たなかさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

たなか

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ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

結局スポーツものはアツくて好きになっちゃうな!
ヒーローだった少年と、ヒーローを今も待つ親友と。ふたりとも格好よくて儚げで、ぴったりだった。
所々ダサいというか謎の演出もあったけど(漫画の描写そのまま
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ルパン三世 グッバイ・パートナー(2018年製作の映画)

3.0

とにかく次元が格好いい。幸せでいてくれ〜! 裏切ろうとも、根底には一緒に過ごした時間と絆があるから、相手のことを信じていられる。その強さが素敵だった。
モチーフのショパンをよく知らないのと、AIがはち
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

3.0

キャラメルボックス版は何回か観ていて、映画は初めて。うろ覚えだったけど、観ていくにつれて先の展開を思い出しちゃったから、面白さ半減だったかもしれない…。
じっくり描いていくから、あまりテンポが早くない
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滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie(2020年製作の映画)

3.0

推しの存在に免じて☆3。
舞台という、観客と空間を共有している場所だからこそ成立していたものを、ほぼそのまま映画にもってきたら浮くのは自明…。なんだかもったいない映画だった。オタクには勧めるけど、何故
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ジョーズ3(1983年製作の映画)

2.5

時代的にしょうがないんだろうけど、CGがチープというか、静止画のアイコンが動いてる感じで、違和感が酷かった。こうなるなら無理にCG使わなくてよかっただろうに。
でもこのチープさがB級サメ映画の流れに繋
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罪の声(2020年製作の映画)

3.5

重厚なミステリ作品。2時間全く飽きずに集中して観れた。登場人物も多いけれど扱いが丁寧で、とてもわかりやすかったし、テンポもよかった。上手い方ばかりで見応え抜群。
主演ふたりが出会うまでの徐々にヒントが
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

4.0

ずっと気になっていたんだけど、たまたま映画天国でやってたので。
面白かった〜!誰かと一緒に観るには難しい作品だったけど、だいぶ好み。
終わり方もなんだかわかんない感じで好きだった。脱出してからちょっと
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.0

脱獄犯のブッチと誘拐された少年フィリップのロードムービー。
徐々に育まれていく愛情には犯罪者かどうかなんて関係ない純粋な温かさがあり、本当の親子のようにもみえて、ラストは胸が締め付けられた。物語として
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帝一の國(2017年製作の映画)

3.5

映画館でも観たから2回目。全然覚えてなくて、新鮮に楽しめた。ピアノのくだりすら覚えてなくて、映画館でお前は何を観たんだ…?
ものすごく人間ドラマなのに真面目にコメディしていて、でもやっぱり軸は人間ドラ
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.5

とってもよかった〜!
「浅田くんの家族って、なんかええなぁ」 これに尽きる。誰に感情移入するでもなく、俯瞰的に浅田政志とその周りの人々を眺めた感覚。心の真ん中に、ぽわりと蝋燭が灯った気がした。
家族も
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SPINNING KITE スピニング カイト(2011年製作の映画)

2.5

中村倫也のダウナーな、ときに激情する演技、好きだなぁ。諦めや寂しさの中に苦労が滲んでいて。そのせいか19歳にはみえなかったけど、もがいても抜け出せない感じは映画の雰囲気と合っていたと思う。
淡々と転が
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.5

舞台挨拶ライビュ付き上映回。
ホラー映画を映画館で観るのは初めてだったから身構えていたが、監督の仰るように恐ポップな作品だった。
前半は恐かったけど、ちゃんと効果音などで雰囲気をつくってくれるし、ホラ
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.0

あまりミュージカルが得意じゃないのもあって、途中まで何がそんなに良いんだろう、と思っていたのだけれど、ラストにあんな展開をもってこられたら好きになるしかないじゃないか!
コズモ役の方がひとりで歌い踊る
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JAWS/ジョーズ2(1978年製作の映画)

2.5

相変わらず上層部は馬鹿だなぁ…笑
外国人の顔と名前を覚えるのがめちゃくちゃ苦手なので、息子とその友だちがよくわからないまま終わってしまった。
前作に比べるとちゃちいし、位置づけとしてはB級サメ映画なの
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.5

正直長くて、途中で眠くなってしまった。けれど観ておくべき映画だと思ったし、淡々と描かれているからこそこれが現実だったのだと腑に落ちた。
ひとが死んでいくことに理由などなく、なんとなく、で射殺される理不
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8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.0

結末はわかっていたから涙は出なかったけれど、自然とにこにこしている自分がいた。壮絶な月日を乗り越えて結婚なんて、覚悟がないとできないことだ。
病気になったことは不幸だけれど、こんなに深く愛してくれるひ
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

2.5

どこを切り取っても綺麗だった。
結構早い段階でオチの予想がついてしまって、もうちょっと何か欲しかったような気もする。わたしが気付いてないだけなのかなぁ、ほとんどセリフで解説されてしまった感じがした。
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.0

