KEIGOSATOさんの映画レビュー・感想・評価

KEIGOSATO

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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

【人生史上“最恐”のホラー】

全編を通して息が詰まった。人生で観た映画の中で最も怖く、トラウマになったかもしれない。「21世紀最高のホラー」と評されるのも納得だ。尋常でない禍々しさに全身が包み込まれ
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.1

【犯人がうっすい】

コナン映画は好きだけど、これは盛り上がりに欠ける。推理要素もほぼ皆無。赤井ファミリーの集結も無理矢理感が拭えない。舞台がリニアである点は時事性が高く、加点ポイント。現実での開業が
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

3.6

【大山のぶ代さんの最終作】

ドラえもんのオープニングテーマはやっぱりこっちだよね。旧声優陣の声が只々懐かしくて、ノスタルジー全開。特にエンディングの演出が良い。

85分という短い尺の中でもしっかり
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ヴィジット(2015年製作の映画)

3.6

【祖父母の家の奇妙な3つの約束】

シャマラン監督全開の原点回帰ホラーと言ったところでしょうか。全編を通して終始不気味さが付き纏う。

どんでん返しがあると分かっていたのに気付けず。内容が明らかになっ
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正欲(2023年製作の映画)

3.2

【欲望や嗜好、性癖に“正しさ”はあるのか】

タイトルが秀逸。ガッキーの演技力が光り、前半はそこそこ引き込まれるが、後半からラストにかけては少し肩透かし。

テーマは明確だが、心の底から共感できるかと
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

【メレメレとは...?】

脳死で観れる上にちゃんと面白い。
邦画アニメはこれで良い。

序盤の説明が丁寧で劇場版から入るという方も安心して楽しめます。オススメ。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.8

【オリジナルメンバーの再集結が只々アツい】

この一言に尽きる。グラント博士、エリー、マルコム。3人の再集結はノスタルジー全開で楽しめた。特にグラント博士の登場シーンはグッと来た。

肝心のストーリー
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

【ファンの期待にまっすぐ応えた傑作】

シン・ゴジラを変化球とするならば、こちらはストレートの直球勝負。非常に上手くまとめられた王道ストーリーと、日本最高レベルのVFX技術。米国はじめ世界での大ヒット
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.0

【GENERATIONSファンの方は必見】

やたらと評判が良かった清水監督の最新作だったが、ストーリーに捻りが無く、特に怖くも無く、個人的にはピンと来なかった。

GENERATIONSのファンの方
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

【現実路線で突き進んで欲しかった】

前情報はこのポスターのみ。
あらすじはおろか、主人公の顔さえも分からない状態で劇場に放り込まれる経験はこの先も中々出来ないだろう。

冒頭で昭和を舞台にした作品と
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.3

【Pixarが描くド直球ラブロマンス】

大傑作。今年ベスト級の一本(ベストはJulia(s)かな...)。公開初動が大コケだったのにも関わらず口コミで確実にヒット化してきているという興行にも納得。
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.3

【僕の好きなアントマンは何処へ】

アントマンシリーズはMCUの中でも1番の推しシリーズだったのですが、話が壮大になり過ぎて、悪い意味でご近所ヒーロー感を喪失。

カーンの小物感と量子世界の既視感も相
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.5

【ノスタルジーは得られず】

公開前から色々な点で話題を呼んでいた作品。

流石ディズニーということで、エンターテイメント作品としては一流。主演の方の演技も素晴らしかったし、新しい時代のアリエルを演じ
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

3.8

【爽快な推理劇を刮目せよ】

ダニエルクレイグ本当に格好良い。

前半、設定の多さにヤラレかけたが後半は怒涛の伏線回収。回収パートに入ってからのスピード感は前作に引き続き最高。とにかく爽快。(オチは途
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

【Thank you, Nintendo】

ありがとう任天堂。ありがとう宮本茂。そしてありがとう、イルミネーション。

マリオを題材にした映画としては完璧じゃないでしょうか。大抵この手の映画には突っ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.8

【マルチバース→家族愛】

カオス。情報過多。だけど観ていて気持ちが良い。

宇宙規模に広がるなんとも掴みどころの無いストーリーが、最終的に「家族愛」に収束する展開は素晴らしい。

所々の下品なジョー
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.4

【キャメロンの会心の一撃】

192分が刹那の体験に思えた。特に後半、舞台がパンドラの海に移り、メトケイナ族が物語に絡み始めてからが圧巻。惑星パンドラの神秘的な世界にただひたすらに魅せられる。

