Junさんの映画レビュー・感想・評価

Jun

Jun

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

友ある人は救われる。

70年以上前の作品だが、いつ作成されたかや、モノクロなど今見ると劣ってると思っていたが、そのような表現方法の進歩など全く関係なく心から感動する作品。

むしろ本当に大切なこと、
>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.7

幸せなひとりぼっち

妻を亡くした責任感の強い孤独な男性が、妻以外の人に心を開く物語。

「全部自分でできると思ってしまう」
という思い込みは、少し容量が良い人だと誰しもあるのではないか。

そして、
>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

今の自分がどれだけ幸せか。
そして、どれだけそれに気づけているのか。

どれだけその幸せを見逃しているのか。

もう一日同じ日を過ごした時に、同じことをするのか?

今この瞬間を全力で、そして悔いのな
>>続きを読む

ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”(2021年製作の映画)

-

嵐というアーティストは勿論、それに関わった全てプロフェッショナル達による、感動体験!

嵐のファンというわけではなく、ライブ映像に興味があり鑑賞。

歌は知らなくても次々と楽しませ続ける演出や映像表現
>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

それぞれの愛の形に心温まる

設定がストーリー上少し複雑な中、分かりやすく構成や展開が作成されてる気がしました。

そして、それぞれの「家族像」が表されており、理想的な幸せな家族とは?というのを考えさ
>>続きを読む

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.9

リアルすぎる正義との葛藤の中に引き込まれる

152分間BGM一切無しのドキュメンタリー。

もっと言えば、ドキュメンタリー中のドキュメンタリー。

二転三転どころではない次々と襲いかかる正義との葛藤
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

【ボンドのカッコよさと、クオリティお化け】

久々の洋画に、毎回とにかくボンドと英国な世界観に浸るために007鑑賞。

カッコ良いし、映像のクオリティーが説明できないくらい凄いし、壮大だし望んだ以上の
>>続きを読む

浜の朝日の嘘つきどもと(2021年製作の映画)

4.9

面白い!!みんな良い人!

凄い良い映画を見たな〜という感覚になるし、本当に良い映画だった。

笑い涙ありというのは正にこのこと。

その中でも、ただエンタメとしての楽しさ以上に「映画」というものの成
>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2013年製作の映画)

4.6

彼は天才と思われてるのではなく、自分で思ってる

ここまで自分の信念を貫き通し、やりたいことに没頭する姿はかっこいい。

そして刺激しかない!!!

もっと広く視野を持って生きていこうと決めました。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.2

(国、人)から護られなかった者たちへ

「福島の震災」と「生活保護」をテーマに、ニュースでは見られない震災後の現状を突きつけられた作品。

共通するのはそれぞれ生きるのに必死ではあるが、それ以上に誰か
>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

4.6

自分を許すこと、そして人を許すこと

見た後自分の些細な許せない部分や、誰かの許せない部分が許せるそんな作品です。

精神的にかなり強烈で、リアルな描写が多く物語の着地が見えない作品だったが、終始響く
>>続きを読む

君は永遠にそいつらより若い(2021年製作の映画)

4.7

誰しも誰にも言いたくない秘密はあるが、誰しも誰かに打ち明けたいと思ってる。

上手く言語化出来ないが、見終わった後今までに体験したことの無い映画体験、気持ちになった。

静かに強烈な作品。

人への怒
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.7

何で私だけ、何で俺だけ、、、を乗り越えて、、、

誰しも何かを背負って生きているかもしれないが、その問題やトラウマは誰かに頼るものでなく、擦りつけるものではない。

その負の連鎖は誰かを傷つけていく。
>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.8

全てにおいて、一をも凌ぐクオリティと映画体験

久々に濃い映画体験をした。
ここまで、ヒトの触れてほしくない部分を鮮明に、そして自然に作品として表現できるのが凄い。

それに合わせて、映像のクオリティ
>>続きを読む

リスタート(2020年製作の映画)

4.8

埋もれてるのが勿体ないくらいの良い映画

自然と音楽と友人と家族と、ほんの小さな夢が惜しげも無く積み込んである映画

所々の登場人物達の心に秘める思いに心揺さぶられました。

やっぱり最後は人で、愛が
>>続きを読む

街の上で(2019年製作の映画)

5.0

こんなに日常が面白いなんて!!

久々にこんな自分で面白いと感じられる作品を体験した感覚。

この時間の中ならずっと入れる気がしました。

それにしてもこの日常感を意図的に作りだしてるのが凄い、何故か
>>続きを読む

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.0

出演者のチョイスが絶妙で素晴らしい!
どんな展開でもこの出演者なら、と許せるくらいの選別!

ただ、何処となく現れる不自然感と間がどうしても気になってしまった。。

そして無理にサイコ感出すのも気にな
>>続きを読む

14歳の栞(2021年製作の映画)

4.1

ただ、実在する35人のクラスメイトの何気ない日常、会話を切り取った作品。

その生感が変なフィルター通さず共感できる。

誰の人生の何処を切り取っても、それは誰かに刺さるストーリーになると感じたとって
>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.0

【一人ひとりが勇気を持つべき作品】

逃げるには血を流す事しか方法がなかった・・

この言葉は映画だけで止まってほしいと思ってしまう。

象徴的に描かれていた「反大人」のイメージ。
そして、その大人も
>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.9

藤井道人さんの作品はいつも覚悟してみないと、考えさせられる通り越して病むレベルの衝撃。

デイアンドナイトなどでもそうだったが、隠と陽の表現がとても上手い。

そして、普段生きていたら全く考えもしない
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

4.5



●とても考えさせられる!
自分が不自由なく生きれてる中で、幼い頃に大人の都合で人生を揺るがされる子供達を見て苦い感情になった。

「この子達はどうしたら良いのか?」
「大人達がすべきことは?」
>>続きを読む

>|