FRANCISさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

4.0

反ファシストの闘志として死んだ父、同姓同名・生写しの一人息子の青年が迫る隠された死の真相。

幻想的な色彩感覚と映像美で描かれる、閉鎖的なイタリアの田舎町。

彼は英雄かそれとも密告者...?背反する
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ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!/ハード・デイズ・ナイト(1963年製作の映画)

4.0

ビートルズがあなたの街にもやって来る!ビートルズ主演映画第一弾はドキュメンタリ調。

どこに行っても待ち受けるビートル・マニアの熱狂、多忙を極めるレコーディング。4人の日常に訪れる、小さなハプニングの
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

2.8

迫る地球滅亡のタイムリミット、人類の危機を救うために選ばれた8人の石油採掘エキスパートと宇宙飛行士。

小惑星に穿った穴から衝撃与え、周回軌道を偏向させる。途方もなく壮大な計画、半信半疑のまま進行する
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

4.7

欧米で最も支持される、コネリー=ボンドを印象づけた代表作。

1、2作目のテレンス・ヤング監督からスケジュールの都合により、ガイ・ハミルトンが代わってメガホンを撮ったことによりシリアスから打って変わっ
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虎の尾を踏む男達(1945年製作の映画)

3.9

兄頼朝と対立し、朝敵として京を追われる義経たち。

奥州に向かう加賀の道、山伏姿に装いを変え、鎌倉方の目が光る安宅の関へ。

弁慶の機転と忠義、富樫が見せる「武士の情け」。

終戦直後に完成しながらも
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パペットからCGへ:エピソード2のデジタル・キャラクター(2002年製作の映画)

3.5

伝説は、続く...前作『ファントム・メナス』の酷評から、SW新3部作の視覚効果技術は3年の時を経て飛躍的に向上。

パペットによる独特な動きのヨーダも、CGの力で自由自在に動かせるようになり、ライトセ
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アンノウン(2011年製作の映画)

3.8

交通事故から目覚めると、妻は夫を忘れ、見知らぬ男が自分の名前を騙って生活を送る...

微かな記憶だけを頼りに、一人異郷のベルリンで真相を追う。

己を知る全員に接触を試みる男、密かに躍動する暗殺者の
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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.5

『ジョニー・イングリッシュ』の世界的成功によるローワン・アトキンソン再旋風から、キャスト/スタッフを一新して製作された第二弾。

年齢不詳のMr.ビーンを演じるため、白髪を染める気合の入れようで10年
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ビーン(1997年製作の映画)

3.0

TVシリーズの世界的人気を踏まえ、舞台をアメリカに移した劇場版第一作。

二作目と比べてあまり出来が良いとは言えない本作も、脚本家リチャード・カーティスの続投によりブラックユーモアの切れ味はそれなりに
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BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

4.5

誰も知らないアルバニア移民の子として、処世術代わりに身につけた笑いの才能。

アナーキーなコントさ、愛される人柄はテレビを越えて映画界へ。ジョン・ランディスやスピルバーグ、巨匠とのコンビで一躍世界的な
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単騎、千里を走る。(2005年製作の映画)

3.4

疎遠だった息子に迫る死期、親子の確執は互いに合うことも阻む程に険悪で修復の兆しも見えない。

叶わぬ過去の約束を、勝手に引き受け果たしに単身中国へ。雲南昆明から麗江の旧市街、手掛かりを訪ねて辺境の山奥
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トータル・フィアーズ(2002年製作の映画)

3.0

米露核戦争勃発の危機、巨大な陰謀に挑む若き天才アナリスト。

太平洋を越える大陸間弾道ミサイル、CIAの情報網が掴む極右テロリストの脅威。国家の枠組みを超えた国粋主義集団の設定にはやや無理を感じるもの
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.5

チリ出身のカルト的人気を誇る映像作家が企てたSF大作「砂の惑星」初の実写化。

ダリ、オーソン・ウェルズ、ピンク・フロイド、ダン・オバノンetc...一流のキャスト・スタッフが集結するも、撮影を前にし
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Virginia/ヴァージニア(2011年製作の映画)

3.5

 落ち目の三流オカルト作家が訪れた、何者かに呪われた街。

鍵を握る少女殺人事件と悪魔崇拝、現在と過去を繋ぐエドガー・アラン・ポーの幻影。

モノクローム風の色調を抑えた夜間のシーンに、差し込める青白
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麻薬密売人 プッシャー(1997年製作の映画)

3.5

コペンハーゲンの裏社会、昔の借金のツケに追われる麻薬密売人。

警察の捜査、マフィアのボスからの取り立て、刹那的な生活に迫る危機。

アート系ヨーロッパ映画とは正反対に、モラルが欠如した人間模様と残虐
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.0

失業率が上昇し、貧富の格差問題が急速に加速したロナルド・レーガン時代のアメリカ社会。

水面下で進んでいた、エイリアンによる地球侵略。服従せよ、考えるな、消費しろetc...テレビや雑誌を通じた集団洗
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ナイル殺人事件(1978年製作の映画)

3.8

雄大なエジプトを舞台に縺れ合う男女の愛憎。名探偵ポアロ映画シリーズの第二弾。

富豪令嬢の幸せなハネムーンに忍び寄る死の影、密室に響き渡る一発の銃声。容疑者は新妻と関係のある乗客全員、手掛かりを求めて
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

2.0

カジノでベネディクトから強奪した金を返済するために、再結成されたオーシャンと11人の仲間たち。

キャサリン・ゼータ・ジョーンズ、ヴァンサン・カッセルと新たなキャストを加え、ブルース・ウィリスやアルバ
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シャンプー(1975年製作の映画)

3.0

得意客多数の人気美容師、夢は自分の店を持つこと。

政治家の妻と愛人、若き女優の卵との危険な綱渡り。

恋人に縛られない自由な関係、一時の気軽さに払う大きな代償。

ニクソン政権前夜のカウンターカルチ
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ブレイド2(2002年製作の映画)

4.5

 人間とヴァンパイア双方に迫る、新変異体リーパーの危機!

