KEIさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.7

ナタリー・ポートマン、ヤギ、小籠包。

まず何よりも良かったのはナタリー・ポートマン。ソーのジェーンと病気のジェーンの演技の使い分けはさすがだし、もちろんアクションシーンは最高。自分の理論の説明に『イ
>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.2

主人公ゲイリーは移ろいやすいし、ちょっと長いかなって思ったけど、ラストシーンで全て持って行かれました。この終わり方は最高でした。

ゼロの焦点(1961年製作の映画)

3.5

終盤の真相が明かされるシーン、二転三転して見逃せなかった。主人公は警察とかではなく、旦那が失踪した新婚の主婦。凄い推理力。
高千穂ひづる、前半と後半の差が凄い。

張込み(1958年製作の映画)

4.1

東京ひたすら暑いのでWOWOWオンデマンドで、2016年にシネマパレで観て以来鑑賞。

東京から佐賀までの列車の旅12分後の大木実「さ、張り込みだ」から始まるオープニングがしびれる。多分映画史でも一、
>>続きを読む

(1957年製作の映画)

3.7

犯罪を隠そうとする者、事件を追う者、ゆすり&捜査協力で何かを得ようとする者、話が面白かった。岡田茉莉子の美しさと強かさが全開の松本清張作品。田舎刑事の笠智衆が良い。
とはいえ岡田茉莉子、やってることが
>>続きを読む

モスラ3 キングギドラ来襲(1998年製作の映画)

3.0

最後の敵はキングギドラ。このモスラシリーズって敵怪獣の造形が毎回完璧。さらに毎回モスラにかみつくし(今回はモスラも引っ掻くけど)、今回はキングギドラがモスラを踏みつけ、子供を拉致→エネルギーとして吸収>>続きを読む

モスラ2 海底の大決戦(1997年製作の映画)

4.0

前作で成虫になったモスラ、今度は海洋汚染をテーマに、沖縄でニライカナイの伝説にまつわる怪獣と戦う。ダガーラが主人公たちの通う小学校を壊すとか、石垣空港を低空飛行するモスラとか、なかなか見応えあり。
>>続きを読む

モスラ(1996年製作の映画)

3.5

荒川強啓デイ・キャッチ!(違うけど笑)

環境保全がテーマ。幼虫にも容赦ないデスギドラと、一瞬出て来るこの頃から宇野重吉化が進んでる寺尾聰。

梟の城(1999年製作の映画)

1.0

小説は面白いのに、うわぁ残念。
原作の忍者たちのクールさ、武将たちのしたたかさが全く活かされていない残念な仕上がり。男女ともに登場人物全員がかっこ悪くなっている奇跡の作品。忍術が妖術に変わってるのもマ
>>続きを読む

太陽とボレロ(2022年製作の映画)

2.5

豊監督作品3作目。思えば初監督作品から劇場でウォッチしてる。新作毎に作品のクオリティが落ちている。。。
脚本豊で、登場人物多すぎて収集つかない感じが。女性キャラが総じて「~だわ」「~よ」なのが気になっ
>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

『トップガン』の続編としても、トム・クルーズ主演の単独作としても楽しめる作品。続編なのにそんなに前作の知識無くても楽しめるような作りだから、だけど要所要所で『トップガン』のフォーマットをおさえている、>>続きを読む

龍の忍者(1982年製作の映画)

3.0

かっこいい主題歌とアクションバリバリの若き日の真田広之。真田広之の身体の凄さを改めて堪能出来る作品。
前半は忍者の裏切りにまつわる話なんだけど、終盤のバトルは真田広之とコナン・リーのコントに。

女吸血鬼(1959年製作の映画)

4.0

タイトルはミスリードで、女吸血鬼が出てくるのではなく、女性ばかり狙う吸血鬼が出てくる。それを演じる天知茂の吸血鬼は、天草四郎(とその家臣)も絡む日本ならではの作り。
前半はミステリー、後半は変な屋敷で
>>続きを読む

あしたのジョー(1970年製作の映画)

2.4

謎演出も含め、終盤のジョーのシーンはトラウマレベルで謎。
新国劇の大物、辰巳柳太郎が演じる丹下。

日の名残り(1993年製作の映画)

4.6

イギリス貴族文化にハマっているので鑑賞。
執事に全うしたアンソニー・ホプキンスと、優秀な女中頭のエマ・トンプソン。第一次大戦から第二次大戦への移り変わりと共に描く2人の微妙な感情の物語。
昔の主の甥っ
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.7

まさに「空想特撮映画」でした。
公開初日のレイトは満席で最後拍手が起きてました。


以下ウルトラマンの怪獣図鑑でカタカナを覚えた人の感想。
オープニングはやられたっ!って感じ。あれは全く予測出来なか
>>続きを読む

忍者武芸帳(1967年製作の映画)

4.0

白戸三平原作の忍者漫画の映画版。ホントに漫画の映画版で、漫画の各場面を撮影して、それに台詞を吹き込んだ作品。

信長の時代、人々の平等を求めて戦った忍者の影丸と、時代に振り回された武士の話。ひたすら親
>>続きを読む

ブレージングサドル(1974年製作の映画)

