自宅鑑賞派の人さんの映画レビュー・感想・評価

自宅鑑賞派の人

自宅鑑賞派の人

映画(93)
ドラマ(0)
アニメ(0)

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.4

日活は数年に一度、とんでもない作品をぶち込んでくる。話題になり過ぎたところもあり今まで避けてしまっていたが、いざ見てみると2時間半、渦。スタートとエンディングで自分の気持ちの持ち方があまりに違いすぎて>>続きを読む

かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.8

パッチギとか、GOとか観たけど、これは何でだろう、真っ直ぐ観ていられる。すごく不思議な感覚
ユン同志のセリフの余韻が凄いな。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.0

なんでアマプラで見放題なのか本気で知らなかったので、3部作一気見してみました。まさかまだ完結しないだなんて...

ディズニーアニメの実写化映画が立て続けに出て、本家を超える名作続きな反面、日本のアニ
>>続きを読む

サニー/32(2018年製作の映画)

2.5

ものすごく期待値が高かった故、、、

話の展開は面白かったので、もっと面白くなるはず!もっと!と思いながら、最後のジャンプで終了...という感じ。
主演の方は終始アイドルだし、ピエール瀧もリリーフラン
>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

たくさん映画見るような生活ではなくなってしまったけど、歴代でも上位に入るいい映画だった。

ナチスドイツをテーマにしたパロディは以前ガッカリ作品に当たった記憶が。それもあってかかなり不安な立ち上がり。
>>続きを読む

にがくてあまい(2016年製作の映画)

2.5

映画としてはイマイチあれですが、カップスープを世界一美味しそうに飲む美女、川口春奈様を堪能する絵画として満足しました。

悪の教典(2012年製作の映画)

3.0

ハーバード卒のハスミン、というにはちょっと伊藤英明があれ。岸井ゆきのと松岡茉優を探す会。

友だちのパパが好き(2015年製作の映画)

3.8

ポスターから想像されるポップさは少しも感じられない。いい意味で。

終始ボーッと観てるのに、なぜか吸い込まれる日本映画独特の空気感。各シーンの画角が大好きだった。とてもいい。

岸井ゆきのを追いかける
>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.2

すごく昔に実写版を観ていたのだけど、どんな話だったのかも忘れてしまうくらい昔だったので、初めて見るはずのアニメ版でしたが、再現レベルの高さにワクワクしていました。実写をアニメにしてるから当たり前か。>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

3.7

映画が好きなので、という理由でずーーーーーーーーーーっと避けておりましたが、しばらく映画を見なくなり、突然のstayhome。

なんか入れ替わっちゃうありきたりな映画、という認識でいた分、へーそうき
>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

4.3

久々にすごくいい映画を鑑賞できました。
冒頭から胸糞悪いシーンが延々続くが、不思議と延々見てられて、後半はすっかり感情移入しまくってる自分がいた。「フロリダ・プロジェクト」夢と闇を意味づけた、素晴らし
>>続きを読む

さよなら、アドルフ(2012年製作の映画)

3.8

終戦後のナチス親衛隊の子供達。絶対悪と考えられるのナチスドイツの愚行は、きっと当時のドイツ国民としたら正義であったはずで、一瞬で正義が崩壊しながらも、国が半分に分断されて新しい正義が不在になる感じは、>>続きを読む

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.9

愛と敬意に満ち溢れた名作。主演は2人とも沖縄産まれ。

チェリーボーイズ(2018年製作の映画)

2.0

なんだこの、いい作品じゃないと成立するはずがないと最後まで期待させながら結局なんも中身がないやつ。

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.2

インド映画界のスターウォーズと表現したらインド映画に失礼だと思う。とにかくすごいパワー。ワクワクが止まらない。

世界中の映画のエネルギーを全て集めたような超大作。インドがもっと好きになる。はやく続き
>>続きを読む

わたしの名前は...(2013年製作の映画)

4.2

アニエスベー監督・脚本の綺麗なフランス映画。中身はハッピーエンドでもなければ、心をえぐられるようなもの凄いパンチ力のある、一番好きなタイプの名画でした。後味が凄い。せめて誰かの心に無言の壁作らせるよう>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.6

ゲスい話を最高にゲスく、でも映画に没入させるためには、違和感抜群の福山雅治と、その他どハマり役のみなさんが、一切飽きの来ない脚本で突っ走る。気持ちのいい映画でした。


