FRANCISさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マーベル・ワンショット:帰ってきた”チーム・ソー”(2017年製作の映画)

3.5

筋肉は頭脳だ!タイカ・ワイティティ節が全開のチーム・ソー第二弾。

『ラブ&サンダー』にも通じるミョルニル🔨との関わり、ミード🍺を飲み喜ぶのは一作目を思い出させるなど散りばめられた細かい小ネタ。

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スーパーマン4/最強の敵(1987年製作の映画)

2.7

 主演クリストファー・リーブによる核廃絶をテーマにした、崇高な原案をベースとする旧シリーズ最終章。

 前作の大失敗から、製作がWBからキャノンフィルムズへ変更になり予算も大幅に削減。冒頭とラストを除
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

4.5

 1923年ロンドン、53ロサンゼルス年、現代のニューヨーク、時空を超えて繋がる三人の女達。

家庭と私生活に揺れる主婦、翻弄する時代の波際で幸せと悲しみの狭間に愛と背徳の日々。

暗闇に光を求めて、
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ウォーリー(2008年製作の映画)

3.5

アンドリュー・スタントン×ベン・バートでSFと来たら傑作に間違いない。何故ならスターウォーズの音響とピクサーの若き天才が手を組むのだから。

前半は無人の地球でロボット二体のほぼサイレント映画でもあり
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ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.8

 壊れた車の修理代は、たった一晩のお掃除だけだった...

田舎町の放棄された遊園地に、突如動き出すマスコット、中毒性のある謎のエナジードリンクとピンボール。律儀に休憩時間を守るニコラス・ケイジ(笑)
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燃えよデブゴン4/ピックポケット!(1981年製作の映画)

3.9

 犯罪映画のクラシック『黄金の指』を香港でリメイクした、サモ・ハン初の現代劇。

 ストーリーはオリジナルと比して有って無いようなものになっているものの、勢いだけで見せ切っている香港映画らしさ溢れる一
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市民ケーン(1941年製作の映画)

5.0

巨万の富を築くも、突然謎の死を遂げた新聞王ケーン。

最期に発した言葉「薔薇の蕾」の謎、生涯に二人の愛した女、持主と同じく壮麗な顔を持つ未完の居城ザナドゥ。

求めても与えても、応えることのない他者
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ヘルプ!4人はアイドル(1965年製作の映画)

3.7

邪宗カイリ教団に狙われた、リンゴの赤い指輪。ある時は逃げ、ある時は観光、アルプスからバハマへ世界を駆け巡るビートルズ。

前作では影が薄かった、ジョージ・ハリスンのアクションと書き下ろし曲「You L
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

 スパイダーマン、MCUに電撃参戦!ブラックパンサー初登場も兼ねた「アベンジャーズ2.5」。

 ウルトロン暴走の反省から超人登録法に従おうとするトニー・スターク、友を守るため立ち上がるキャップ。
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

2.0

オリジナルストーリーだった前作から一転、原作の「ライヘンバッハの滝」とモリアーティだけを抽出してスパイ映画風に仕上げた続編。

独仏戦争を絡めたストーリー展開もどこか空回りし、RDJの女装や物理法則を
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セッション(2014年製作の映画)

3.8

ディミアン・チャゼル監督による同名の短編『セッション(Whiplash)』(製作総指揮はジェイソン・ライトマン)を再構成した長編第二作。

薄暗い音楽室に映えるJ・K・シモンズの狂演、精神的に追い詰め
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.0

イアン・フレミング企画/原案のドラマ『ナポレオン・ソロ0011』のリメイク映画は、『シャーロック・ホームズ』を華麗に現代に蘇らせた製作陣の軽快でコミカルな好編。

スパイ映画・バディアクションに見事な
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アウトサイダー コレクターズ・エディション/アウトサイダー ディレクターズ・カット版(2005年製作の映画)

4.0

『ワン・フロム・ザ・ハート』の大失敗から破産にまで追い込まれたコッポラが、借金返済の為に雇われ監督に徹したYA三部作の第1作。

富裕層ソッシュと貧困層グリースの絶えず抗争を続ける二つの不良グループ。
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.9

 ゾンビに襲われ、一つ屋根の下に集まった七人の男女。若いカップル、夫婦と娘、兄と逸れた妹に黒人の青年と構成の多様さが目立つ。

素手の代わりに道具を駆使する、マルチタスクな死霊軍団。主導権を巡って争う
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スナッチ(2000年製作の映画)

4.2

ユダヤ人ラビに扮した、86カラットのダイヤ強盗。

ブラピと闇ボクシング、狂言回しのステイサム。ベニチオ・デル・トロも冒頭に顔見せで豪華なキャスティング。

ロンドンの下町を舞台に、複雑怪奇な犯罪群像
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エイリアン2(1986年製作の映画)

3.7

SFスリラーの金字塔たる前作から一転、SFアクションへと全く異なるジャンルにジェームズ・キャメロンが続編をアップデート。

シリアスな前作をド派手なアクション大作に換骨奪胎する手腕は、初監督作『殺人魚
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ザ・ビートルズ&インディア/ビートルズとインド(2021年製作の映画)

4.0

 シタールとヨーガ、東洋音楽と瞑想が西洋文化に触れ合った瞬間。

外界から閉ざされた僧院に籠り創作に励む、潜入した記者が捉えた穏やかなビートルズ。

導師マハリシとの出会い(相当胡散臭く感じさせる)、
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

平穏な日常も束の間、ロシアンマフィアとの死闘から五日後にして短い静寂はまたしても破られる...

