鯛めしさんの映画レビュー・感想・評価

鯛めし

鯛めし

映画(31)
ドラマ(0)
アニメ(0)

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.7

キキのちょっとした仕草や表情がメチャクチャかわいくて、つぐづく「この監督、ロリコンだな〜」と思わせられる。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

5.0

専門用語用語を織り交ぜたスピーディな会話劇が続く2時間。普通の映画なら飽きそうなものをアーロン・ソーキンの脚本力とフィンチャーのメリハリの効いた演出でキャラクターの感情がはっきりと伝わってくる処はスゴ>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

5.0

寡黙な男のラブストーリー✖︎L.Aノワールもの。

Tick of the ClockをBGMに夜のL.A.を疾走する冒頭のカーチェイスから、この映画の独特な世界観にグッと惹きこまれる。
可愛いキャリ
>>続きを読む

オンリー・ゴッド(2013年製作の映画)

4.1

前作の『ドライヴ』とは違い監督のクセがストレートに出てるので好みが分かれそうなところではあるが個人的には嫌いにない作品。

会話がほとんどなく、ゆっくりとしたテンポなのにカッコいい絵作り、緊迫化のある
>>続きを読む

ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

4.4

CGの粗さや人間ドラマの希薄さなど、完成度は低いかもしれませんが、個人的には大好きな作品。

人体バラバラ描写とかT-レックスに何回も踏んづけられたりなど、スピルバーグお馴染みの悪趣味演出をてんこ盛り
>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

4.6

グダグダでツッコミどころ満載な脚本にはイライラさせれましたが
ザックによる絵画的でダークでカッコいい絵作りとワンダーウーマンの登場シーンでダメな部分を帳消しにしてくれました!!

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

4.0

初めて観た小学生の頃は、T-レックスがスピノサウルスに首をへし折られたことがショックであまり好きじゃない一作ではあったが、ワールド公開を機に見返すと、ウィリアム・H・メイシーの愛嬌ある演技や、その奥さ>>続きを読む

愛、アムール(2012年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

初ハネケ作品でしたが
噂通りこの監督、鬼ですわ〜。

あんなに綺麗で可愛らしかった奥さんがだんだんと衰弱していくあたりは胸を締め付けられるし、最後に旦那さんがとる愛ゆえの選択には呆然するしかなかった。
>>続きを読む

ブロンソン(2008年製作の映画)

4.5

ただひたすら暴力を繰り返す主人公をトム・ハーディの演技力によって心を鷲掴みにされた。
体制側から如何に強制されようと決して折れることのない屈強な精神と肉体には終始ウットリさせられるし、暴力でしか自分を
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.6

ゆっくりとしたテンポと過激なバイオレンス、そして強烈な色彩による映像美にはレフンの作家性を十分に味わえる楽しい映画だったが脚本がグダグダ。
美に翻弄される人々を描くのであればエル・ファニングじゃなくて
>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

3.5

試みとしては面白いけど、扱ってる題材は個人的には好きじゃないかな…

県警対組織暴力(1975年製作の映画)

5.0

「あんころはのぉ 、上は天皇陛下から下は赤ん坊まで、横流しの闇米くろうて生きとったたんでえ。あんたもその米で育ったんじゃろうが!おお?綺麗ずらして法の番人じゃナンじゃっていうんじゃったら、18年前ワレ>>続きを読む

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

5.0

緻密な脚本とドラッキーな作画を織り交ぜつつ、チーム戦や楽しい日常など前作では見られなかった部分をファンサービスとして最高にイビツな形で打ち出してきた傑作。

ほむらちゃんにとって、あの選択でしか救いが
>>続きを読む

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

5.0

M:Iシリーズでも一番好きな映画。
アバンタイトルでの煽りに煽ってからのメインテーマと同時にイーサン登場はアガるし、ヒロインであるイルサ・ファウストの峰不二子的な立ち位置も堪らない。
王道中の王道、ク
>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

広島の架空の街、呉原を舞台にした熱血刑事もの。

役所広司演じる大上に反発しながらも彼の背中を見て成長していく松坂桃李の演技がイイ!
そしてこの映画、冒頭のロゴから東映ヤクザものをやるという製作陣の気
>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.9

一見さんの自分でも非常に楽しめた1本。そして、京アニの技術力と山田監督の演出力に度肝を抜かされた映画でありました。

全体的に静かな映画でありながらも、緻密に描かれたアニメーション、不穏な雰囲気を漂わ
>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.8

キャラクターの心情表現をセリフで出来るだけ頼らずに映像で語ってゆく手腕は映画的でありながら、戯画化したキャラクターを出しつつもリアリティのある演技が徹底されており終始ぐいぐいと心を締め付けられた。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

笑い、感動、興奮、絶望と色んな感情がせめぎ合う150分でした。

しかし、どうするの?あのラスト…
1年も待てないよ…

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

無駄な要素を限界まで削ぎながらも「人としての尊厳を取り戻す」ストーリーに心打たれながらも
アート映画かと言わんばかりの美しくてカッコいい美術や撮影、実写だからこその迫力あるクラッシュや疾走感のあるチェ
>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

宮崎駿の現状最高傑作!!
創作者の孤独と苦悩、そして創ることの面白さを
生命力の溢れたアニメーションでもって活き活きと描かれた作品。

「〇〇が好きでたまらない」など、趣味に生きている人なら主人公に共
>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.0

前作にあったスタイリッシュさが消えてしまったのは残念。ただただ下品なだけで見終わったあと、虚無感しか感じられなかった…

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.1

今年の暫定ベスト‼︎
映画、アニメ、ゲーム の様々なキャラクターやサブカルチャーネタがこれでもかと大量に放り込まれ、スピルバーグの作家性も加わったこの映画はまるで娯楽作品のスペシャルフルコース料理を味
>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

「あれはあのオマージュかな?」とクイズ感覚で観るのは楽しかったですが、前作にあったアガる要素がなかったのは残念…

ブリット(1968年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

証人を殺してしまうラストに「おいっ!それでいいのか…」っていう若干の後味の悪さもありましたが、リアルでスピード感のあるカーチェイスやラロ・シフリンの格好いいサントラで結構楽しめました。
やっぱりスティ
>>続きを読む

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

4.5

ストーリーはシンプルな宇宙人侵略もの。

140分という長尺でありながらも、日常が徐々に崩れていく恐怖感があってあっという間に感じられるほど楽しめました。
劇場版と比べて怪奇テイストよりで個人的には今
>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

5.0

いつ何処で殺されるか分からない緊迫感や人間が人間でなくなっていく恐怖感は、戦争映画を通り越してホラー映画を観ているようだった。
自分があの状況に放り込まれたら正気を保っていられるかと思うとゾッとする…

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.8

タイトル通り、まさしく新しいゴジラであり、真のゴジラでもあったと思います。訳の分からない生物が東京を蹂躙していく恐ろしさは1作目のゴジラを見た当時の観客と同じ感覚だったのでは…

ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

5.0

人生初体験の映画であり人生を狂わせた最高の映画!!

ジョン・ウィリアムズの冒険心をくすぐられる音楽、T-レックスをはじめとする肉食恐竜らの恐ろしさとかっこよさ、パークそのものの美術やセットに興奮し感
>>続きを読む