フジタジュンコさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

フジタジュンコ

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トイ・シャーク(2022年製作の映画)

4.0

コンマビジョンさんの”トイ・シャーク応援企画 ジャケット裏面コメント権”を購入し、先行試聴の機会をいただいたものの、激務すぎて見る時間がなくコメント送付の締切をぶっちぎり、コンマさんからの「11月末ま>>続きを読む

Shark Huntress(原題)(2021年製作の映画)

1.8

タイトルに反してサメをハントしてなくない!? という本作、安定の日本未公開作品ですが、地上に舞い降りた最後のサメ天使・サメ子さん https://filmarks.com/users/Almondfi>>続きを読む

スガラムルディの魔女(2013年製作の映画)

3.8

最初から最後まで凄まじいまでの熱量で押し通すスペイン産ホラーコメディ。
勢いがありすぎるのでしょっぱなから飲み込まれてしまう。さらにはひたすら画が美しくてダレるシーンが1カットもない(監督だけでなく撮
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スーパーマリオ/魔界帝国の女神(1993年製作の映画)

3.2

看板に偽りありのB級映画と聞いていたが、これがなかなかどうして、アクションコメディとしてよくできている。私たちが慣れ親しんでいるマリオではぜんぜんないのだけど、あのマリオを実現できないかわりにオマージ>>続きを読む

大日本帝国(1982年製作の映画)

3.0

3時間もの大作。五木ひろしの曲で泣く日が来るとは…

丹波哲郎演ずるところの東条英機が昭和帝にリスペクトをもった悲劇の人物として描かれているのは好感がもてるし、ビーチでヤンキーに銃弾を放つシーンや、キ
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支配者の黄昏 TWILIGHT OF THE DARK MASTER(1998年製作の映画)

3.0

中学生くらいのとき、奥瀬サキ(当時は早紀)が大好きで、『支配者の黄昏』も1991年に買った新書館版を未だに持っている。あまりにも懐かしすぎて目頭が熱くなる。菊地秀行『魔界都市新宿』と夢枕獏『キマイラ』>>続きを読む

ジェフリー・ダーマー(2002年製作の映画)

2.0

幼少の砌よりコリン・ウィルソンを嗜み、柳下毅一郎ほか好事家による翻訳作品によりシリアルキラーへの造詣を深めているわたくし、もちろんジェフリー・ダーマーについても文献を漁り、父ライオネルの手記も読んでい>>続きを読む

大脳分裂(2000年製作の映画)

1.8

カナダ産ホラーカルトムービー。非常にアーテスティックで、宗教的で、エロとグロ。うん、全然わからん。

映画本編は私には刺さりませんでしたが、DVDに収録されていた、7年の月日をかけて撮影されたことや、
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

3.0

クライマックスの「プーしねええええええ!!!!」には爆笑しました。最高です。

もう出オチとしか言いようのない本作、吹き替えナレーションも本家の声優さんが起用されていたようで、プーさんのアニメーション
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ゾンビコップ(1988年製作の映画)

3.2

80年代の懐かしの香り漂うアクションホラーコメディ。
現在のようにVFXが発展していなかったので、車は燃えるし、特殊撮影で人体は溶けるし、セットも頑張って作られており、”VFX:Car on fire
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ゾンビ津波(2019年製作の映画)

3.2

タイトル通り、リゾートビーチを襲った津波にのって大量のゾンビが!という見どころが一箇所しかない作品ではあるのですが、登場人物がサクサクとゾンビに襲われ死んでいきますし、バイオハザードそのまんまのネタバ>>続きを読む

ゴール・オブ・ザ・デッド(2014年製作の映画)

2.9

毎年恒例の友人宅で開催されるクソ映画会、今年のラインナップは「ゴール・オブ・ザ・デッド」、「ゾンビ津波」、「ゾンビコップ」、「プー あくまのくまさん」の4本です。

さて、本作は誤って劇薬を注入された
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ビッグフットVSメガロドン(2021年製作の映画)

2.6

冒頭でしっかり設定を説明してくれるのですが、頭に全然入ってこない、いつものナチスの軍事研究が万能すぎるZ級作品です。

資料映像以外はすべてプレステ3くらいのフルCG、戦わないビッグフットとメガロドン
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Winny(2023年製作の映画)

3.8

私自身は大学生の頃から旧2chユーザーで、長らくインターネット業界にいるもので、Winnyについての報道も当時見聞きしていたのもあって、あの当時のことを懐かしく思い出しながら見ていた。2chの連中の裁>>続きを読む

スパイラル:ソウ オールリセット(2021年製作の映画)

2.6

ほんとにリセットしおった………やりやがった!! マジかよあの野郎!!(画像が貼れないので『ゴールデン・カムイ』の例のシーンを思い浮かべてください)

ウィル・スミスはこの作品を見た時にクリス・ロックを
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

2.5

「ゲームオーバー」ってこっちが言いてえよ!!

