ストーンロックさんの映画レビュー・感想・評価

ストーンロック

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アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

4.2

 猪木信者です。率直に見て良かった。
ドキュメンタリーなのにドラマパートがあるなんて余計な物作りやがってと思っていましたがとても共感した。私も辛い時何度も猪木に勇気づけられた。ドラマとは背景は違えどニ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.6

 前評判が凄く高く、見た人は誰も説明してくれなかった。ポスター見て和製ホラーの出来損ないかと思った。
見終わってホッコリしました。誰も有名な人出てなくて、こんなにヒット。日本も捨てたものではない。
 
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コマンドー(1985年製作の映画)

3.9

 シュワルツネッガーがアクション俳優としてノリノリの頃。
なんといっても、上映時間が短い。スカッと完結。余分な部分がない。変に苦戦しない。ヴァンダムもノリスもセガールも皆んな共通。敵の陣中に単身乗り込
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.1

色んな意味で概ねいつも通り。
時代は少し進む。60年代。
別居して子供も失う。
誰も授業に興味ない。辛い晩年。冒険と危険は襲ってくるが、よる年波で見てる側も辛い。
ハリソンフォードの肉体もだいぶお疲れ
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

3.9

 そもそもアメリカンニューシネマとは何なのかわからない。
 割と抽象的なシーンが多く、ストーリーは目まぐるしいわけではない。主演の名優二人が若くてカッコイイ。皆んなの憧れ。
 考えてみれば主役は悪党な
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ジェイク・ザ・スネークの復活(2015年製作の映画)

4.1

 ジェイク"ザ スネーク"ロバーツ。
現役の時はカッコ良かったなー。特に92年のロイヤルランブルの登場は良かった。
今あんな芸風のレスラーはいない。まさに"唯一無二"。レスラーのセカンドライフは大変だ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.0

 公開当時 劇場鑑賞そして見直し。
「シン」三部作の中では一番好きな作品です。レアルな表現と現実の風景。あーここねーと思わせる。他の二つにはない臨場感。実際の武器も。地中貫通弾て凄いんだね。実際ないと
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

ヒーロー物は子供が飽きない90分程度というのが相場と聞いていましたが、その倍の長さ。でも必然の長さ。何しろ登場人物が多くそれぞれに物語がある。完全回収にはまだ足りないかもしれない。
それと予習は必要。
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カリートの道(1993年製作の映画)

3.9

 逃げれば逃げるほど裏社会は絡みついてくる。パチーノ演じるチャーリーは足を洗うと言っていても昔のプライドで出たての売人と自分は格が違うところを見せたい。それが結局命取りに。ショーンペンはさすがの芸、私>>続きを読む

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

3.8

 周防監督作品で一番好き。
ありきたりのスポ根、マドンナ、ハッピーエンド、パターンは決まっていても楽しめた。公開当時バブル末期この手のスポ根に世間はしらけていた。でも忘れていた何かを思い出させてくれた
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

 ヒーローたくさん登場。これでも出てない人もいる。肝はサノスの描き方。今作の主役はサノスだ。ただ残虐だけでなく、理屈も捏ねる。タイタンではもう一歩まで追い詰められるが、強い。最後のワカンダでの立ち回り>>続きを読む

アベンジャーズ(2012年製作の映画)

4.0

 何回目かの見直し。その後を知っているので、皆んな初々しい。ロキは悪くてズルい。後にいい奴になるなんて想像出来ない。いや、少し片鱗はある。ソーも真面目。後におふざけが過ぎるとは思えない。
 やっぱりホ
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スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

3.6

 こういう作品好き❤️です。途中まで。
昔の知り合いは皆んな亡くなって、体力も無いが意地はある。フランクとホークのライバル心。滑稽だがわかる。わかるなー、男のサガだね。キーファーサザーランドの女好きキ
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猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

3.6

 低予算?ながら毎年公開していた事に驚く。セリフは少なく展開も緩やか。全ては最後のシーザーの演説のためにあったと言っていい。何か舞台劇のようだ。それにしても能弁である。シリーズの分岐点的作品ながら地味>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

 役者、監督、脚本がタイミングよく組み合わさるとこの様な傑作になる。心が洗われるわけでもなく、人生の糧にもならないけど間違いなく傑作。ナタリーポートマンのデビュー作。今後の彼女の活躍を予感させるではな>>続きを読む

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

4.0

 見る前のイメージとだいぶ違ってとても寂しくて虚しい。若い時の初々しいさと晩年認知症を患ってからの場面が入れ替わる。旦那さんは最高のパートナーだったとわかる。メリルストリープの演技力とメイク技術は素晴>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.1

 単純明確にして簡潔。時空も飛ばないし複雑な人間関係もない。この手の映画はこうでなくては。エディとヴェノムのバディも引き続き好調。ヴィランの二人がなんであそこまで凶暴なのかぁ今ひとつでしたが、大した問>>続きを読む

続・猿の惑星(1970年製作の映画)

3.5

 ここから始まる続編シリーズ。元々決まっていたのか、成功したから慌てて使ったのか。いきなり探査ロケット2号も追ってきます。チャールトンへストンが出演渋ったのでこちらも慌てて修正した感じ。フォルムが似て>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.9