特にベッドシーンはおおっ!って
>>続きを読む

ラビット・ホール(2010年製作の映画)

3.7

名作、ヘドウィグアンドアングリーインチの監督の作品。
新作が上映開始と知ったついでに、この映画の存在知った。ドラン監督ともまた違う、善悪では表せない微妙な二者関係を、とても綺麗に描いていて、終始大きな
>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった。期待値の20倍くらいのインパクト。


猟奇的なノンフィクションを、しっかりと猟奇的に、生々しいホントにあった話として表現するのって難しいと思うけど、キャスティングしかり、展開し
>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ長いんだけど、時間が経つほど面白くなる。時代背景わかってれば最初の方寝てても平気だったかな。

世界の多くのライトなキリスト教信者がこれを見てどう思うのかな、というのがとっても気になる。
>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.0

ティムバートンの世界観、ビジュアルのインパクトはもちろんながら、ストーリーがしっかり見応え抜群なのがすごい。大味な映画的じゃなくて、繊細な文学的な感じを、読書が苦手な人でも理解できるように表現。

リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

3.3

ホームアローンの後としては、なんともお粗末な映画。
何十年も経った今、めっちゃ面白い。。。今観るべきB級。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.7

コメディ映画とすら思う空気感、出演者陣、予告映像。でもこれ、ノンフィクション。土竜の唄とは訳が違う。新宿スワンとも期待値が似てるけど全く違う。

こんなん上映していいのかって思うくらい、そんなに昔じゃ
>>続きを読む

少女椿(2016年製作の映画)

3.5

最高に好きなタイプのカルト感。丸尾末広のエログロを適度にマイルドにしながら心地のいい映画俳優とポップな音楽が調和して快適。

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.5

若き奇才ドランの最新作。
「もうすぐ死ぬ」を伝えに突如数十年ぶりに家族に会いにいく、死と家族それぞれの思いの話。

これまでのドラン作品の尖った音楽・撮り方・感情表現などがバランスよくまとまっていて、
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

遅ればせながら観ました。
これは2016公開映画のダントツNo.1で間違いなしです。

映画を観ながら、瞬きするのも忘れるくらいスクリーンに釘付けになって、なんだか悔しくて悔しくてポロポロ泣きました。
>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

4.0

宗教をテーマにしたインド映画。

インド映画といえば、ナヴァ・ラサと呼ばれる9つの感情が目まぐるしく折り込まれるのが定番ルールと言われるが、これもそう。というだけでまず面白い。

神の存在と宗教の存在
>>続きを読む

ソラニン(2010年製作の映画)

3.8

初めてライブに行って感激してそっくりのギター買ってバンド始める、ってあたり全く同じで、最後のライブシーンのロケ地も僕らが最後にライブをやった町田Actだったっていう超個人的な理由で感情移入し、ボロボロ>>続きを読む

アニー(1982年製作の映画)

4.0

土曜日の朝からトゥモッロ トゥモッロでボロボロ泣いています。アマゾンプライム。

(1990年製作の映画)

3.5

大学生の頃、ちょうど10年前に観たのを再度。

黒澤明のカラー作品は美しすぎる色合いでした。なんだろう、とってもいいアニメを観たような。これが「こんな夢を見た」だからなのか、映画作品であるからなのか、
>>続きを読む

バーダー・マインホフ 理想の果てに(2008年製作の映画)

3.8

これまた2度目。大学の頃、思想とか宗教とかがテーマの映画観まくって、正義ってなんだろうとか考えてた。日本赤軍とドイツ赤軍、対比しながらみるととっても感慨深い、戦後共産主義の行方。

日本って国は右寄り
>>続きを読む

害虫(2002年製作の映画)

4.5

久々に2度目の鑑賞。好きな邦画の5本に入る。日本映画はこうでなくっちゃ。哲学的で文学的でアンハッピーエンドの幸福感。宮﨑あおいが天才であるワケはここに答えが。

リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

3.0

「昭和歌謡を唄う亡霊トミー谷」として、世界が見たジャパンポップの新たな側面をみせてくれました。ハンガリー発。クセになる。

人間の証明(1977年製作の映画)

4.0

70年代、脱戦後ニッポンの社会背景はいまの僕らが理解できるものじゃないし、アメリカの白人・黒人・日本人はそれぞれ違う世界の生き物なんだろうし、それをあんなに綺麗な色使いで融合したり差を濃くしたりできる>>続きを読む

>|