ゲームパートと警察パートが関連性ありそうに描く展開は、ミステリでは叙述トリックといわれある意味禁じ手なのでオチでがっかりしてしまった。こんなどうでもいい
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ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

2.4

3Dで公開されており、配信ではチューニングされていないのかやたらと臓物がチープで血の色が可愛らしくて迫力に欠けたのが残念。

さらに今回まったく無関係の人間をゲームに巻き込んでしまったので、これまで積
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ソウ6(2009年製作の映画)

3.0

みんな保険会社で働いていただけなのに…ますますジョン・クレイマーが「モンスターカスタマーやんけ…」という思いを強くさせられる…アメリカでは医療費の負担具合が凄まじいとは聞きますが…でもジョン、日本でも>>続きを読む

ソウ5(2008年製作の映画)

3.8

決め台詞の「ゲームオーバー」がなかったという意味では特徴的なシリーズ第5作。おじさんとおじさんのぶつかりあいが大好きなのもあって、「6」まで見たなかでは「1」の次に面白かったです。ジョンの元妻・ジルの>>続きを読む

ソウ4(2007年製作の映画)

3.0

冒頭の「ジョン・クレイマー 52歳」、「4」はもうこれだけで十分なのではというくらいの衝撃でした。70近いおじいちゃんだと思っていたのに…52歳とは…

ジグソウが退場したものの、彼を軸にしないと物語
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ソウ3(2006年製作の映画)

3.5

ジョン・クレイマーってただのモンスターペイシェントなのでは…?? 難癖をつけられる女医のリンが気の毒すぎた…

脳外科の手術ってスーパードクターKでもさすがに滅菌室で助手をつけるレベルなのに、こんな雑
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ソウ2(2005年製作の映画)

3.5

バジェットが大幅アップしたおかげで、殺される人数が格段に増えてトラップのバリエーションが増えたのはいいのですが、せっかく同じ場所に囚われているのだから、チームプレイも期待したかったところです。2作目に>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

4.8

「Saw X」に備えてシリーズを一気見しようキャンペーン実施中。

なお、キャンペーンが終わった(全作見終わった)今レビューを書いているのですが、「Saw X」を劇場に見に行くかどうか迷っているという
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ドルフ・ラングレン ゾンビ・ハンター(2017年製作の映画)

3.2

タイトルに「ドルフ・ラングレン」でもつけとけ、悪霊だとキャッチーじゃないから「ゾンビ」にでもしとけ、という配給会社苦肉の作の邦題ですが、原題の”Don't Kill It”はなるほど、となるうまいタイ>>続きを読む

MEGA SPIDER メガ・スパイダー(2013年製作の映画)

3.5

「ラバランチュラ 全員出動!」(2015)に先立つ巨大クモ映画。こちらも安定のメンデス節、肩の力を抜いて楽しめる作品でした。

メンデス作品が安心して見られる理由は、
● なんやかんやでストーリーがち
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イグジット14(2020年製作の映画)

1.8

開始5秒でわかる、これはゴミ映画だと…!
でも、あたいの敬愛するヤンさん(https://filmarks.com/movies/106484/reviews/153129880)が見るなって言ったか
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ミスティック・フォレスト ~”アレ”と”ソレ”がいる森~(2019年製作の映画)

3.8

我らがミリオーレ監督によるモンスターパニック作品。中野ダンキチさん曰く、「ミリオーレさんといえば”ミスティック・シールド”なので…」とのことで邦題が「ミスティック・フォレスト」に。なお、皆さんご存知か>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.8

目を疑うほどの美しい映像に3時間圧倒されっぱなしだった。すごい作品だ、言葉にならない。印象的なシーンについて語りたくても、語れる気がしない。私の言葉がついてこない。

「思想」のもとに芸術が奪われてい
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巫女のうた〜序章神々のうた編〜(2021年製作の映画)

1.0

中学二年生がノートに書いたアイデアとプロットをそのまま映画化したらこうなるんだろうなあ、というぶつ切りのエピソードがひたすら不安定で最後まで見るのがしんどかった…伝えるために制作しているわけではないの>>続きを読む

ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

2.6

大仰な顔芸と過剰な演技で熱演のふたりの女優さんに乾杯。

前半はジャパニーズホラーっぽくて、何が出るかな、とドキドキするシーンもあってよかった(何も出ないんですが)。後半はエロイムエッサイムで笑ってし
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キラーカブトガニ(2021年製作の映画)

3.8

「サメの時代は終わった!」と意気揚々とわたくしたちのB級映画界に乗り込んできたカブトガニ。カブトガニのポテンシャルはサメに匹敵する気はしますが、いかんせんサメに比べて襲撃方法や造形に変化をもたせるのが>>続きを読む

ザ・シスト/凶悪性新怪物(2020年製作の映画)

3.0

もっとグロいのを想像していましたが、意外と控えめな気持ち悪さで、クリーチャーがわりとかわいい。

時代設定が60年代なのもレトロ感があって現代にするよりも雰囲気が出て良かったように思います。
ヒロイン
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ベアリー 悪熊(あくま)のぬいぐるみ(2021年製作の映画)

3.2

仕事が…仕事が忙しすぎるんや…!!!
クソ映画を見るために生きているのに、生活の糧を稼ぐだけの仕事でそれを見る時間が損なわれるなんて、労働は悪…!!

そんなわけで、積み重なっているタスクを放り投げて
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Dam Sharks(原題)(2016年製作の映画)

3.4

サメが人を襲い、バラバラになったその遺体でダムを作る…もうこの設定だけで優勝です。めちゃくちゃ見たかったのでDVDを輸入しようかと考えていたところ、サメ子さん https://filmarks.com>>続きを読む

コロニアの子供たち(2021年製作の映画)

-

キッズ目線のせいか、現実のできごとより非常にマイルドに、何が行われているのかがわかりづらく描写されているが、子供たちだけでなく大人たちももれなく虐待されているのもあって、十二分にエグい。ナチスはまだ終>>続きを読む

激怒(2022年製作の映画)

3.0

ディストピア「富士見町」を舞台に、暴力刑事・深間の「激怒」を描く。はずなんですが、そんなに怒ってない気がするな…

ずっと鳴りつづける音楽はジョン・カーペンターっぽさがあり、設定に時計じかけのオレンジ
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