KEIさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

地球防衛軍(1957年製作の映画)

4.2

冷戦最中、宇宙から敵が来て地球の危機が訪れると全世界が団結する。そんなこと現実で起きるのかな。

多羅尾伴内 鬼面村の惨劇(1978年製作の映画)

2.5

前作は小林旭の歌謡曲で始まったが、二作目にて最終作は『恐怖奇形人間』もどきの謎の映像からスタート。なお、本編と関係なし。

多羅尾伴内(1978年製作の映画)

4.0

小林旭主演の歌謡ミステリー。加害者と被害者が入り乱れる多少分かりづらいストーリー。小林旭も八代亜紀もアン・ルイスも歌い出す。財津一郎演じる刑事がただの財津一郎。多羅尾伴内だから観客にはバレバレの変装を>>続きを読む

最後の博徒(1985年製作の映画)

3.5

役者と見方を変えた『仁義なき戦い』五部作&その後。遺作となった鶴田浩二がしびれるくらいカッコいい。『仁義』の大久保的ポジションに萬屋錦之介。どんな作品でも田岡を演じる丹波哲郎。

主題歌と挿入歌が粘っ
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眠りの地(2023年製作の映画)

4.1

実話ベースのアメリカ勝訴もの。大企業に搾取される中小企業の話から、人種や貧困の問題に。こういう正義感に目覚めるお調子者を演じたら天下一品のジェイミー・フォックスと、信念と愛の男を演じたら天下一品のトミ>>続きを読む

マーベルズ(2023年製作の映画)

4.7

ああ楽しかった!カッコいいとこも、サミュエル・L・ジャクソンがコメディパートを担っているのも、台本の穴も、映画的に奇妙なとこも、そしてこれからどうなるんだろうって思わせるとこも、初期マーベル作品っぽく>>続きを読む

仮面ライダー1号(2016年製作の映画)

4.5

藤岡弘、の「ごちそうさまでした」から始まる仮面ライダー45周年記念作品。この作品に出てくる本郷猛は本郷猛ではなく藤岡弘、。JKから呼び捨てにされビンタされる、座禅を組む、命の授業をする、3回分の誕生日>>続きを読む

日本暗殺秘録(1969年製作の映画)

4.0

激動の時代を豪華キャストで描くオムニバス風の千葉真一主演作品。純粋な青年からテロに走る一人の男を千葉真一が熱演。冒頭出てきて暴れるだけの若山富三郎も、不敵な感じで佇む吉田輝男も、千葉真一に影響を与える>>続きを読む

三代目襲名(1974年製作の映画)

3.5

戦中戦後の混乱を描く、丹波哲郎と菅原文太不在の続編。三国人聯盟という分かりやすい敵役がいるのが前作との違いか。
二代目山口組若衆の一人ににまさかの南利明。ちょいちょいすっとぼけたこと言ってるけど、河合
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山口組三代目(1973年製作の映画)

3.5

本気の実録ヤクザもの。ちゃっかり住み込む菅原文太や山本麟一に笑う。一瞬だけ出るアラカンの存在感が半端ない。。

修羅の伝説(1992年製作の映画)

4.0

Vシネみたいな画質の東映ヤクザ映画。10年ぶりの映画出演の小林旭が一番優しくて一番強い。主題歌流れるシーンは笑っちゃったけど。事務所襲撃シーンは70年代のノリで良かった。室田日出男、岩尾正隆、内田朝雄>>続きを読む

酔いどれ幽霊(1958年製作の映画)

3.5

ミュージカル指導をする幽霊でヤクザの西村晃。出たり消えたり。

ダーティハリー5(1988年製作の映画)

3.0

ガンズ・アンド・ローゼズ・アンド・ハリー・キャラハン。若き日のリーアム・ニーソンとジム・キャリーも出てる猟奇殺人犯を追うシリーズ五作目。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラパートは良かった。『ゴジラ』一作目のような楽曲の使い方、恐ろしさ。若干『バトルシップ』感ある駆逐艦たち。
ドラマパートは正直だるい。終戦と結びつけるのがやりたかったのだろうけど、肝心の核がない。
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ダーティハリー3(1976年製作の映画)

3.0

ハリーをハリーにするためにやる手法:相棒の殉職。劇中でも言及あり

ダーティハリー2(1973年製作の映画)

