KEIさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

やくざ刑事(デカ) 恐怖の毒ガス(1971年製作の映画)

4.5

このシリーズ、毎回潜入する千葉真一が敵組織の内田良平とイチャイチャしつつ、千葉真一自身の身体能力の高さを見せつけるって内容なので、気楽に見ることができる。
鳴子温泉にて友情出演の野際陽子が殺されるシー
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ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.0

前半の化学薬品の事故と後半の奥さんの薬の話、同じ家族の話だけど前半後半違っていて、なかなか難解でした。漠然とした不安にどう向き合うかって話だよね?原作は80年代らしいが、漠然とした不安の描写は、偶然に>>続きを読む

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

4.0

午前10時の映画祭にて。
さりげなく地球温暖化問題にも触れている作品。前半のメガヌロンでどんどん人が死んでくホラーみたいな展開と、後半のラドン出てからのザ特撮映画みたいな展開の区別が面白い。白川由美が
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やくざ刑事(デカ) マリファナ密売組織(1970年製作の映画)

4.5

千葉真一のアクション、内田良平の三枚目風演技、更に南利明の仮装大賞とジャイアント馬場の香ばしい演技。
アメリカ軍人に変装した南利明と、バーのママの由利徹のやり取りシーン、笑った笑った。

やくざ刑事(デカ)(1970年製作の映画)

4.5

この頃絶賛「キイハンター」だった主題歌も担当する千葉ちゃんのアクロバティックアクションを堪能出来る90分。破天荒な刑事がヤクザに潜入してちょっとした友情を育みつつ、組織壊滅に向けて戦う話。警察の看板外>>続きを読む

日本暴力団 殺しの盃(1972年製作の映画)

4.1

不器用なブルファイターを演じたヤマリンこと山本麟一が可愛い。

日本暴力団 組長くずれ(1970年製作の映画)

3.9

元ヤクザの鶴田浩二VS現ヤクザで芸能プロモーターの池部良というヤクザ映画。誰に対しても堅気になることを勧める優しい鶴田浩二。若山富三郎の無駄遣い。

日本暴力団 組長と刺客(1969年製作の映画)

4.0

鶴田浩二のモノローグで話が進む京都を舞台にしたヤクザもの。時代祭の会場を背景にしたオープニングがかっこいい。悪役渡辺文雄と、鶴田浩二の舎弟で相手側の人質になった中丸忠雄が良かった。

日本暴力団 組長(1969年製作の映画)

4.0

静の鶴田浩二のラストの格好良さにしびれる。シャブ中暴れん坊組長の若山富三郎に爆笑。

ひばりの花形探偵合戦(1958年製作の映画)

3.1

美空ひばりと高倉健がそれぞれ探偵に扮し事件解決で競り合う軽いミステリー。歌ありアクションありで正月のんびり見るのに相応しい作品。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

酒は飲んでも飲まれるな、という話。これはハッピーエンドなのかどうなのか。

日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

3.8

トリュフォーの遺作の軽いミステリー。休みの日の午後に見るのにちょうどいい。

ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー(1978年製作の映画)

4.0

オープニング、「見よ!ゴレンジャー」と「J.A.K.Q.進めジャッカー」のDJリミックス(?)が最高。オープニングの崖の上でのビッグワン→ジャッカー→ゴレンジャーの一連のワンカットが良い。ジャッカーが>>続きを読む

秘密戦隊ゴレンジャー 爆弾ハリケーン!(1976年製作の映画)

3.9

直前に東映オンデマンドで『仁義なき戦い 完結篇』を観ていたので、誠直也&八名信夫まつり的に鑑賞。お笑い路線がなく、アクション全開のゴレンジャー。今思えばバリドリーンから地上に落ちて1回転するバリタンク>>続きを読む

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

4.9

2015年9月22日のシネマパレでの打本ナイト以来、2022年12月25日に東映オンデマンドで鑑賞。
山守と打本が小者過ぎる。全てが終結に向かっていくストーリー展開と、しれっとナレーションだけで出てく
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

5.0

シネマパレでやった打本ナイトの時も、そして久々に東映オンデマンドで観た今回(2022.12.20)も、やはり成田三樹夫演じる松永の退場シーンが一番しびれる。小林旭からあの言葉をかけられる前も1人で何か>>続きを読む

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

4.8

東映オンデマンドに加入してしまい、まず観たのはこれ。
荒々しい千葉真一、美しい梶芽衣子、実質的な主役北大路欣也、狂言回しの菅原文太(最後の表情がいい)、姑息な名和宏に抑えめな金子信雄。集団抗争ではなく
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ハズバンズ(1970年製作の映画)

3.0

20年近く前だろうか、秋田の田舎に住んでる者からすると都内の上映情報が載ってた紙の「ぴあ」で、渋谷のシネアミューズイースト/ウエストでやることを知り、当時はまだ高校入るか入らないかくらいで、ただピータ>>続きを読む

スチームバス/女たちの夢(1985年製作の映画)

4.3

時間があったので鑑賞。なるほど元は舞台だとか。憩いのサロン、サウナに集まる立場も性格も異なる女性たちの物語。大女優ヴァネッサ・レッドグレーヴ、やっぱこういう台詞中心の役柄が美味いね。登場人物一人一人が>>続きを読む

ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!(2021年製作の映画)

4.7

同じ英国が生んだクリスマスの名作『スノーマン』のパロディシーンがあるだけで最高ですよ。現代サイレントコメディの傑作シリーズ。ティミーがさりげなく成長していた。

爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

4.5

パレ以来久々に。陣内孝則の俳優としてのデビュー作、ともかく全てがかっこいい。美術監督も兼務した泉谷しげる、半分台詞飛んでるようにも見える麿赤兒、そしてキチガイ兄弟。
初見だと難解、観れば観るほど楽しみ
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沖縄10年戦争(1978年製作の映画)

3.1

戦後沖縄ヤクザの抗争の哀しさを描いた作品。松方弘樹と千葉真一が、戦時中からの友達なんだけど、お互いの立場故に対立する。本土ヤクザの小池朝雄、藤田まこと、松方弘樹の右腕役の川合伸旺、県警本部長の菅貫太郎>>続きを読む

広島仁義 人質奪回作戦(1976年製作の映画)

3.8

室田日出男のカラオケシーンが一番の見所の、松方弘樹(ヤクザ→総会屋→ヤクザ)と小林旭(ヤクザ)の幼馴染みの友情とすれ違いの物語。小林旭の有能な右腕役の夏八木勲が渋い。
この終わり方はなかなか。言葉を失
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日本暴力列島 京阪神殺しの軍団(1975年製作の映画)

3.5

親組織からの使者、成田三樹夫かっこいいし、オシャレ。たった一言で戦争を起こさず敵を倒すという出来る男感が凄い。そして終盤のあの展開。恐ろしい。。。
肥えつつある小林旭を主人公にした在日のヤクザの物語。
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実録 私設銀座警察(1973年製作の映画)

3.9

暴力とセックスにまみれた破滅の物語。埋められても撃たれても死なない渡瀬恒彦と、お調子者梅宮辰夫、カタコト日本語中国人役の内田朝雄、そして元ヤクザの安藤昇。音楽がジャズの即興パートみたい。最悪な豚小屋の>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.8

スコアは山守のずる賢さを表しています。シリーズを重ねるにつれてオーバーな演技なんだけど、一作目は意外とおさえた演技で、その分ずる賢さが伝わる。

ああ菅原文太かっこいい。最後の葬式シーンは最高。
笑え
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RRR(2022年製作の映画)

4.7

凄い熱い揺るがないアクション、炎の友情、爆音の音楽、美しいヒロイン。オープニングとラストで馬とオートバイを重ねたのは素晴らしい。肩車アクションはノーベル賞受賞レベル。
装填、狙え、撃て!が、『スターウ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.3

ロック様の魅力、『ロスト・バケーション』の監督だからのいい感じのテンポとたまに出る容赦ない描写、いつものウォラー、最後のサプライズ、色々あるけど1番はドクター・フェイトを演じたピアース・ブロスナン!呪>>続きを読む

0課の女 赤い手錠(1974年製作の映画)

4.2

強いというよりも手錠使いが器用な主人公、杉本美樹。若干棒読み臭いとこが冷徹な感じなのかな。いずれ杉本美樹の魅力でプラス1。

杉本美樹の主題歌、作曲・菊池俊輔が手がけた「怨み節」っぽい。
やりたい放題
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浅草姉妹(1960年製作の映画)

2.9

音楽山本直純!
こまどり姉妹の歌、浅草の小料理屋を舞台にしたちょっとした恋愛、強盗たちとの戦い、いい人三崎千恵子、態度が豹変する天草四郎。
割と詰め込んで46分。昔の浅草の景色は少しだったけど話は濃い
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

3.5

ずっと不機嫌そうなヘレン・ミレンが良い。話は実話らしいが、上手く世論を味方につけたというか、マシュー・グードの立ち回りがいいというか。

デンスケの宣伝狂(1956年製作の映画)

2.6

フランキー堺と市村俊幸のミュージカルシーンに、名人・2代目広沢虎造の浪曲(凄く良かった!)、沢村國太郎のとんでもない役柄。うーん。

マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.9

マーベルシリーズで1番最強なのはケヴィン・ベーコンではないかと思えるくらい、ケヴィン・ベーコンが良かった。実際ケヴィン・ベーコンがいなければ全宇宙が滅んでいたのは事実だし。
落ち込むピーターに、憧れの
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喜劇役者たち 九八とゲイブル(1978年製作の映画)

4.1

2016年4月2日、シネマパレで観て以来久々の鑑賞は、2022年11月23日神保町シアター。劇中で、佐藤オリエの部屋のカレンダーも23日だった。
タモリの芸と、その受け側として完璧な愛川欽也、色白爆乳
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昭和残侠伝 死んで貰います(1970年製作の映画)

4.8

「大江戸捜査網」の御前こと中村竹弥目当てで鑑賞。忘れていたが大学の授業で観たらしい。
高倉健と池部良(と長門裕之)の格好良さにしびれた。ああいうサイズでだし巻き玉子食べたい。そんなだし巻きを食べていた
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