一時休戦を受け入れたブレイドが率いる、種族混成精鋭部隊ブラッドパック。個性豊かな面々には、『ウォーキングデッド』でブレイク前のノーマン・リー
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ラッシュ/プライドと友情(2013年製作の映画)

4.5

運転も人生も計画通りで頭脳派なラウダ、恋もドライブも直感を信じる情熱派ハント、何もが対照的な二人のF1レーサー。

軽薄な脳筋マッチョのイメージが型にハマるクリス・ヘムズワース、理論重視で堅実な典型的
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セイント(1997年製作の映画)

3.0

キリスト教の聖人たちの名前を騙る、神出鬼没で変幻自在の怪盗紳士。

過去から逃れるように世界各地へ...安住の地も無い流浪の人生。全てを変えた運命的な美女との出会い、良心との狭間で揺れる男の欲望。
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

2.4

前作が史上空前のクロスオーバーで革新的だっただけに、第二弾は整合性に欠け散漫な印象に。ジョス・ウィードンの前時代的な感性も垣間見えて中々見難い一本...

インフィニティストーン、武器商人、サノスと今
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キー・ラーゴ(1948年製作の映画)

3.5

イタリア戦線で死んだ戦友の妻と父親へ弔意を伝えに、フロリダ沖の孤島キー・ラーゴを訪れた復員兵。

迫り来るハリケーンの時期、マフィアの横暴が消えかけた闘士の心に火を付ける。

ほぼ全編がホテル内の密室
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

2.5

前作から5年、ニューヨーク中を破壊したマシュマロマンとの戦いから破産状態に至ったゴーストバスターズ。

ダン・エイクロイドのブラックなユーモアが冒頭から全開。訴訟沙汰になり活動停止の命令が出され、幼稚
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ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.0

スノーデン後のボーン、世界はIT化でより一層複雑かつ善悪の境界線は曖昧に。

元同僚が告げるCIAの新たな陰謀。ドレットストーンを超える、アイアンハンド計画の存在に性懲りの無さを感じるのはシリーズの常
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グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.5

タランティーノ×ロドリゲスの長編2作に、フェイク予告編4本(とアマチュア選考の1本)を加えたお徳パック的で贅沢な構成。レトロなB級映画への忠実な再現度に、どこかノスタルジアを感じさせる。

『デス・プ
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.0

金髪碧眼の6代目ボンドに対する、公開前からのバッシングの嵐。

根強いアンチを黙らせたのは、鍛え抜かれた肉体美と舞台やアート系映画で培われた演技力。

『エリザベス』、『ロード・トゥ・パーティジョン』
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.0

その力は偶然では無く、全てが定められた運命。失踪した両親に纏わる謎、眩さとは無縁の暗い影が差し込み、どこか孤独でミステリアスな雰囲気さえ感じさせる。

サム・ライミ監督の降板に伴い、新たに抜擢されたマ
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

運命の恋を信じる男と、真実の愛を信じない女。

一眼で惹かれた一日目から、カラオケ、コピー室での突然のキスを経て、急速に縮まる二人の距離。

初体験の後の世界は、全てが違って見えて...街行く人々はミ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.0

陰謀論と分断が渦巻く現代、18年ぶりに蘇ったシリーズの新章。

ラナ・ウォシャウスキー監督の個人史的な歩みを反映させ、トリニティーと共に死んだと思われていたネオの再生復活。

バレットタイムに代表され
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.2

忽然と消えた娘、手がかりはインターネット内に溢れる情報。

小さな伏線の断片がパズルのピースの様に、綺麗な一枚絵に組み合わさっていく爽快感。

SNSでのイメージと現実の姿の乖離、家と学校に加えて様々
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アバター(2009年製作の映画)

2.5

CGを駆使した革新的な映像が映画史的なエポックメイキング的な作品であることは認めるが、何度か観たけれどどうしても好きになれない。

サム・ワーシントンの演技は悪くないし、シガニー・ウィーバーがエイリア
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.5

スパイダーマンが悪に染まる...自らの内に潜む暗黒面と対決し、迫り来る悪に打ち勝てるのか...

サム・ライミ版3部作の完結編は、高額のギャラを要求するトビー・マグワイアの降板と再起用に始まり、多難を
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ドラキュラ(1992年製作の映画)

4.0

15世紀のワラキア(ルーマニア)、東ヨーロッパへの進出を強めるオスマン帝国との最前線で厳しい戦いを強いられるウラド伯爵。

最愛の妻を失い、神への復讐を誓った彼は吸血鬼ドラキュラ伯爵に変貌を遂げる..
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トゥルーナイト(1995年製作の映画)

3.5

 アーサー王の円卓に集う、国中の勇士。無頼者ランスロットは、王妃となった助けた美女に再び会う為、試練を突破し与えられた名誉の称号。

固い絆で結ばれた主従に、楔を打ち込む禁断の愛。死の床で托された重責
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