9

なんてキュートな作品なんだ…!! 胸にキュンとくる可愛らしさに包まれて、見終わったあとはなんだか足元がホワホワしていた。やっぱミラー監督はカワイイものが好きだよね。

ナラトロジーの研究者アリシアこと
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バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

4.5

こんなかっこいい「2」ってある!?

冒頭に「前編"伝説誕生"のあらすじ」が5分くらいあるのですが、ナレーションもカットも要点と見どころをおさえていて大変素晴らしく、「3時間あったけど、5分でよかっ
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

4.0

古代インドでも丸太は最強!! みんな、丸太は持ったな!?(『彼岸島』より抜粋)

さて、以前配信で見ようと何度か試みたものの、独特のノリについていけず脱落、このたびグランドシネマサンシャイン池袋でBE
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DEVILデビル/ラマン・ラーガヴ 2.0 ~神と悪魔~(2016年製作の映画)

3.2

“ラマン・ラーガヴ 2.0”(原題)のとおり、インドの切り裂きジャックと呼ばれるラマン・ラーガヴに憧れる男・ラマンナーが殺人を繰り返す姿を追う一方で、コカイン中毒の警官・ラーガヴァンの転落を描いたハー>>続きを読む

丹波哲郎の大霊界3 死んだら生まれ変わる(1994年製作の映画)

4.0

前2作とは趣が異なり、丹波哲郎の語りがメイン。
輪廻転生の証拠として小泉八雲の「勝五郎再生記」が挟まれますが、ここで主要キャラクターとして登場するのがふたたび野際陽子。陽子、恩義があって断れなかったん
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丹波哲郎の大霊界2 死んだらおどろいた!!(1990年製作の映画)

5.0

こっちが驚くわ!!!!!!!

満を持して(?)の「2」です。映画監督にして脚本のお医者さんであるスクリプトドクターにしてブルボニストにして入浴剤ソムリエ(以下略)の三宅隆太さんが、ライムスター宇多丸
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丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる(1989年製作の映画)

3.0

“霊界通信”こと丹波哲郎原作による、伝説のカルト映画。

こんな作品を地上波でしれっと放映していたという80年代はなんというか、おおらかでしたね…(褒め言葉のような、そうでないような)。ただ、あくまで
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

しょっぱなから嘔吐シーンがあるので嘔吐恐怖症の方(私)は注意です!

さて。
リアルとファンタジー、暴力とコメディのバランスが非常に良く、鑑賞後はとっても清々しい気分で劇場をあとにしました。
主人公は
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

手に汗握る、世紀のタマヒュン作品です(タマないけど)。

私はバカなので高いところが好きなのですが、見ている間、ずっとドキドキしっぱなしで、肘掛けをしっかり握りしめないと見ていられませんでした。もう絶
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夜霧のジョギジョギ(1987年製作の映画)

2.5

まもなく公開の「呪餐 悪魔の奴隷」を見る前に本家を見なくては…!ということでDVDで視聴しましたが、VHSをそのまんまDVDにコピーしたよね!?というくらいひどい画質と画角に少々辟易してしまいました。>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.2

カンヌって色んな人が退出したり失神したり嘔吐したりで大変ですよね…

“胸糞映画”の代名詞である本作、直接的な残酷表現を写さずに勝手に想像させて勝手にゾワゾワさせる技はさすがと言わざるを得ません。
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ホラー・シネマ・パラダイス(2010年製作の映画)

4.5

大好きです。
古典ホラー映画へのオマージュとリスペクト、愛にあふれていて、冒頭から楽しくてたまりません。

倫理観が破壊される殺戮シーンの連続ながら、だんだんとエスカレートしていくデボラにこそ感情移入
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女子高生VS狼男(2008年製作の映画)

2.4

だ、だまされた……ヒロインは制服着てなかった……そらアメリカだもんな…こんな日本風な制服着るわけないよな………さすが俺たちのアルバトロス、ジャケットだけは超一流!!

