Kaeさんの映画レビュー・感想・評価

Kae

Kae

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.6

人の目の気にし方とか、主人公視点の周りの人の見え方とかがいちいちリアルで、
最初は恥ずかしい〜こういうやついる〜
で見れたけど、
だんだん飲まれて、自分にもこういう一面が奥底にあるのではないかと思わさ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.6

さとみくんがやまさんの絵っぽい目しててすごい。笑メガネ効果かな?
歌の演技もみんな上手くてすごい。
原作好きでもこれはいける。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.9

はまらなかった…
目の焦点が合ってなかったり、少し離れるとシャツの皺がかなり減るなどの絵のクオリティ、声優のボリュームがずっと同じ(ため息もひらめきも)などの音のクオリティ、主人公は受け入れてるけど視
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.0

普通な男や理性のある男の役が多いイメージの若葉くんが感情的な役というのでなかなか新鮮。若葉くんの細かい演技が好きなだけに激しい演技はあまりハマらなかった。
映画としても、コメディ部分もクスっとまでいか
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7

これを人は日常というしか表現力はないが、非日常とも思える幸せが詰まっている。でもこれがほんとに日常なのだとしたら自分の日常もだれかにとっては非日常なのかもしれない。そしてもう少しこの映画を見るような目>>続きを読む

苦役列車(2012年製作の映画)

3.3

これをコメディだの青春だのよく言ったものだ。そういえるのはこの時代だったからだ。今これを見てみろ。現実を突きつけられる感覚で、未来が見えない感覚で、生きるのが嫌になる。
だがしかしこの森山さんは素敵す
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.7

展開の読めなさがすごくよかった。
エゴイストというタイトルが腑に落ちたし、エゴイストという言葉の意味を改めて考えさせられた。自己満でやってても受け取り側が愛としたらそれはエゴでもあり愛でもあると。それ
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Gメン(2023年製作の映画)

3.2

平成らしくて今だからはまる作品。
吉岡里帆かわいい。
誰の作品か知らないで見たけど、おっさんずらぶっぽすぎて監督当てれた。

少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.6

学園ものは脚本が非常に難しく大事になってくると思うんだけど、この作品は上手すぎた。女優さんの演技なのか、監督なのか、わからないけど、リアルすぎる。

内容としては、高校卒業の甘苦さというようなテーマで
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.0

母親は孤独で子育てするのがほんとにつらいんだろうなと浅はかな感想を抱きました。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

鈍角でささる映画
というのも、ほんの一部にしかツボに入らないけれど、その角度がえげつなくて、いつしか多くの面積を占めて漬け込まれる映画。
パンフレット買いたかったけど、レイトショーで買えず、買いに行こ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

これを受け入れられない感想が多いことに意味があるなと。
隅っこの隅っこに追いやられて追いやって生きた人たちの話が好き。

愛の渦(2013年製作の映画)

3.2

なんだかどこにもフォーカスされてなくて、読み取りにくくはあったけど、人間ってそんなもんかと思わせてくれる作品。もう少しリアルであってほしかったとも思いつつ…

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.2

シンジくん!じゃない乙骨!
アニメもエヴァぽい演出多くて、好きなんだろうな〜とは思ってたけど、乙骨くんが「死んじゃダメだ」連呼してさすがに笑ってしまった。
五条先生は黒い目隠しの方が似合うね

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

3.5

ヤヤが資本主義でも社会主義でもうまく生きているのが憎たらしくて羨ましいなという結論に至った。
主人公のうまくやれなさ、どこにいても搾取されている感じが報われなくて自分を合わせてしまう。

なんか、適材
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

ちゃんと2も面白いの〜
スイパラの話で心掴まれた人は少なくないはず
会話も格闘もリアルなのがほんとに好き
セリフなの?アドリブなの?
阪元さんにこれからも期待です

ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.2

この時代ならこうなり得たんだろうなという狂気
先輩シスターになんて耳打ちしたのか気になる

市子(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

嘘で塗り固めた中で生きている女の子かと思いきや
誰よりも正直で、本当でいるために抗う女の子だったかもしれない。
名前とか年齢は嘘でも、偽りの意見を言うことはあまりしない市子と、それに多くの愛情深い男た
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.4

作成陣の熱さと主人公の熱さでメラメラな作品。
演技やばすぎて怖かった。
極端すぎる演出はあんま好きじゃないけど、たまにはこういう強引な教科書を読んでおくのもいいかもしれない。

自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

3.1

ベタな部分はありつつも
クリープハイプの曲のように
弱者に寄り添う映画

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

2.8

久しぶりに名作でイラついた。
愛をくれる、稼いでくれる、高い景色を見せてくれる夫に満足ができない
それはいいけど
寂しいのも夫のせいにしてるように見える
そして浮気する
子供をおまかせして、単身日本に
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クーパー家の晩餐会(2015年製作の映画)

3.6

みんなが生き生きと生きてて、そういう生き方すると1日で関係性とか考え方が変わるんだって思うと、私も死んだような生き方やめようと思った。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

内容を理解するのは難しくて、1回目でわかるの無理かもなぁと諦めながら見ていたけど、作り込まれすぎてて満足感はありました。
美術とか衣装考えている人が気になるほんと。素敵すぎる。

翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.5

ちゅーしただけで父親を追放できるちょろさに感動しました。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

正論も倫理も伝わらなかったまっすぐな主人公に、愛の含んだ「やめてくれ」が沁みてから空が広くなっていった。音も優しくなった。
経歴や一度の出来事で人を決めつけない優しい人にわたしもなりたいと思った。
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正欲(2023年製作の映画)

4.1

つくづく正しいも悪いもないものだと思った。
しかし、普通の概念は確かにある。普通が薄まった世の中で、普通に忠実に生きてきた人たちも生きにくさを感じていることに気づいた。
私たちの性欲対象がたまたまルー
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ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

3.7

ずっと見たかった作品。
90年代とは思えない進んだ考え方。
流行りの考え方じゃなくて、ディズニーはずっと多様的で平和的な考えを持ってたんだなぁ。
生きてる描写の石たちはほんとはただのいしであることが一
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.5

庵野映画らしさ満載で、眉間に皺寄せながら前のめりで見てしまうアレです。

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.7

夢だの、理由はないだの、家族だの、正義だの、非常にキザな映画だった。
しかしこの映画をみて、現代人はキザであることを疎かにしていると思った。
生きにくいけど、羨ましいと思った。

演技派俳優たちが真面
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

始まり方、展開、終わり方にすごくセンスがひかってたし、役者みんなが楽しんで演じてた感じがした。
B級映画のちゃちさが味わい深い。
それでもB級映画にはない演技力とカメラアングルと展開がよりちゃちさを引
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2

華やかで汚くて人がどんどん堕ちていく業界を奇抜に再現していて、それでも映画って最高だなと思わせてくれる作品。
音楽も良かったけど、カメラアングル、技法、編集もう全てが新鮮で、引き込まれた。楽しんで作っ
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.6

人をわかるとは何か
漫画でも印象的だったセリフ
何回聞かれてもスラスラと答えられない質問だと思う
そして今回の映画で、人とは自分も含むのだと思った
素を出すとか、本当の自分とか、殻を破るとかよく言うけ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

これは誰にでもはまるツボを抑えてる
格闘レベル高いと思う(カメラワークでごまかしてないし、吊るされてない)
脚本も細かくて好き
アニメ感をこんなに全面に出してて違和感ないのすごい

インターステラー(2014年製作の映画)

3.6

ちゃんと騙されたし、伏線回収で久しぶりに気持ちよくなった。
現実的な部分とロマンの兼ね合いが大事な宇宙映画で、これはかなりロマンが勝ってたので、好みではなかったかな。未来の人間が作ったとか、ブラックホ
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