5.0

久々に観賞。
いわゆるジャケ買いでDVDを買ったメル・ブルックス監督作品。西部劇のパロディかつ第四の壁を越えてくる系のお笑い映画。実際は何も動かしていないのに超早撃ち描写を成立させるジーン・ワイルダー
>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.7

なるほど、だからサム・ライミなんだね!いわゆるサム・ライミ手法で普通にホラー描写描いているし、割とグロいので、いつものマーベルとは違う。
いつものマーベルロゴから始まるんだけど、今回のキャラや家族要素
>>続きを読む

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

4.7

2016年にシネマパレで出会った作品。当時はストーリーはもちろん、大瀧詠一、細野晴臣、たま、笠置シヅ子に、インドネシアのダンドゥットも流れ、当時ダンドゥットのテンポ速い版のファンコットも宇多丸のラジオ>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

2.0

観終わった後、やたらと喉が乾く作品でした。
一番駄目なのは予告。マイケル・キートンを予告で出すべきではない。予告の時点で出るの分かってたからもっと話に絡むのかと期待しちゃったし、この程度なら観賞中に驚
>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

本家ハリー・ポッターシリーズは2作目で断念したのにファンタビは見続けてる。今回はジュード・ロウとマッツ・ミケルセンの話だった。サソリのキモい怪物→擬態するニュート→パーティーで出されるロブスター料理の>>続きを読む

いつも2人で(1967年製作の映画)

3.5

オシャレなオープニングに、ヘンリー・マンシーニの素敵なスコア、オードリー・ヘップバーンの鮮やかなファッション。チョイ役のジャクリーン・ビセットも良かった。
ある夫婦の出会いと不和を描いたロードムービー
>>続きを読む

東海道お化け道中(1969年製作の映画)

1.8

王道時代劇。妖怪は驚かす程度。前作までの人間との交流もなく、ホントに驚かす道具としての妖怪。残念。
妖怪たちより印象に残った左卜全。

妖怪大戦争(1968年製作の映画)

4.0

2015年10月25日にシネマパレで観て以来、久々に。
バビロニアの妖怪ダイモンVS日本の妖怪軍団。人間はあんまり印象に残らず、河童、油すまし、ろくろ首、二面女、ぬっぺらぼう等、魅力的な妖怪たちが最高
>>続きを読む

妖怪百物語(1968年製作の映画)

3.0

勧善懲悪の妖怪時代劇。時代劇の話はよくある長屋が寺社奉行と地元の豪商の悪巧みに巻き込まれるってやつ。江戸の人たちがよく語ってたらしい百物語を取り入れているのは、話として面白いと思った。その百物語を語る>>続きを読む

ガンマー第3号/宇宙大作戦(1968年製作の映画)

3.0

意外と気持ち悪いし、残酷な描写が。深作欣二のオール外国人キャストによるホラーSF。吹き替えの納屋悟朗が突き抜けてる。

夜の大捜査線(1967年製作の映画)

4.3

WOWOWオンデマンドで久々に。
レイ・チャールズの主題歌がかなり良い。
黒人差別がはびこるアメリカ南部のある町で起きた殺人事件。たまたまその町で電車待ちしてた北部のエリート刑事シドニー・ポワチエが犯
>>続きを読む

白夫人の妖恋(1956年製作の映画)

3.0

原案は中国の伝承「白蛇伝」。
東宝マークとショウ・ブラザーズのマークが並ぶ始まりだけでお腹いっぱい。
ダメ男・池部良に恋する白蛇・李香蘭と、李香蘭を支える蛇・八千草薫。若き日の八千草薫の可愛さも相まっ
>>続きを読む

スカイライン −逆襲−(2020年製作の映画)

2.6

前作がピークかな。前作との繋がりもあるし、主人公も良いけど、的に少し複雑で失速。特別出演のヤヤン・ルヒアンは終盤で大活躍。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.0

やっぱあの頃は残酷だよ。色々あの頃を語りたくなる作品。細かい演出と父親が良い。燃やされてた箱の中には個人的に好きなものが。最後のグッチー!が邦題のサブタイトルともマッチして非情だし良かった。
結果、友
>>続きを読む

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.0

リン=マニュエル・ミランダの曲は全て良かった。ストーリーはなんか思ってたのと違った。ギフトの有無と家族と。。。
おばあちゃんの吹き替えは中尾ミエらしい。もう一度吹き替えでも見てみるか。

故郷(ふるさと)への長い道/スター・トレック4(1986年製作の映画)

4.9

シリーズ名よりも先にサブタイトルと言う邦題がカッコいい。
今、「スター・トレック/ピカード」シーズン2を毎週身悶えしながら見てるんだが、まさかの『故郷への長い道』ネタを盛り込んでいて、近々見ないとなぁ
>>続きを読む

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)

2.0

Twitterで知った作品。恐竜に変わる力を持った神父が娼婦と一緒に親の敵のチャイニーズニンジャと戦う。何これ?と思うシナリオ。爆破シーンはCGの金ないからテロップ処理。だけど無駄にスプラッター描写は>>続きを読む

紅閨夢(1964年製作の映画)

1.7

なぜかアマプラにあったので。舞踏家・土方巽も出ていたから鑑賞。といってもラストの10分くらいに少しだけね。話の意味は分からない