3.0

惜しい。ハリーのキャラは良いし、なぜか近くの女性からモテモテで、法が裁けぬ悪を処刑する殺人犯を追うという話も良いんだけど、謎解きにインパクトが足りない。犯人側の描き方でもっと面白くなったのに、という印>>続きを読む

ダーティハリー(1971年製作の映画)

4.0

意外と現実的て賢いチコと、ともかく嫌な悪役のスコーピオン。ハリーもだけど、サンフランシスコ市警の面々も多少汚れてるように感じた。

スカイ・ハイ(1975年製作の映画)

1.4

原題は香港からきた男。トーカッターないしはイモータン・ジョーががさつな刑事役。脱いですぐ死ぬヒロインの扱いの雑さ。良いのは主題歌だけ。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.1

中国の歴史とそれに振り回される登場人物たちの愛の物語。レスリー・チャン、コン・リーの美しさ。

ドミノ(2023年製作の映画)

3.5

予告で観た内容と全く違う作品。なるほど、だから邦題『ドミノ』なのね。

悪魔の手毬唄(1961年製作の映画)

3.5

他の作品よりも感情豊かな高倉健。演技力が抜群の中村是好が一番の見所。

三つ首塔(1956年製作の映画)

3.0

小沢栄太郎が『犬神家の一族』と同じような役柄。

獄門島 解明篇(1949年製作の映画)

3.5

東映オンデマンドにて『獄門島』と本作『獄門島 解明篇』を合わせた『獄門島 総集篇』を鑑賞。なぜか読みが「ごくもんじま」で起きる殺人事件。前半スローペースに感じていたけど、大友柳太朗演じる磯川警部があり>>続きを読む

獄門島(1949年製作の映画)

3.5

東映オンデマンドには、本作と『解明篇』を合わせた『総集篇』が配信されています。どこまでが本作で、どこからが『解明篇』か分からないので、作品の感想は『解明篇』に記載します。

激動の1750日(1990年製作の映画)

2.5

『制覇』からの流れから見ると分かりやすい作品。丹波哲郎と岡田茉莉子は全く同じ役。

ギャング同盟(1963年製作の映画)

3.0

「俺は頭に来たネ、折角作った縄張りを他人に奪られるなんて。高木もそうだったんだろう、だから俺が出所するのを首を長くして待っていたんだ。昔の仲間を集めて今の組織をぶっ潰す計画を実行するために・・・。」>>続きを読む

修羅の群れ(1984年製作の映画)

3.5

あぁ確かにこれは松方弘樹の代表作の一つだわ。鶴田浩二のアニキを慕い、冷静だけど熱い思いで舎弟を従え、優しさは忘れない。アクションシーンで徐々に加わる北島三郎と菅原文太が良かった。『制覇』に比べ女性の扱>>続きを読む

制覇(1982年製作の映画)

3.0

原作・志茂田景樹(カメオ出演)の任侠ドラマ作品。岡田茉莉子の名演技が光る。亡くなる年の公開だからか、岸田森が体調悪そうで。。。

BELUSHI ベルーシ(2020年製作の映画)

3.6

東京いたときの見逃し作品。前半はコメディアンとして成功するまで、後半は不安定さと薬物が入り混じったジョン・ベルーシのドキュメンタリー。。ジョン・ベルーシの伝記本を作るために作家が関係者にインタビューし>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.7

三時間半の長さを感じない傑作でした。民族の歴史、街の歴史を描きながら展開されるスコセッシの実録犯罪もの。金と愛で揺れ動くディカプリオ。金の亡者のデ・ニーロ。ラストのモリーからの問いが刺さる。もう1回観>>続きを読む

現代任侠史(1973年製作の映画)

2.8

ヤクザ映画慣れしていない脚本橋本忍が惜しい。キャストも良く、成田三樹夫の表情や小池朝雄と内田朝雄のダブルあさおのずるい感じに、安藤昇の渋さ、高倉健&梶芽衣子という凄いカップル、意外と出てくる寿司屋の住>>続きを読む

狂った果実(1981年製作の映画)

3.6

すぐ見られたのがこれだったので。アリスの同タイトル曲がモチーフとのこと。岡田英次が大御所らしからぬクソ役だった。

ボディガード牙 必殺三角飛び(1973年製作の映画)

3.0

なんと言っても本物のドラマーでもある南廣が一番の拾いもの。千葉真一VS渡瀬恒彦はエキシビション。