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胸糞悪さや後味の悪さは、かなりトップクラスです。
暴力的で自己中で独断的なシモーネに、明らかに穏やかな暮らしを脅かされているマルチェロ。なのにシモーネと親しく付き合っているという不可思議さ、ヘラヘラ>>続きを読む
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シャロン・テートの事件をホラータッチで描いています。ホラータッチというかホラーです。
ヒラリー演じるシャロンが予知夢や幻覚によってどんどん狂っていく感じは、夫ポランスキーの「ローズマリーの赤ちゃん」>>続きを読む
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シャロン・テート事件にまつわる実話をベースにしつつ、落ち目の役者リック・ダルトンと彼のスタントを務めるクリフ・ブースというフィクションの存在をメインに据えた虚実が入り混じる話。ちなみにリックとダルトン>>続きを読む
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ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて観ました。
グリーナウェイの作品って「ZOO」ならシンメトリー、「コックと泥棒、その妻と愛人」なら色、「数に溺れて」なら数字という感じで、縛りというか>>続きを読む
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ピーター・グリーナウェイのレトロスペクティヴにて4Kリマスターを観ました。
グリーナウェイの作品って「ZOO」ならシンメトリー、「コックと泥棒、その妻と愛人」なら色、「プロスペローの本」なら本という>>続きを読む
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台詞がかなり少なくて、説明っぽさも一切なし。音楽なし。カメラはたまに動くけど、基本的に固定式。ミヒャエル・ハネケやミシェル・フランコの系譜で、個人的に凄く好きなタイプの作品でした。
どういうことが起>>続きを読む
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エルヴィス・プレスリーに見初められて、普通の女の子がどんどんソフィスティケイトされていくさまは、まさにシンデレラストーリー的。兵役を終えてアメリカに帰国したエルヴィスから国際電話で「会いたい」と言われ>>続きを読む
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んもー、切なくて涙が出ました。
山田太一原作、大林宣彦監督による「異人たちとの夏」の舞台を現代のロンドンに移したリメイク。原作は未読ですが、大林版の映画は観てます。大林版にほぼ忠実な展開ですが、主人>>続きを読む
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アンドリュー・ヘイ監督、いい作品を撮るなぁ。
これって他人に自分の弱さを見せないことこそ強い人間だと強く思い込んでいた少年が、ラストでやっと再会できて受け入れてくれたマージー伯母さんに、自分の弱さや>>続きを読む
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あーん。これはスクリーンで、IMAXで観るべきでした。観てすぐにそう思いました。
なんとなく観るのを逃していましたが、ソフィア・コッポラの「プリシラ」に向けてやっと観ました。オープニングのWarne>>続きを読む
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観ようと思いながらずっと観てなかった作品。
ツッコミどころはたくさんありすぎるんだけど、とにかく一番のツッコミは、なんでマリー・アントワネットの話なのに英語を喋ってんだよという点。ずっと英語で喋りな>>続きを読む
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前作に続いて、父親リー役のジョン・クラシンスキーが監督ですが、1作目ラストで亡くなってしまったため監督に専念。
1作目では描かれていなかった1日目からいきなりスタート。といっても、いきなり訳のわから>>続きを読む
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いきなり事後89日目から描かれるので、いったい何が起きているのかとか、登場人物の素性が同時進行でだんだんわかっていくという演出。言葉を発することも説明っぽさもないのに、きちんと状況が把握できるようなス>>続きを読む
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金曜に出会って日曜に別れを迎える期限つきの恋愛だけど、たった2日間なのに凄く濃密な時間だなぁと思いました。短いけれど記憶に強く残る恋愛。
親しい友達だけにカミングアウトしているクローゼットなラッセル>>続きを読む
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存在は知っていたけど観たことがなかった作品。アンドリュー・ヘイによるリメイク「異人たち」のために一応チェックしておきました。
シナリオライターの原田英雄が12歳のときに死別した父母と再会するという奇>>続きを読む
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Filmarksの試写にて観ました。
「マジカル・ガール」がかなりツボだったスペインのカルロス・ベルムト監督の作品。相変わらず余白というか、観る側に嫌なことを想像させる「見せない演出」が多くて、観終>>続きを読む
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ロッタちゃんシリーズは、取り立てて大きな事件がないのがいいですよね。大騒ぎだけど平和な日々。
オリジナルは「はじめてのおつかい」より今作が先に公開されていましたが、クソガキっぷりはこちらのほうが凄か>>続きを読む
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「フォックスキャッチャー」を観てからこちらを観ました。「フォックスキャッチャー」ではデイヴ・シュルツの弟マークが主役となっていましたが、今作を観る限り実際にはマークは飛び抜けてジョン・デュポンのお気に>>続きを読む
