デルタさんの映画レビュー・感想・評価

デルタ

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The Most Beautiful Day(英題)(2016年製作の映画)

3.8

„DER GEILSTE TAG“
(デア ガイスツ タグ)
『最高の日(一番暑い日)』(直訳)

フロリアンとシュヴァイクホファーの仲良しコンビが、『100日間のシンプルライフ』よりも前に、共演な
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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.0

Matthias Schweighöfer(マティアス・シュヴァイクホファー)が見たいというだけで、確か半年ほど前に鑑賞しました。
既視感満載の、単純明快スパイアクション。
無国籍スパイ組織「チャータ
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

3.5

🇩🇪ドイツでは、昨年5月に公開。
第73回ベルリン国際映画祭で、国際映画芸術連盟(CICAE) アートシネマ賞とヨーロッパシネマレーベルで受賞、
昨年のドイツ映画賞では、『西部戦線異状なし』を抑え長編
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

とにかく難解である。ということ以外、事前情報は入れずに鑑賞しました。
冒頭の太平洋戦争、戦火の中を駆け抜く子ども、空襲で焼け落ちる病院、火の海と化した街の描き方には息を呑みます。

全体を通してジブリ
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.8

原作はロバート・ムーアの『A Time to Die』。
2000年にバレンツ海で起きた、クルスク潜水艦事故の実話を描いています。
日本では3年半遅れで、2021年にようやく公開された作品。ずいぶん待
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ファミリー・スイッチ(2023年製作の映画)

2.8

記録。

昨年11月末頃に配信されたクリスマス映画。
Matthias Schweighöfer(マティアス・シュヴァイクホファー)がちょっとだけ出演しているので鑑賞。

家族の中身が入れ替わり、愉快
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スイマーズ:希望を託して(2022年製作の映画)

4.0

2016年のリオデジャネイロオリンピックで、難民選手団で出場したユスラ・マルディニの実話。
日常の中の内戦、海を渡って避難する危険で過酷な路程、難民として生きていくという苦難と辛い現実がまざまざと描か
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Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.8

記録。

忘れてはならないトムとシュヴァイガーさんの共演作。
撮影は2010年の秋頃だそうで、今から約14年前ですね。
トムが好きだった頃は何度も観ました。
ヒロインがイマイチで、なぜあんなにモテるの
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アーミー・オブ・シーブズ(2021年製作の映画)

3.0

こちら、Netflixのゾンビ映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』の前日譚。
半年ほど前に観てとても楽しめましたが、シュヴァイクホファーに興味がない方にはそれほどでもないようで😅
シュヴァイクホファーが
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.5

記録。

Til Schweiger(ティル・シュヴァイガー)さんの出演作はたくさんありますが、中でも個人的に一番好きなのがこちら😊
シュヴァイガーさんが演じるのは、ナチス殲滅(せんめつ)の命を受ける
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ガン・ドッグ(2018年製作の映画)

3.8

警察特殊部隊GSG10の隊員ルーク・シュタイナー(Til Schweiger(ティル・シュヴァイガー))は武装集団による立てこもり事件で、指揮官の指示に従わず無茶な突入をしたことで、上司から叱責され部>>続きを読む

レッド・バロン(2008年製作の映画)

3.8

マティアス・シュヴァイクホファーが若きエリートパイロットを好演。
リヒトホーフェンの飛行仲間であり親友、ヴェルナー・フォス役にティル・シュヴァイガー)さん、
連合軍戦闘機パイロットでリヒトホーフェンの
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

記録。
リバイバル上映にて再鑑賞。お客はわたくし一人だけ…200人収容のシアターを独り占めでした。

死期の迫った脳腫瘍のマーティン(Til Schweiger(ティル・シュヴァイガー))と末期骨髄腫
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ハーバーマン 誇り高き男(2010年製作の映画)

3.0

記録。

第二次世界大戦後のドイツ占領者に対する反発と、ヨーロッパの一部から数百万人のドイツ系民間人が追放された事実を描いた数少ない作品。
チェコで生活していたドイツ人が一斉検挙され列車に押し込められ
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/リチャード三世(2016年製作の映画)

4.0

記録。

エドワード四世とヨーク家の統治下でようやく平和になったかに見えたイングランド。しかし、国王の弟グロスター公リチャードが、王位を自分のものにする計画を開始。新たな脅威が国王の身内から現れる…
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/ヘンリー五世(2012年製作の映画)

4.0

記録。

「少数だが 我ら幸せな少数は 皆 兄弟だ
今日 余と血を流す者は 我が兄弟となる」

1599年頃に執筆された『ヘンリー五世』。伝説の「アジャンクールの戦い」を中心に、勇敢な王ヘンリー五世の
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劇場版 嘆きの王冠~ホロウ・クラウン~/リチャード二世(2015年製作の映画)

4.0

記録。

英国王の興亡を描いたシェイクスピア歴史劇。
ベン・ウィショーが演じたリチャード二世は、神々しく美しい。
しかし、理想主義でわがまま、繊細でありながら残酷、国王としての在り方と苦悩ゆえ、孤独に
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ゲットバック(2016年製作の映画)

