FRANCISさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

オースティン・パワーズ(1997年製作の映画)

4.2

 マイク・マイヤーズ主演、007パロディ・スパイコメディ。

 マイク・マイヤーズが一人二役で演じる、オースティン・パワーズはコネリーボンド的、(今の時代の観点では)女性蔑視のフリーセックス的な男、D
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.4

モンスターバース第3弾。ムートーの造形やゴジラの出番の少なさ、悪くはないがクドい人間ドラマの連続と微妙な余韻を残したハリウッド版第一弾よりの逆襲の第2弾。

モスラ、ラドン、キングギドラの旧来のゴ
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.3

性差別に関する法律の欠陥。

判事の理解を得やすい男性差別を例に、法改正により未来を切り開こうとするルースの知恵と勇気。

フェシリティ・ジョーンズの凛然とした佇まいを際立たせる、RBGを構成する赤
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.8

存在しない前妻に苛まれる人々。

レベッカは姿すら明らかにされることは無いながらも、本編中で最も印象を残す。

ホラーでは無いが主人公と共に徐々に真相に迫っていくにつれてのゾワゾワとくる恐怖の描写
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.0

 ワイルドスピードシリーズ第八弾にして、永遠の別れを告げたブライアンの意思を引き継いでの新生シリーズ第一弾。

 ドムの突然の裏切りに対して、前作までの宿敵ショウ兄弟とノーバディの部下リトル・ノーバデ
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ドラゴン怒りの鉄拳(1972年製作の映画)

4.0

ブルース・リー最高傑作の呼び声高い主演第二作。

怪鳥音やヌンチャクとブルースリーを語る上で欠かせない要素は本作から。ノラ・ミャオとの初めてで唯一のラヴシーンも見せるのは改めて新鮮に感じる。

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ワイルドなスピード! AHO MISSION(2015年製作の映画)

2.0

ワイルドスピードスピンオフ。

内容は基本的に下ネタが多く、まだカーアクションであった1作目をベースに5作目の要素もミックスさせて全体的にスケールダウンしながらもそこまでぶっ飛んだ内容でもない。本
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インフェルノ(2016年製作の映画)

2.8

ダ・ヴィンチ・コードシリーズ第3弾。

物語のテーマは過去から現在の問題へ。

フリーメイソンをテーマとする原作第三弾の 『ロスト・シンボル』を飛ばしての実写化は、トム・ハンクスのアイディアと
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.9

ラングドン教授(ダ・ヴィンチ・コード)シリーズ第2弾。

原作2作目『ダ・ヴィンチ・コード』と時系列を入れ替えての実写化に伴い設定も変更。

難解との批判の多かった前作から一転、反物質の
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

2.7

ダン・ブラウン作人気シリーズ第1弾

キリストの伝説に挑むラングドン教授たち。どんでん返しに次ぐどんでん返しと緻密な謎解きが面白い原作の内容を映画は猛スピードで駆け巡る本作は、ロン・ハワード監
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オーディション(2015年製作の映画)

2.5

ディカプリオ×デ・ニーロ。

マニラ~マカオ、東京を股にかけたスコセッシ作品主演争い。そしてブラピ×ディカプリオ初共演。

楽屋ネタ的なデ・ニーロ×ディカプリオの二人の掛け合いも面白い。しかし、舞台
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プロジェクトS(1994年製作の映画)

3.7

『ポリス・ストーリー3』スピンオフ。

中国警察の楊(ヤン)刑事は香港国際警察の要請による再びの合同任務で香港へ。大陸で別れた元彼と再会し..

本作は香港の監督としては佳作なスタンリー・ト
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エンドア/魔空の妖精(1985年製作の映画)

3.8

イウォーク~シリーズ第2弾。

今回の的はダソミアの魔女×魔王サラク。魔法の城が出てきたり、ファンタジー度もSW度も共に前作よりアップ。

監督の交代により、トワニ一家が魔女たちに襲撃される前半部
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マーベル・ワンショット:王は俺だ(2014年製作の映画)

4.2

『アイアンマン3』後日譚。

偽マンダリンことトレバーのもとにやってきたジャーナリスト。その目的やいかに..