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冒頭から空気感がホラーというかサスペンスなんです。画面も薄暗くて重くて。マークの家にかかってきたジョン・デュポンからの電話ですら、いい知らせのはずが不穏な雰囲気しか漂ってません。
この作品を観た後、>>続きを読む
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実話ベースなお話。プロレスに詳しくないから知りませんでした。
プロレス界最強のフォン・エリック一家に立て続けに降りかかる悲劇は、呪われているんじゃないかと思ってしまうのも納得ですが、呪いの原因となっ>>続きを読む
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駄作でもなければ、名作ってわけでもなく。でも、嫌いじゃないです。普通に面白かったです。これって「エスター」の監督のデビュー作なんですよね、そういえば。
もちろん蝋人形の館でもあるけれど、原題通り「蝋>>続きを読む
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いやぁ、こんなにもド直球なラヴストーリーで心が揺さぶられて、柔らか〜く心の奥深くまで刺さりまくるとは思ってもみませんでした。
難病や泥沼な不倫を絡めた超ドラマチック演出のラヴストーリーが多い中、そう>>続きを読む
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あの「オーメン」の前日譚。大きな括りとして僕は続編と捉えているのですが、やはり48年も前の超古典作品にそんな手の出し方をして大丈夫なのか?正直心配でした。「エスター」の前日譚「エスター ファースト・キ>>続きを読む
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弱気でスランプで、売れない一発屋作家のジェームズ。裕福な資産家の娘である妻と訪れた高級リゾート地にて、タチの悪い富裕ツーリスト軍団と知り合って、執拗にいたぶられながらからかわれまくる話。簡単に言ってし>>続きを読む
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「オーメン:ザ・ファースト」のために予習。
かつて2回くらい観たけど、「エクソシスト」や「サスペリア」のインパクトのが強くて、あまり覚えていませんでしたが、悪魔の子ダミアンの母親は山犬なんですね。忘>>続きを読む
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180分が長いとは思いませんでしたが、あっという間というわけでもありませんでした。でも、ずーっと釘づけになって集中してました。
題材が題材なだけに、ポール・シュレイダーの「Mishima」のように日>>続きを読む
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「死霊のはらわた」に呪術対戦をプラスしたようなインドネシアの作品。悪くないです。
自分を捨てて元女優のラクシュミーと再婚した父親レスマナとは疎遠だったアルフィ。レスマナは悪魔との契約で大金持ちになり>>続きを読む
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アインシュタインに関しては、舌を出したボサボサ髪のアイコニックなルックス、相対性理論を確立した科学者という程度の認識でしたが、今回のオッペンハイマーの件で彼のこともきちんと知る機会が得られました。>>続きを読む
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埼玉県春日部のとある中学校。3学期の修了式までの50日間、2年6組の35人ひとりひとりを収めたドキュメンタリー。全員実名で変な演出や脚色はなし。生徒の家族も本物。100%ガチです。ドキュメンタリーは色>>続きを読む
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1作目に引き続き、クエンティン・タランティーノが制作総指揮、イーライ・ロスが監督。1作目での生存者のその後の話から始まり、派手に自宅で首を切断されて殺されます。猫ちゃん、首の断面をペロペロ。首切断の犯>>続きを読む
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今年公開の「ぼくのお日さま」が気になり、奥山大史監督の長編デビュー作のこの作品を観ました。心に響く凄くいい作品でした。
キリスト教じゃないのにキリスト教の学校に転校した小学5年の由来(ゆら)。信仰に>>続きを読む
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人里離れた山の中に住む男ロブ(ニコラス・ケイジ)がトリュフ採りの豚を誘拐され、その豚を取り戻そうとする話なんだけど、リベンジ・スリラーと謳われていたことやニコラス・ケイジの風貌で、豚を取り戻すためにか>>続きを読む
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なんの才能もなく、本国ではまったく無名なオーストラリア人が日本に住んで、有名になろうとする実験ドキュメンタリー。バカバカしい雰囲気を漂わせながらも、日本の社会にやんわりと切り込んでいるのが興味深かった>>続きを読む
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「転校生」「時をかける少女」と、大林宣彦監督は尾道を舞台にした作品を撮ったところで、柳川を舞台にしたこんな作品を撮っていたんですね。知らなかったです。
新人の山下規介が初々しい。彼の棒読み演技も「時>>続きを読む
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2024年のアカデミー賞で脚色賞を受賞。いやぁ、これは面白かったです。
エンタテインメントなどにおいて、白人が求めるステレオタイプな黒人のイメージに疑問を持ち、うんざりしている黒人のインテリ小説家モ>>続きを読む
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すべてがパソコンのデスクトップ上で展開するユニークなストーリー。面白いのは面白いけど、アイディアのみで押し切った感が強いかも。
ネットカフェで中古パソコンを拾ってきたマタイアス。パソコンを開くと元の>>続きを読む