セサミオイルさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.0

絵や小ネタでは楽しませてもらったけど、ストーリーに心ときめくものは無かった…

やりたい事はやったけど、そもそも伝えたい事なんてなかったって感じなのかな。

もっとポップでカオスで衝動的でグチャっとし
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.1

惜しいわ!

猛者達がバッチリスーツ決め込んでて全体のルックがとても良い。画質も良いね。
2,3箇所の殺し方のアイデアにもキレがあって普通に殺さない、普通に映さないという気概が映像的に伝わった。

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主戦場(2018年製作の映画)

3.8

ストーリーの構成が良くも悪くも優等生であった。なるほど技巧的だなという見方と、内容にある闇に仰け反る楽しみ方と2つ同時に楽しめる。

技巧的なのは監督の打算よりも誠実さから来るものかなと思いました。
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バンブルビー(2018年製作の映画)

2.5

アルバイトのユニフォームがすごく可愛かった!
アバターとかにも出てきてたけど、余りにも雰囲気で事情を察しないマッスルブレインな軍人。俺はもう大人でそういうのがパターンとしてあるという事が分かっていても
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

良く出来てた…
余命ものは見え透いた感じが嫌で避けてきた人生ですが大根さん好きで思い切って観ました。
ほんとに良く出来てた。
自分が好きなものがぎっしり詰まってた。
友情の感じは泣けた。
キャストも素
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ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.8

このシリーズを初めてちゃんと観ました。
目玉であるアクションが素晴らしかったです。よくあんな事が出来るな、よくあんな絵が撮れるな、よくあんな事をしようとするなとそれに尽きますね。
トムクルーズがカッコ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.1

3時間たっぷり世界観に浸れたのが何よりよかった。至福。
総当たりバトル以外は基本的に静かめでメリハリが効いてた。アクションはインフィニティの方が楽しめたかな…
でもでもそれでも、アクションとCGを連動
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

4.5

前作に比べてストーリーの深みがぐんと増した。オンラインという事で世界観が大きく拡がった。
大人も子供も楽しめるのは相変わらず。
加えて画質が半端ない。
看板やアイコンのグラフィックデザインも出し惜しみ
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

話がよく出来てる。ディズニーのクオリティに感心してしまう。
子供も大人も楽しめるほんとにすごい。
鑑賞後爽やかな気持ちになる。

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

中盤まではとても良かった。
スマホのクローンとか現実離れしてて安い感じだったけど、FB(敢えてそう呼ぶ)アカウントを乗っ取られた時の混乱やFBを使った撹乱の様子は見事。SNSの危うさをよく分かってるな
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.1

どういうコンセプトなんだろ。世界観が徹底的に統一されてて横道に逸れない。その点がまっすぐで気持ちが良く、作品の仕上がりに大きく貢献してた。
主人公に降りかかる火の粉がとにかくいちいちハードだが、それら
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.4

観た観た!面白かった面白かった!

集団カンニングを繰り返す話なんだけど回数を重ねるごとにスケールが大きくなっていってどんどんだいそれた事になってゆく。この加速感みたいなのが観ていて面白い。ハラハラし
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運び屋(2018年製作の映画)

5.0

映画も凄いし監督も凄いしで大変。
ただ監督が凄いから映画も面白く仕上がったんだろうなとは思う。笑えるシーンなんかもあっておれも大声で笑ってしまった。

運び屋という題材を選んだ時点でこの作品の勝ちは決
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ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

5.0

4Kリマスター版鑑賞
物語の中で色んなことが起こるんだけど、これって大変だよねとか、これって悲しいよねとか、監督は出来事に対して、演出で観客の感情にバイアスをかけるような事を一切しない。淡々と物語を見
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セレニティー:平穏の海(2019年製作の映画)

1.3

このレビューはネタバレを含みます

この映画の感想を相席食堂風に言うと、
ちょっと待てぇーい!このオチは1番やっちゃアカン奴なのよー!形を変えた夢オチじゃぁー、代紋Take2のオチじゃぁ〜!
って感じか。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

徐々に真相が明らかになるサスペンスが大好きなのでこれもそうかなと思い観ました。
実際は徐々にというより、「最後で一気に」って感じでやや残念でしたが、それでも全然楽しんで観られました。起承転結にメリハリ
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

5.0

観たこともないレベルのCG表現、背景など絵としての格好良さ、そしてチートとも言えるようなアクションに何度も身体が強張りました。

表情豊かなアリータの可憐さと、一転して最強の強さを誇るアクションシーン
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

5.0

ネタバレとまではいきませんが結構内容についても言及してます。


不条理なルールの中で四苦八苦する人間を面白おかしく描くのでお馴染みのヨルゴスランティモスの新作。昼でもヨルゴス!
今回は映像、音楽、脚
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