皆さんのレビューの通り「フライト
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2001人の狂宴(2005年製作の映画)

3.6

Spring Breakで浮かれたメリケンの学生がよーしゃなく殺戮される物語です。お祭りにふさわしく、バンバン殺されていくのが爽快ですね! SATSUGAI方法にも工夫が見られて楽しいです。村の人々の>>続きを読む

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

冒頭のカーアクションが楽しすぎて、最後までこのノリでいってほしかったが、後半から肉弾戦に。もちろん容赦なく血しぶきの飛ぶ格闘ぶりも見ごたえはあるのだけど…

登場人物が多いわりにあまり説得力のあるエピ
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女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

3.9

めっちゃおもしろいな!!

綿密なストーリー展開の至極真面目でクールなサスペンス。最後どうやってオチをつけるのかとハラハラしていたら…わたくしもすっかり騙されていました。「ああ、あれはそうだったのか…
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インド・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

3.2

グローバリゼーションでゾンビがインドにも…!

「RRR」が最高に楽しかったので他のインド映画も見てみようということで、まずは(?)ゾンビものを選んでみました。

非常にバカバカしくて酒を飲みながら週
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風が吹くとき(1986年製作の映画)

4.0

正常性バイアス、生存者バイアス、人間のもつさまざまな認知バイアスがこれでもかというほど披露されており、直接的な表現がないのにも関わらず、非常にぞわぞわする作品である。吹き替えが森繁久彌さんと加藤治子さ>>続きを読む

KANIZAME シャークラブ(2023年製作の映画)

2.5

中野ダンキチさんとサメ映画ルーキーさんによる”『KANIZAME シャークラブ』プレミア上映会”(@阿佐ヶ谷ロフトA)にて。

会場にはこの日初めてサメ映画を見るという猛者もいらっしゃり、何のイベント
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マンイーター 捕食(2022年製作の映画)

3.0

サメがちゃんと海にいて、ちゃんと人間を襲うのになぜか感動を覚えました。

ガブガブしてくるサメちゃんもチープながらなかなかかわいいし、もはやまともなサメが出てくるだけで尊いので、スコアは3.0にしまし
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.0

“Years later”(数年後)ってたったひとことで、線の細い美少年が40代の2メートル近いムキムキのバイキングになってるの、どう考えても無理がある…!!

北欧神話については聖闘士星矢のアニメオ
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真・事故物件パート2 全滅(2022年製作の映画)

2.8

うーむ、前作が奇跡だったのかもしれない…監督が2作目を撮りたくなかったみたいなインタビューもあって、そのぶん失速しているきらいはある。
もちろんゴア表現は見ごたえがあって、人体破壊もしっかり描写されて
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

中盤くらいからずっと泣いていました…場内にもすすり泣きが響いていました。私のうしろに座ってたオッサンはいびきをかいて寝てたけど……

北川景子ちゃんの爆撃されても疎開しても決して崩れない驚異的なファン
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キャット・シック・ブルース(2015年製作の映画)

3.6

怪作、いや快作か?

テッド(・バンディからのネーミングなのかな?)こと”キャットマン”が非常に不気味で気持ち悪い。しかしこのキモさの背景にある物悲しさが不愉快にさせることなく、その狂気のかけらをこち
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フロンティア(2007年製作の映画)

3.8

展開はまんま「悪魔のいけにえ」なので少々物足りなさはあるものの、何トン用意したのかというくらいの血みどろっぷりと、終盤にかけてのドンパチぶりはたいへん爽快です。このあたりはリュック・ベッソン率いるヨー>>続きを読む

ハイテンション(2003年製作の映画)

3.9

ベリーショートのマリーちゃんが全力で殺人犯と対峙する展開が非常に楽しく、このまま終わらないでくれ!! もっとマリーちゃんを追い詰めてくれ!!!と願ってしまうほど。
真の殺人犯が誰かわかったときに「そう
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ビッグ・バッド・ママ(1974年製作の映画)

3.3

トリアー祭りで疲れ果てたのでB級の帝王・ロジャー・コーマン制作の「ママ」シリーズを…(第一弾「血まみれギャングママ」が入手できず2作目のこちらから)。
バカバカしくてノーテンキで楽しい作品でした。どい
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