Kazumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Kazumi

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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

久しぶりのCGアニメ。

お盆に似てるメキシコの死者の日は馴染み良い。

透けていくミゲルにジブリの千尋を重ねた。
けど、ミゲルを囲むのは神様でも眷属でもない。
そのぶん等身大に楽しめるし、腹も立つ。
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.7

前半は見てるこっちが「ひやあああ」ってなるくらい恥ずかしい。
時代遅れのおじさん達に、こっちが恥ずかしくなる。

この映画の本領発揮は百戦錬磨のおじさん達の主戦場を経てから。
遊び方を知らないお子様達
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0

デズモンドの行動に胸が熱くなる。
田舎育ちのつまらない男、じゃなかった。
緑豊かな野山で培った肉体と、信仰が願いを実現させる。

教練から裁判までは、軍隊に入ってきたのに武器も持たないヤバい奴。誰も背
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.0

ジジイのレガシーがハンパない…!

成功してもしなくても、なんとか生きていけるさと思える。

違和感を覚えるのは色味とカット割のせいかな。
ロードムービーでは見たことあるけど、コメディでこの撮り方を見
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.2

スパイク・リーがアカデミー賞授賞式で無言の激おこだったらしいけど、やっぱり作品賞は「グリーン・ブック」だなと思った。
大衆娯楽としての映画だと考えるなら、面白いのはグリーン・ブック。

主人公のロンが
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.7

いまの科学は3次元を超えられない。
過去には戻れない。後悔するなよ、というところで終わりでもよかった気がする。

科学なのか御都合主義なのか、私には判別がつかないから。

難解な単語も出てくるけど、他
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.3

思わず鳥肌が立った。
見終わった今、なにかの興奮を覚えている。

改めてふるさとへの愛着が深まる。
千葉県よいとこ、一度はおいで。
ピーナッツは口に入れて美味しいもの。

ジャガーさんがカメオ出演して
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ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

3.5

ドイツとイタリアの共同制作。
ユダヤ人を虐殺するシーンは一切ない。
それでもエンドロールでユダヤ人被害者数に触れるあたりに、ドイツ人のあの戦争に対する考え方が分かる気がした。

ブルーノ・ガンツ演じる
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

アジカンのテーマ曲を思い出して、たまに見たくなる。
劇場でも観たけど、セリフが詰め込まれすぎて、聞き取れない(笑)
原作未読の人はサッパリなんじゃないだろうか。

原作ファンなのに、聞き取れない部分は
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.2

舞台はよくある地方の、衰退していく街。
宮沢りえが演じる主人公がパワフルでいい女すぎる。

イジメと子どもの自殺が問題になってるこのご時世に、その教育方針はどうなの、とは思う。

でも、身支度すらでき
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.0

王道冒険譚。

エラいヒットしてるっていう評判だけで見る。続編があると知らずに鑑賞。
凄いけど二作目は見る気が起きない。話が王道すぎるかもしれない。

制作費はいくらなんだろう…CG制作ってお安くない
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アンジェラ(2005年製作の映画)

3.0

モノクロフィルム。

逐一オシャレ。
アンジェラ役のリー・ラスムッセンの美貌に感動する。感動するけど、お芝居は上手じゃないよね?

ちょっと退屈だけど、王道ハピエン。
鬱な気分に効く映画。

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.0

日本のリメイク版を先に見ているのでイチイチ比べて見る。

アクションとカースタントはこっちの圧勝で。
どこが凄いって、アクションを追っかけてるカメラマンさんが役者の動きに追いつくのに必死で息切れしてる
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.9

初っ端から血の雨!
悪い奴らをバッサバッサ倒していく。
ふぁー!爽快。

「ブラック・パンサー」のヒットにあやかって、遅ればせながら勝手に黒人ヒーロー祭り開催したい。
誰か「黒人(ダーク)ヒーロー映画
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.0

10年以上前に劇場で見て、懐かしくなって見る。いま見ると、小道具のデザインが正直むず痒い。特にパッケージでキアヌが持ってる銃!

大体の日本人は聖書を手に取ったこともないだろう。
誰がこの手の映画を日
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.8

邦題は「12年間奴隷だった」でも良かったやうな。

長回しとテーマがあいまって息切れする。
もうちょっとギュッとするとだいぶマイルドな印象になるだろうけど、そんなの野暮じゃないのと思うくらい重たい話。
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太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

3.0

お茶の間に笑顔を届ける映像を作ろうという創作意欲溢るる北朝鮮人監督の現場を、ロシア人監督が撮影したことによってできた茶番ドキュメント。

すんごい意欲作風な予告・あらすじに釣られて見たけど、予告負けな
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ドン・ジョン(2013年製作の映画)

3.6

「(500)日のサマー」のトムのへなちょこぶりが好きで、ジョセフ・ゴードン=レヴィットのために見る。

ヒョロくて温厚なトムと打って変わって、ムキムキのやや行き過ぎじゃない?と思うようなチャラ男になっ
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オブリビオン(2013年製作の映画)