頑固ジジイ、最初は分かり合えないが良い関係なる、血縁とは上手くいかない、憎らしい悪役、最後は悲しい別れ。ミリオンダラーベイビーと似ています。なので感動は少し薄い。
 でもさすがクイントイーストウッド!
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猿の惑星(1968年製作の映画)

4.5

 今の時点で55年前の映画。宇宙探索の設定では3200年も経過してるのでまだまだです。まずこの設定、ストーリーを考えた人達が素晴らしい。当時オンタイムで見ていたらどんなに揺さぶられた事でしょう。翌日学>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

 暗い。ダークヒーローだけど暗すぎる。それに長い。まず初登場がゆっくり歩いて登場とはどういう事か?逃げられるだろ。警察の捜査にも堂々横入り。
 ミステリアスじゃない。
 クリストファーノーラン版が完璧
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.1

 天才ジムキャリー。見ると元気が出る。
過去作の中では抑えめ。ところどころでジャーニーのセパレイトウェイズ。どういう意味かわからなくて残念。振りには必ずオチをつける。回収されてスッキリ。ウェディングシ
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.0

 当時はカーチェイスの凄さが際立ち、半分くらいしか面白さが理解出来なかった気がする。出演ミュージシャンの凄さが今見るとわかる。ボンドのベースがドナルド ダック ダン!ストーリーはどうでも良くてノリで見>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.2

 手品は万国共通語。言葉は通じなくても仲良くなる絶好のツール。
 出自も理由も曖昧だけど手品と不思議な魅力で全く違う生活の人達に溶け込んでいく。旦那と上手くいかないのが共通しているだけで生活も心も荒ん
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グレムリン(1984年製作の映画)

4.0

 もうすぐクリスマスシーズン。クリスマス映画隠れ1位。骨董品屋は怪しさ満点だが、モグアイが可愛すぎて買ってしまう。わかるなー。それにしてもすぐに禁止事項破ってしまう息子はどうなのか。
分身は悪い奴だら
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.7

 当時、映画好き男子は皆んなジェニファーにやられた。可愛かった。かっこかわいい。倉庫に住んで、自転車で通勤、男っぽい服装、こんなライフスタイル当時は斬新でおしゃれに感じた。性格もあざとくない。スウェッ>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

 ご本人がやらないと言っていたので当初は変わるのかと思っていたが、続投で一安心も、とにかく待たされました。コロナのせいで公開大幅延期。映画館にポスターだけは貼ってあった。この女性はどんな役柄かな?と期>>続きを読む

007 スペクター(2015年製作の映画)

4.1

往年のファンからすればとてもわかりやすい副題。発表された時から「今度はそこねー」とワクワクしていました。スペクターは宿敵ですが相当お久しぶり。直近の記憶だと「ムーンレイカー」の冒頭の惨めな感じが最後の>>続きを読む

ティン・カップ(1996年製作の映画)

3.5

 他のスポーツと違ってゴルフ映画は少ない。映画にしづらい。ケビンコスナー、レネルッソ、ドンジョンソンなど人気俳優使ってもやっぱり厳しい。私自身ゴルフ大好きだけど、映画はどうかな。アメリカはプレイ中も派>>続きを読む

デーヴ(1993年製作の映画)

4.2

仕事に悩んだ時、「BIG」とともに思い出す作品。予算かなにかを紙の上で計算して説明する場面が良い。国家的な事も意外と単純なよでは?と思ってしまう。そこに利害や欲が絡むからわからなくなる。
そして主人公
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.6

クレイグボンドの方向性を決定した一作。
またまた、冒頭から凄いアクション!あそこから撃たれて落ちては不死身過ぎ。え〜‼️マネーペニー⁉️芸風変わりすぎ!
「君には動く標的は無理だ」「じゃあ動き続けて」
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007/慰めの報酬(2008年製作の映画)

4.0

異色作。終始シリアス。ボンド得意のユーモアどこへやら。いつもおまうがアストンマーチン無残、勿体ない。秘密兵器はないが今回のボンドかーはレンジローバー。英国製。今回のラスボスは小物感。ボリビアは馴染みの>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.5

 傑作です。今も色褪せない。そんなの言わなくてもわかってる。TVで何回やった?日本人なら一回は見てる?
当時からコレなら海外でもウケると思った。ルパンと銭形の関係などは予習が必要かも。宮崎駿さんの名前
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007/カジノ・ロワイヤル(2006年製作の映画)

4.2

 コレは賛否両論あるだろうな、当時はそう思ってました。ノスタルジー風のシーンでスタート。そこからのタイトルバックはおしゃれ。マダガスカルのパルクールは「俺は今までのボンドとは違うんだぜ」を体現するのに>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

 あまりにも評判がいいので期待して見ました。期待に通りの作品。評判聞かなければもっと良かったかもしれない。いい意味で。ドリスはある意味寅さんぽくて日本人から見ても共感できる。フランスの移民問題は難しそ>>続きを読む

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.3

 この病気は厄介だ。一生ついてまわる。
天才で変わり者の設定は多く存在する。
故に病気は理解されづらい。
エドハリスがハマっていて、こちらも信じてしまった。前半ハラハラ、後半はせつなく、ラストは感動。
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