血の誓約を盾に復帰を迫るカモッラ(イタリア4大マフィアの一つ)。暗殺依頼はローマにいる姉、闇社会を牛耳
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怪人スワンプ・シング/影のヒーロー(1982年製作の映画)

3.7

DCコミックスが生み出した、異色のオカルト怪奇スリラー。

ルイジアナの湿地帯で植物と動物を結合する実験中、ライバルに襲撃され瀕死の重症を負った博士。浴びた薬品により怪物と化し、愛する人を守るため立ち
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

4.5

危険物を載せ無人で進む、暴走機関車777号。39両編成重量100万トン、予想される被害は10万人、残り時間は100分間。

停止不可能、脱線間近の危険へ向かう退職間際のベテラン&新人コンビ。

無謀な
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マーベル・ワンショット:”チーム・ソー”結成(2016年製作の映画)

3.5

アベンジャーズを二分するシビル・ウォー、その時ソーはオーストラリアで悠々とエンジョイしていた...!

『ソー/ラグナロク』以降シリーズのメガホンを撮ったタイカ・ワイティティ監督によるショートフィルム
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ノー・シャーク(2022年製作の映画)

3.5

鮫のいない海岸で一人、来る日も明る日も待ち続ける少女の長い自分語り。

強い自己愛とコンプレックス、死への歪んだ欲望に人喰いザメの復讐譚『ジョーズ4』への特殊な偏愛。

男からの性的な視線に晒され、他
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

戦争から帰らぬ夫を一人待つ妻、彼を知る復員兵の言葉を頼りにモスクワへ。

ドン川を東に下った激戦の跡、新たな住処にロシアの家族。西側との交流が絶望的だったスターリン体制下、引き裂かれた夫婦に待ち受けた
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.2

亡き妻が残した一匹の犬、無惨に奪われた生きる希望は男を復讐の鬼にする。

迫り来るロシアンマフィアを孤軍奮闘で一網打尽。

柔術&中国武術で彩る華麗なガンフー、独特の世界観を形作る暗殺者の掟。

中年
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

4.5

海と雲に覆われた未知の惑星、軌道の基地へ父を残して旅立った宇宙飛行士。

潜在意識を具現化する知性を持つ海、印象的な揺らぐ水の表現に、浮遊感を伴う映像美。近未来の地球を表現するために映し出された東京の
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

2.9

前作『アメイジング・スパイダーマン』は、サム・ライミ版との違いの(良くも悪くも)丁寧な語り直しに終始した作品であった。

本作は前作の不満だったアクション面を、冒頭からラストまで堪能させてくれる。惜し
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.5

 全米を揺るがせた劇場型猟奇的連続殺人、犯人究明に挑む二人の刑事と特ダネ狙いの新聞社。

次々と送り付けられる謎の暗号文書、一向に進まない捜査。風刺漫画家が進める独自の調査、現れては証拠とそれを打ち消
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.8

今や古典的SFの金字塔の部類に入ったと過言でもない、リドリー・スコットの出世作。

『スター・ウォーズ』で語られたクローン大戦やダース・ベイダーの悲劇のように、神話的なストーリーの広大な世界観が前提に
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ギフト(2000年製作の映画)

4.0

運命を予知する能力を持つ未亡人、忘れ形見の三兄弟を一人で育てる強い母親。

ジョージアの田舎町で殺された美女、手を貸す捜査を阻む不思議な出来事の連続。

狭くて深い人間関係、夢と現実を行き来する幻想的
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スター・ウォーズ/ジェダイの帰還 特別篇(1997年製作の映画)

4.0

帝国による第二デス・スターの建設が目前に迫り、ボサンのスパイが手にした極秘上方を元に再結集を図り最後の反撃を試みる反乱軍。

スピルバーグと『レイダース』の製作に専念するため、監督及び脚本を他人の手に
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.0

浅瀬の岩場にカモメと一人、近づく巨大な人喰い鮫。満潮まで刻一刻と迫るタイムリミット、辿り着けない岸は目の前。

珊瑚で傷付いた脚を縛り、飢えを感じて死んだ蟹を口に。旅の仲間にスティーブン・シーガル(英
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光る眼(1995年製作の映画)

3.5

カリフォルニアの田舎町ミッドウィッチで起きた怪事件。

程なくして生まれた、奇妙で似通った特徴を持つ子供。大人は正気を失い、不可解な死の連続が起こる...

神への信仰に縋るマーク・ハミル、異型の娘に
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

4.3

極東ロシアの沿海州、ウスリー川を遡上し調査すアルセーニエフ探検隊。

窮地を救う先住民の知恵、人種を超えて育む友情。

沈みゆく太陽に重なる夕暮れの月。『スター・ウォーズ』でルークが見上げるタトゥイー
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1950 鋼の第7中隊(2021年製作の映画)

2.0

中国映画史上最高興収、朝鮮戦争の中国人民解放軍を描く抗美援朝戦争ドラマ。

アメリカが物凄く分かりやすい悪役になっていて、ユーゴスラビアにおける中国大使館誤爆事件以来の米中貿易戦争の時代を象徴する映画
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.2

悲しい失恋の傷を癒した一切れのパイの味、日々通うカフェの店主との距離を縮めたとある晩。

偶然目撃した元彼と新しい彼女、想い出を振り切るように、誰にも告げずに自分探しのアメリカ横断。

NYからメンフ
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ラスト・シャンハイ(2012年製作の映画)

3.0

動乱の民国初期、引き裂かれた恋人への想いを残し、上海租界の黒社会で頭角を現した青年の人生を賭けた愛。

いきなり20年の時を超え、再開を果たしたものの、既に人妻となってきたかつての恋人。国民党と日本軍
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