1.7

ある意味、衝撃のラスト。
アルマゲドン後にユダヤ人の婚礼習慣が残ったらこんな感じ?
テンポ悪いなぁ。
次からツマラナイと思ったら途中でも見るのを止めると決心した。

キンキーブーツ(2005年製作の映画)

3.3

無自覚の悪意がグサッと刺さる。
地方出身者の私に他人事じゃない話。国の違いはあれど、田舎ってそうなんだと思う。

もう見てられないよ!と思った時に救世主はやってくる。王道だけどジーンときた。キウェテル
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.7

騙された!と思った時には上映時間は残り数分。
どれが本当でどれが嘘なのかよく分からない。
息を吸うのと同じくらい嘘が自然だった。
「雇われた奴に雇われてる」と思うと、奴もカイザー・ソゼじゃない気がする
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.5

主人公が驚くほど冴えない。
ハリウッドで脚本を書いているなら、もうちょっとキラキラオーラ出して欲しい。けど、実際もこんなものなのかな?
日本の放送作家(たまに、脚本も書く)もイケてるビジュアルの人って
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

2.5

アン・ハサウェイのために見る。

転移性恋愛をしれっと犯してる精神科医がヒロインで気持ち悪い。
熱もあるし、伏線もあるけど、そこに引っかかってしまった。のめり込めなかった。

言いたいことは分かりやす
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.1

楽しくって楽しくって、雨の中でも唄い出す。
いい気分になるミュージカル映画。
ストーリーは二の次な感じだけど、それでいいのさ。ハッピーエンドだし。

ジーン・ケリーの顔も好き。自分の好みに気づかされて
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大統領の陰謀(1976年製作の映画)

3.5

えっ、ここで終わり?
と思ったけど、ニクソン辞任まで全部映画にしたら倍以上の上映時間になっちゃうのかと思ったり。

物凄い執念で、仕事、仕事、仕事。
大統領を追い詰める一大スクープの現場はひどく地味。
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フェンス(2016年製作の映画)

1.0

1時間くらい見てても全く面白くならなくてアレナンデコレミテルンダロウ状態になってからの醜聞展開。
臆面もなく騒ぐ事じゃないけど、カタストロフィを求めるのが人の性、ってものでして。
しかし、これがまたつ
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銀魂(2017年製作の映画)

3.2

中学生時代のバイブル(笑)、銀魂。
原作の全力悪ふざけが映像化されると、ここまで面白いとは。劇場でゲラゲラ笑いながら見たかった!
しかしシリアスな部分が映像になるとむず痒さ倍増で仕方ない。そこは自宅で
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

ウッカリぼろ泣き。
「ありきたりなストーリー」と扱き下ろす人もいるけれど、見てよかった。
クライマックスで泣いた。
選ばなかった未来を想像したことがある人なら、振り向かずにはいられない。
違う道を選ん
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

ご遺体が凄惨。遺体というより、死骸と言ったほうがしっくりくる酷さ。
ケヴィン・スペイシーのヤバさを知りたくて「ユージュアル・サスペクツ」と続けて見る。どっちもヤバい。
ざらりとした不快感しか残らない。

テルマエ・ロマエII(2014年製作の映画)

3.0

定型化された笑いと分かってても笑う。
一作目を見たときは、奴隷の扱いも、あくまでフィクションとして見ていられた。今回はちょっとずつ挟まる奴隷ネタに、心がさめざめとしたりして。

吉原炎上(1987年製作の映画)

3.9

直截的じゃないのにエロい。エロスとはこの事だと思う。
2時間ドラマの名取裕子に慣れてしまった私の目にはプリプリすぎて眩し過ぎた。
女の握力で電球は割れないがそのぐらいスゴいということはビシビシ伝わる。
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.8

ジョーカーがやっばい。
「スーサイド・スクワッド」を見てからだと、やっぱり全然違う。あっちのジョーカーはまだ良い子ちゃんだった。
「インセプション」ほどじゃないけど、イロイロと事が起こり過ぎて消耗した
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超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

3.0

竹光に笑いを何回も仕込んでくる。
分かってても笑った!

超ポップな時代劇。
ワイヤーバレバレのアクションと、はすっぱなヒロインはつっこまずにいられない。
そんな柔らかい体の忍者と侍いるかよ!

時代
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.2

「ゲーム理論」の人がここまで多難な人生とは知らなかった。

ラッセル・クロウが大学院生とは、薹が立ってると思わずにいられない。
でも病気と分かってから老年までの芝居がすごい。本当に見えてるんじゃないか
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シャイニング(1980年製作の映画)

2.9

ジャックが怖すぎる。
あまりにも怖くて指を組んだ。

しかし色々とスッキリしない。
ホテルに何かがいること、過去に派手な殺戮劇があったのかもということ、ジャックが奴らに取り込まれたことは分かった。
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.6

なに言っちゃってるんだコイツ感100%の幸夫くん。忘れ形見のある陽一に当たり散らしたところは思わず詰りたい気持ちになった。この人でなしめ!
けど、伸ばしっぱなしの髪にうっかり同情する。
フライヤーに「
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