フェイズ4以後の展開を予期させるテン・リングスについてとトニー・レオン演じる本物のマン
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭ファイナルにて鑑賞。80年代音楽映画の最高峰で、自分のオールタイムベストを10年ぶりに塗り変えた作品。

黒一色でビシッとキメたクールな佇まいは『MIB』や『マトリックス』へ
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マーベル・ワンショット:エージェント・カーター(2013年製作の映画)

3.0

ドラマ『エージェント・カーター』パイロット版。

1946年、謎の組織「ゾディアック」を壊滅させるカーター。スタークにSSRからシールド(名前はまだ決まってないはずも『キャプテン・マーベル』もシール
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

5.0

『ニュー・シネマ・パラダイス』に続く映画史に残るイタリア発感動超大作。

主演と監督は共にロベルト・ベルー二。彼自身はユダヤ系ではなきが父親がナチの収容所に収監されていた経験があり、その見聞と実
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マーベル・ワンショット:ハンマー墜落現場へ向かう途中での出来事(2011年製作の映画)

3.5

『マイティ・ソー』前日譚、ニューメキシコへ向かうコールソン。

ガソリンスタンドのコンビニでチョコとプレーンのドーナツのどちらにしようか迷うコールソンの前に強盗現る。

見かけに寄らず脅威の身体能力
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ドミノ(2005年製作の映画)

5.0

実在した伝説の賞金稼ぎを描くトニー・スコット監督作品にして最高傑作。

劇薬、シャブ吸ったようなというような映画はあるが、ここまで複数種類を一気にブチ込まれたようなオーバードーズ感を味わえるサ
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マーベル・ワンショット:相談役(2011年製作の映画)

3.8

『インクレディブル・ハルク』ポストクレジットの答え合わせ編。

アボミネーションのアベンジャーズ加入を阻止すべくコールソンが動く。バリバリのスパイっぽい『エージェント・オブ・シールド』よりも裏で手回
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

3.5

『フィフス・エレメント』から20年。ベッソンが財と情熱をつぎ込み、フランス映画最大スケールの200億超大作で挑んだ古典SF実写化。

スターウォーズの元ネタとなるバンド・デシネ『ヴァレリアンと
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

2.5

23世紀。宇宙の危機に挑むブルース・ウィリス演じるタクシー運転手。スケールは小さく、映画のストーリーを追うというよりは独特のジャンキーな雰囲気を楽しむといった趣。ゲイリー・オールドマンの髪型、お洒>>続きを読む

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.4

『ワイルドライフ』
個性派俳優ポール・ダノの自伝的初監督作。寄り集まる一つの家族も、「個」の集まりに過ぎないという面に焦点を当てて崩壊する家庭を描き出す。

14歳の子供の視点から見た父
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空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.0

夢枕獏『沙門空海、唐の国にて鬼と宴す』を日中合作で実写化。監督は『始皇帝暗殺』、『キリング・ミー・ソフトリー』の陳凱歌。

全体的な印象としては「評判ほど悪くない、むしろそれなりに良い」という
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

シナトラ一家(The Rat Pack)による『オーシャンと11人の仲間』をスティーブン・ソダーバーグが華麗にリメイク。

ジョージ・クルーニーの仲間たちにメンバーを置き換えたことでの豪華キャ
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オーシャンと十一人の仲間(1960年製作の映画)

3.5

オーシャンズ11のオリジナルでシナトラ一家ことThe Rat Pack総出演の犯罪映画。

60年代の映画ともあり、全員が集合するまでのテンポの悪さと単調さは感じるものの、中盤から後半にかけて
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シターイ・ウォーズ -SITAI WARS-/新たなる恥棒(2013年製作の映画)

3.6

あのスター・ウォーズまでもパロディAVの餌食に...!

マーベル作品のパロディモノと違って無駄にクオリティが高いのも衝撃的でストーリーも一応ちゃんと本家をなぞっていて、下手なアサイラム作品よ
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コニャックの男(1970年製作の映画)

3.9

今度のベルルはフランス革命!

アメリカに渡って結婚しようとするも、フランス🇫🇷での既婚がバレて離婚の手続きの為に帰国。王党派と革命派双方の英雄に祭り上げられて右へ左へ大暴れ!大掛かりなアクション
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.8

DCEU第3弾は脱シリアス路線の成功作とはならず..

ハーレイクインやデッドショットなどのキャラの魅力とキャラ同士の軽妙な掛け合いや能力を持たないフラッグ大佐を巡ってのギャグ的な立ち回りな
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ザ・レジェンド(2014年製作の映画)

1.3

アナキン・スカイウォーカーこと、ヘイデン・クリステンセン主演中国映画。

本格ソードアクションを標榜する宣伝も蓋を開けると面白みに欠ける陳腐なチャンバラ。

ニコラス・ケイジも高額なギャラの
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バトル・オブ・パシフィック(2012年製作の映画)

1.1

『バトルシップ』と間違えて鑑賞。なかなか酷いレベルのアサイラム製品だということは戦艦がアップになった瞬間のCGの近年稀に見るクオリティーで明らかになる。

エイリアンの造形も本家の劣化版とさえ呼
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