次作
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

ただただ胸が熱くなる。ここまで完成度の高い邦画の実写アクションはそれこそ『るろうに剣心』以来じゃないですかね。縛虎申が最高なんです。本当に。本当に...。

呂不韋役を佐藤浩市さんが演じられるというこ
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.1

これは厳しい。ストーリー展開・バトルシーン共にまったく好きじゃ無かった。ONE PIECE感皆無。

Adoさんの歌は良かったけど、、、。
難しいところですね。

赤髪海賊団の戦闘シーンを描いてくれた
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.4

壮大なマルチバースの世界が幕を開ける...と思いきや、うーん。サムライミということもあり期待値を上げ過ぎていたのか、本当に驚くような展開は皆無だった。

脚本も少しとっ散らかっていた印象。

まあここ
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.3

成就した恋ほど語るに値しないものはない!!!はい!もうこの映画、最高です!

四畳半のあの世界観を映画館で楽しめる日が来るとは...(泣) 伏線に次ぐ伏線。そして文句無し100点満点の爽快な回収。
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.9

【For Chadwick Boseman】

序盤から、いや、オープニング映像から、いわゆる我々がマーベル映画に望むテンポ感とは異なるテンポ感で物語が展開していく。

追悼映画としては100点の出来
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.8

他の方のレビューにもあるように、思ったよりもサスペンス色は弱めでその部分は肩透かし。が、湿地の大自然・雰囲気が何より素晴らしい。ああいう生活、ずーっと住むのは軟弱者の僕には耐えられないでしょうけど、ど>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.9

【DON'T】

やはりホラー映画に不可欠なのは不安を駆り立てる音楽だと思う。『Us』を彷彿とさせるあの不協和音だけで4.0点をあげたいところ。

今年観たスリラー&ホラージャンルでは1番の当たり。天
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.6

【世界一幸福な国で...】

界隈で話題になってたフィンランド製ホラー。期待して映画館に足を運んだが、意外と捻りの少ないクリーチャーものだった点は少し肩透かし。

デビュー作だったということで、監督の
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

【Don't think. Just do.】

愛と執念に満ちた、
魂を揺さぶられる傑作。

マーヴェリック、ありがとう。

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.1

【タイカ・ワイティティは天才だ!】

これはもうワイティティ監督と『ソー』という作品の相性が抜群であるという他、言うことは無いでしょう!

マーベルに求めてるのはまさにこれだという映画。沢山笑わせても
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.7

これは雰囲気好きな映画だった。北欧の雄大な自然と羊たちの声だけが響く静けさの中に生まれた「何か」。

台詞の数を意図的に最小限に抑えてるのかな...?ストーリーが起伏に富んでいるわけではないんだけど、
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2

【ジョーダンピールはこれで2勝1敗】

面白くなかった。あの傑作ホラー『GET OUT』と『Us』を創り出した監督だからと言って期待値を上げ過ぎました。

「あれ」の造形・設定もふーんという感じだった
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余命10年(2022年製作の映画)

4.3

【20センチ先の君の方が遠い】

「ぼくは明日...」でも大号泣したけど、こちらも映画館で嗚咽してしまうくらい泣きました。今年イチ泣いた映画です。小松菜奈凄いよ...。

坂口健太郎との組み合わせ、本
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

RADWIMPSに依存し過ぎること無く、徐々に脱却しようという意志が見えた。

展開テンポが早いのにスッと入ってくるストーリー。面白かったです。

芹沢くんのプレイリスト良かったなぁ。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.4

【全ての親愛なる隣人にありがとう】

MCU最高傑作。そして恐らくこれを超える作品は今後も生まれないでしょう(勿論良い意味で)。

それにしても、ウィレムデフォーは本当にヴィラン役が似合う。彼無しにこ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.1

【料理を始めてみようじゃないか】

社会人になり実家を出たことにより、自分自身がとてつもなく自炊料理にハマってしまっているのですが、

そのきっかけの1つとなった作品。

あなたはこの映画を観終わった
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エターナルズ(2021年製作の映画)

3.7

【MCU、ファンタジーの世界へ】

7000年間、「ディヴィアンツ」の襲撃から人類を守り続けてきたエターナルズなる集団。

設定は壮大だしこれまでのMCUには無い雰囲気で思いの外楽しめた。

けど、キ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.7

【何となく残る物足りなさ】

尺が90分ということで良くも悪くも予想通りの展開。ポストクレジットシーンも「やっぱりそうなるのか」感。

カーネイジの咆哮は最高でしたネ。

アルゴ(2012年製作の映画)

3.9

1979年。イランで起こったアメリカ大使館人質事件の際に、CIAが決行した前代未聞の救出作戦とは...?

これは面白い。恥ずかしながらこの事件に関して知識ゼロで観たのでとても楽しめました。事実は小説
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