婦人警官さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

婦人警官

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ダージリン急行(2007年製作の映画)

4.0

こんなの人間と生命の賛歌じゃん!この映画に限らずだけどウェス・アンダーソンの世界線の人間はつくりこまれた画面の中にいるのに歪で孤独なのがシンパシーだな〜 大好き
完全に余談だけど鷲鼻フェチなので天国だ
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夏の夜は三たび微笑む(1955年製作の映画)

4.7

「第7の封印」に続いてベルイマンをみるのは2個目 コメディタッチで豪華絢爛でキュートなセットと衣装(めちゃくちゃ好みで最高!)なんだけど、神への反感とか仄暗い1面も見えてたのしかった〜
ストーリー展開
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悪童日記(2013年製作の映画)

4.5

"悪童日記"は読書体験としてかなり衝撃だったけど、まあでも「悪童日記」だけでもかなりのものだし、"悪童日記"は「悪童日記」しか映像化すべきでないと思ってたので、「悪童日記」の映像化としては私の中で完璧>>続きを読む

さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.5

主人公においては戦争のような非日常のなかでも日常は続くのだけれど、それがあまりにも静かに形を変えるのがしんどいエンディング 祈りの言葉を捧げるシーンが多々あったのにそれはどこにも届かないんだなあ

ねらわれた学園(1981年製作の映画)

3.6

アイドル映画なんだろうが、大林宣彦のガッツが強すぎて暴走している

ノートルダムの傴僂男(1939年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

地獄!!!!!!!!!!!ここが、地獄!!!!!!!!!!!全員の人間関係がぐるぐると渦巻いて、最後はハッピーエンドかもしれないけれど「この身が石だったらよかったのに」なんて、こんな切ないセリフがある>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.4

パルプ・フィクションの感想でくだらないけどかっこい〜って書いてたんだけど、前者が100割増くらいで最高すぎて笑っちゃった…… 何だこの映画 大好きですが……

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.4

気だるさと葛藤 これは「死ぬかもしれない」が始まりかもしれないけれど、ぼんやりした生への不安が、大学生モラトリアムあるあるのゆるふわ希死念慮と通底してるなーと思ってすごく好きだった クレオのこの感情は>>続きを読む

カーズ(2006年製作の映画)

3.8

サリーのタトゥーがエッチだ……
オーウェン・ウィルソンの声いーな!カチャウのエピソードがカワイ〜

時をかける少女(1983年製作の映画)

4.8

ようやくみた!時かけは原作既読かつ大好きでアニメ映画版が苦手なんだけど(鼻につくから)この時かけは胸がギューーーってなる 突飛がち映像にエモーショナルが詰まりすぎている HOUSEと通底する思春期の触>>続きを読む

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.8

見たかったやつ 切ない〜〜〜〜〜〜
性同一性障害ってことばはきっとこの時無かったのだろうけれど、彼女が彼女として有ることを認められる世界があったことは確かで、それだけが救いだな

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

今更初めて見た!すご〜〜〜〜〜おもしろい 良質なエンタメ…
思想や生き方、信念の違う相手と共存を謀るという概念が大好きすぎる
ラストシーンが最高 最後の男が涙を流しながら無罪を決め、人の生死を左右す
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キサラギ(2007年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

小学生のときとかぶりに見た ミキちゃんというわたしたちからしたら解像度がかなり低い人物像がどんどん形成されていくプロセスがよい かえはかなり好き!

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

4.0

はちゃめちゃラブコメ
これでお互い好きになるの吊り橋効果では🤔

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

4.0

実の親子!なのを見終わって知った 
こどもの安全厨だから守れーーーー!?!😡とはおもうけど粋なコメディでよかった

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.4

だらしなくて変な映画!ゴチャッ…と散らかっているのでめちゃくちゃ解説を読んでしまいましたが… その猥雑さがすき

エコール(2004年製作の映画)

4.2

2021年27本目 純粋無垢、それ故に一瞬で崩れ去ってしまいそうな脆さがこんなにゾクゾクするんだろーな 噴水のシーンの可愛さ……

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

シニカルな態度は別に彼女が一貫した強さを持ってるからなわけじゃなくて、むしろティーンの弱さから来るものなところなのがもう苦しかった 普段共感で映画観るのクソだとおもってるけどこれに関しては自分だーーー>>続きを読む

JUNO/ジュノ(2007年製作の映画)

4.2

2021年25本目
重そうなテーマにも関わらず軽快でサクッとしてておもしろかった いろんな幸せの形があればよい

ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.1

ハインリッヒの場繋ぎのシーンがツボすぎてずっと笑えるな

私の男(2013年製作の映画)

3.8

原作を結構前に読んだけど、こういう質感で映画になるんだーって思った ジットリしてて気持ち悪い 褒め言葉

プレイタイム(1967年製作の映画)

3.6

映画観るのへたっぴすぎて退屈だった 映画館とかで見る方が断然良かった気がする またいつかみる

カサノバ(1976年製作の映画)

5.0

なんだこの映画!!!!豪華なセットと豪華な衣装のなかで泳ぐ低俗な性 5点付けていいのかよくわからんけど5点つけるあたしでありたいからつけちゃお…

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

王道正統派 ジャックウィルの小学五年生らしさが身に染みる

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

思ってたよりめちゃシリアスでびっくりした コメディに分類した人誰!?

第七の封印(1956年製作の映画)

4.9

死の冷たさ切なさとおもしろおかしさの同居のしかたがすごい好みだった 

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.7

ストーリーの緩急がディズニーのアトラクションっぽい よくわからないままガンガン進んでスンッ……で終わる感じ

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

5.0

邦訳ちょびっとだけ読んだ変なタイミングでみちゃった 素っ頓狂さがたまんない

そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

テンポ良すぎ 映像良すぎ キャラクターの冷静さがおもしろすぎ
このエンディングを知らなかったんだけど戯曲用のエンディングは別なんだ…

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

かなりわからなくて調べてやっと大筋は掴めたかな……というふわふわした感触 多くは語らない純度の高さがちょっとぞっとする

南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.5

クズ男アソート映画、生身の人間だとちょっときつくて、やっぱ魚喃キリコの絵だからいい、みたいなのが確実にある気がする 生活音のエンドロールがすてき