3.8

記録。

話はテンポよく進み、クスクス笑える要素満載。
変装したシュヴァイクホファーがチャーリー・ハナムに見えるし、
作戦会議で、おもちゃの模型で遊ぶシュヴァイガーさんが新鮮です。

日本では劇場未公
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作を読んだことはありません。
日露戦争における『203高地』の激戦が描かれているということで鑑賞。
『203高地の戦い』は、旅順港が見渡せる203高地を手に入れたい日本陸軍と、死守したいロシア軍との
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Lift/リフト(2024年製作の映画)

2.8

なんだろうな…既視感があります。
Netflixによくある、国際色豊かな俳優を揃えたアクション。
チームがあって、ハイテクとか飛行機とか…そんな感じです。
観ようと思った理由は
ググ・バサ=ローが可愛
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

4.5

日本公開が決まったということで、記録。
日本では一度、2021年ドイツ映画祭などで、限定公開された作品です。

主人公ベニー(ヘレナ・ゼンゲル)は母親と離れ、児童養護施設で暮らす9歳の少女。周囲に対し
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ナチスに仕掛けたチェスゲーム(2021年製作の映画)

3.5

配信が開始されたようなので記録。
昨年5月頃、劇場公開前にドイツ語ドイツ語字幕にて鑑賞。
ドイツからDVDを取り寄せた後に日本での劇場公開が決まるという苦い思い出が…

予告編を見ると、Netflix
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

『1917』の監督サム・メンデスとロジャー・ディーキンスの撮影、とても高い評価を得ているため、かなりの期待を胸に鑑賞。
開店前の劇場や雪景色など、映像はとても美しかったです。
しかし、ヒラリーとスティ
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スターリングラード(1993年製作の映画)

3.8

記録。
1942年の秋から冬にかけて、スターリングラードでのドイツ軍の壊滅を描いています。
北アフリカ戦線で戦功を立た小隊の兵士たちが、ハンス少尉の指揮の下、スターリングラードへ。
雪原でT-34との
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ロックンローラ(2008年製作の映画)

3.8

記録。
トム・ウィルキンソン氏の訃報を受けて、こちらのレビューを書いておくことにします。

ガイ・リッチーお得意の犯罪群像劇。
豪華なキャストでありながら、登場人物がとても多いので、テンポのいいストー
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ギャレス・エドワーズ監督の日本への想いを知り、
あまり期待せずに観に行ったことがかえって良かった気がします。

AI化が進む世の中、
いつか本当にこんな世界になるのかもしれないなぁと恐怖心を抱きながら
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さよなら、ベルリン またはファビアンの選択について(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

記録。
配信開始直後に鑑賞。
ドイツ人俳優Albrecht Schuch(アルブレヒト・シュッフ)出演の、数少ない日本公開作品♡

原作は、「飛ぶ教室」などの児童文学で知られる、エーリヒ・ケストナーの
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翼をください(2001年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ルーカス・ドン監督のベルギー映画『CLOSE/クロース』を鑑賞し、
似たような作品があったなと思い出したので記録。

メアリーは、義父とうまくいかずに女子寄宿学校に入学。
活発なポーリー、美しいトリー
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

3.0

誰しもが経験する、してきたであろう後悔と孤独、喪失。
後ろめたさはあるけど悪気はないつもり。
思春期の「悪気はない」は、時に残酷。

映像は美しい。

昔観た、パイパー・ペラーボ主演の『翼をください』
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ブロンソン(2008年製作の映画)

3.5

記録。
トムが増量して挑んだ役、マイケル・ピーターソン。

涌き出る暴力への欲求と、真顔での語り、不気味な笑顔。
しかし、不器用に恋をする演出もあり、トムのコミカルさと、どこか純粋さを織り混ぜた演技で
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

東京の町並みの映像や、日常生活の音の捉え方は素晴らしかったです。
役所さんは、盲目的にトイレを掃除する寡黙な男を見事に演じていますが、
いくら寡黙な人でも、さすがにそこは声を出して意思表示するのではな
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ベルリン・アレクサンダープラッツ(2020年製作の映画)

3.5

記録。
今年の春頃にDVDを取り寄せ、ドイツ語、英語字幕にて鑑賞。

原作は1920年代のベルリンを舞台に書かれた、アルフレート・デーブリーンのドイツ⽂学の傑作。
ブルハン・クルバニ監督が構想に7年を
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ミュンヘン:戦火燃ゆる前に(2021年製作の映画)

4.0

記録。
ナチス=ドイツを増長させる結果となった宥和政策を描いていています。
ミュンヘン国際会議の裏で、チェンバレン首相の私設秘書ヒューと、反ナチス勢力の一員であるドイツ外交官ポールが、ナチスの極秘情報
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100日間のシンプルライフ(2018年製作の映画)

4.0

いつも明るくユーモラスなマティアス・シュヴァイクホファーと、ドイツのサム・クラフリンと言ってもいいくらいハンサムなフロリアン・ダーヴィッド・フィッツ、私生活でも仲が良い二人の二度目の共演作。

スマホ
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

4.5

ドラン作品の中では一番好き。
ドランが切なくて可愛い。
挿入歌も良く
🇨🇦カナダの🍁秋の風景が美しい。

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ノオミは好きだけど、二度は観ない。
羊が二足歩行…
海外は、動物を擬人化するのが好きだなとつくづく実感した映画。

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