ミステリ作品は好きなので、どんどん謎を解いていく感じが好きだった! 最後の最後までわくわくしました。
もっとキリスト教とか歴史に対する知識があればより面白く感じたんだろうなぁと思いつつ、日本だからこそ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

2.5

小学生のときすごく好きだったけど、こんな話だったっけ。忘れちゃった。
映画化としてはよくできているんだと思うけれど、原作は長いシリーズの中でおっこが成長していく物語だった気がするから、ちょっと物足りな
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

2.5

冒頭が怒涛の展開すぎて名前もよくわからないままだったけど、有名なシーンとテーマソングが聴けて満足。
ジャン・レノ出てきてちょっとびっくりした。
シリーズが続くにつれてアクションの方が見どころになっちゃ
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.5

綺麗に終わったなぁ……
未来は自分で決めるもの、って普通に言われたらセリフっぽすぎる!って思うけれど、この三部作を経た後だからスッと心に馴染む。
相変わらずハッピーエンドになることはなんとなくわかって
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラマや前作とは方向性が違くて、予期せぬヒューマンドラマだった。大どんでん返しも好きだけど、これはこれで好き。ダー子たちの人間くさい部分を細かく描けるのは映画、しかも続編ならではだなと思った。
ロケー
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.0

金ロー版鑑賞。
最初は正直part1のほうがよかったパターンか…?と思ったけど、55年に戻る辺りからめちゃくちゃ面白くなって、夢中で観ていた。
どうなるんだろうってハラハラどきどきする展開のオンパレー
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.0

金ロー版だからカットされてるんだろうけど…
面白かった〜!さすが名作だ。
時代は感じるけどそれもレトロで可愛らしいし、わくわくする。上手くいくだろうって何となくわかっているからこそ、どきどきしつつ安心
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

4.0

実は観るの3回目。
課題で考察するために観たんだけど、どのシーンを切り取ってもモチーフや何かしらの意図が秘められていて、考察しがいがあるし深いなぁと思う。映画館で観たときは今ほど知識がなかったから、た
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.0

楽しい気持ちになれる作品だった〜!いい意味で軽くて、さらりと観れるからなおよし。
デロリスが入ってすぐのお披露目の曲がとても好きだ。バラバラで表情も暗かった修道女たちが、どんどん明るく楽しそうになって
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.0

冒頭からわくわくする作品だった。
意外とグロいというか、淡々と敵が死んでいったりしてちょっとびっくり。結構昔の作品なので、撮影技術がすごいなぁと思った。
結末も意外だったけど、あの終わり方のほうが余韻
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藁の楯(2013年製作の映画)

2.5

物語としてはよくできているなぁと思ったけれど、胸糞悪いので2.5です…
万人共通の正しさなんてものはなくて、お金や愛や色んなものでひとは簡単に動かされてしまう。
協力すべきなのに疑い合う5人が物悲しか
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃよかった〜〜〜
弱さを知っているからこそ出せる強さと、愛に溢れた作品だった。そこに愛さえあれば血の繋がりなんて関係ない。それこそ家族じゃなくても、たくさんのひとに愛をもって接したいなと思っ
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水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

中村倫也祭り。ありがとうございます。
それはさておき、予告で想像していたのとは少し違った物語の進め方で面白かった。医学的なことはわからないからどれ程実際の症例と近いのかは不明だし、人格を統合しない選択
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ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間(2018年製作の映画)

3.0

『カニー二とカニーノ』
擬人化とはいえ言葉も話せないのに、魚の恐ろしさがわかる気がして、アニメーションのもつ力だなぁと思った。冒頭の川の映像がとても綺麗。小さい生き物にも少しだけ大切に触れ合えそう。
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

思っていたよりコメディではなく、ちゃんとストーリーに重きが置かれていてよかった。でもコメディパートはやっぱり好き。特にムロさんがバットでボコボコにされるとこと、佐藤二朗が太賀くんをビンタするとこ。
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劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇(2013年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ドラマと承はめちゃくちゃよかったのに……。スケール感とか物語の方向性が好みではなかった。
今までの敵が大集合して主人公を助ける展開は好きなので、当麻のSPECでスペックホルダーたちが呼び出されるとこは
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劇場版SPEC~結~ 漸ノ篇(2013年製作の映画)

3.0

野々村係長…!!!!!
前半はまだよかった。相変わらずギャグパートがキレキレで、SPECシリーズ観てないひとしかのれないテンションなのは好きだった。

羅生門(1950年製作の映画)

3.0

同じものをもしカラーで観てたらすごく鮮やかで、疲れてしまっただろうなぁ。白黒がちょうどいいと思った。白黒には白黒の、カラーにはカラーの適切な映し方があるんだろうから当たり前なのかもしれないけれど。
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劇場版 SPEC 天(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

当麻と瀬文のやり取りや関係性はとてもすきだけれど、タコの足みたいなやつとの戦闘とか、津田の最期とか、ちょっと微妙なところもあり。タコ足はちゃちかったし、津田はあれだけ引っ張っておいてそれ? 結局なんだ>>続きを読む