「ハラハラドキドキ→ちょっとひとやすみ」を繰り返す、緩急のある構成が見事にはまっていて最後まで楽しく観れた。列車の性質を利用したストーリーテリングはゼルダをプレイしてる感覚。グロ描写は控えめなのでゾン>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

5.0

映画監督とはプロジェクトリーダーではなく本来作家なのだということを思い出させてくれました。

映像に、造られた「キレイ」とかじゃなく大自然の美に共通する美しさを感じた。
これはある種クリエイティブの到
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

4.2

主人公に敬意を表して不吉な数字4.2を付けよう。
この映画が誰に好かれ、誰に嫌悪されようが俺には関係ない。めちゃ好みだった。特にビジュアルと武器。無敵の主人公もかっこよかったし、殺し屋組織という設定も
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.6

端から端までシャマラン特有のユーモアに溢れてた。冒頭は引き込まれたが、その後にもったいぶった演出が長々と続く。その辺に関してはシャマラン、あなたはやりたいようにやって下さい、今日はとことん付き合うよ。>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

5.0

2度目の鑑賞。
初見では目まぐるしい映像と押し寄せる情報の波に飲み込まれて見逃していた細かな仕掛けや伏線回収などつぶさに読み取れた。
ストーリーに深みはないものの、知恵と勇気の冒険活劇という感じでとに
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.3

ご機嫌な選曲も相まって終始軽快な雰囲気。
CG表現も見事。
キャラクターも魅力的。
この映画のウリとする要素だけで1本の映画が形成されてるようだった。
どこを切ってもGOGという感じだった。
世界観に
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.1

前作との比較論で落胆してしまうのは勿体無いので、フィンチャーさんのドラゴンタトゥーの女をとにかく引きずらないように観ました。
その結果物凄く楽しめた。
冒頭が物凄く濃密な空気感。流石に掴みがすごいなぁ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

久しぶり2度目の鑑賞。
初見では0点付けたくなるほどの気分になったのに、2度目は一転して中々良かった!という印象。
期待値を差っ引いて鑑賞するとこうも違って見えるのかと驚きました。

大友が抱く、チャ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

1.3

ここまで賛否の温度差が大きく出た映画はこれまであったかな(サマーウォーズ並み。家族モノって意見が別れやすいのか。妹がいる人がこれ観たら…)。私はどちらかと言うと否定側。好みの問題は大きくて、もっとこう>>続きを読む

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.8

劇場で観たかった…

話の大筋はポスター絵で一目瞭然。2つの高層ビルの間にロープを張ってその上を男が渡る。容易に想像出来るのはこれが違法行為であること、男は綱渡りの名手であること。
それは想像通りだっ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

なんかね、すごくよかった訳ですよ。
伝記として青春グラフィティとして。
ロックンロールのキラッキラしたところが随所に散りばめられて素敵なんです。
英国紳士的なエレガントが全体を覆ってるような気もしまし
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(2016年製作の映画)

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駄作を観た後には当然不平不満の言葉が噴出するものです。ひと言で駄作と言っても不満の言葉は様々。多々ある中で「惜しい」とか「もったいない」という類いの文句は割と好きかもと思わせてくれたのがこの映画。>>続きを読む

SPACE ADVENTURE コブラ(1982年製作の映画)

4.3

コブラは通ってなくて最近YouTubeでアニメ版観たらすごく凝った造りになってて良かったのでこの劇場版もチェック。
すごく背景やシーンの描き方がお洒落で良かった。ルパン三世複製された男に通じるものを感
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バッドママ(2016年製作の映画)

4.0

コメディタッチだが、笑えるというより観ていて元気になれる作品。

主人公はとあるママ、子育てと仕事とPTAにヘトヘトになりながらも愛する子供たちの為に孤軍奮闘の日々。そんな中どうにも支配的なPTAに馴
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パーフェクト・ルーム(2014年製作の映画)

1.8

サスペンス難易度がちょうど良かった。
でも基本的に事の起こりが乱痴気やってバレそうになったら皆で保身という終始情けない感じなので、スケールが鬼小さかった。

スリーパーズ(1996年製作の映画)

4.4

すごい。これぞ映画だと言いたい。
なにせデニーロとブラピとダスティンホフマンが出ているのだから。
絵がリッチである事はいい映画の条件のひとつとして充分だろう。
中盤までに大きな展開がひとつ、ふたつ、
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ジオストーム(2017年製作の映画)

2.0

宇宙ステーションは80年代の宇宙映画をリマスターしたような映像になっていておじさん的に素晴らしいと思えた。
こういうの好きな人は映像だけでも観る価値あるかなと思う。
この映画は早い段階でサスペンスだと
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フォーカス(2015年製作の映画)

2.8

詐欺映画が大好きで鑑賞。
しかしこの映画は少しマナー違反かもしれない。
詐欺映画としての見せ場も十分にあるのだが、結局のところ恋愛に始まり恋愛に終わるのでトータルで見るとお粗末、肩透かしの印象が残った
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