座無座座さんの映画レビュー・感想・評価

座無座座

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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.3

観やすい映画
独特の癖が少なかった印象

甘口カレー的な

祖国に帰るため逃げ続けた者は生き延び、祖国の為に戦った者は捕虜になる
その対比が現実と戦争の残酷さを如実に表していた

英国人はみんな男前だ
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

熱いジャズだ

フレッチャーのやり方は間違ってるんだろうけど、彼の次の"バード"を産もうとした心意気は本気なんだろうなと

ナードっぽい奴が試合中覚醒するのは少年漫画みたいで良かったね

最後のドラム
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鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.0

ぼちぼちおもろい

背景は半端ない

亜細亜ウェスアンダーソン

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.1

古き良きアメリカ
古き悪しきアメリカ
両方体験できるお得な映画

それを包み込むのは広大な自然ですわ

アメリカもっかい行きてぇ〜

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.1

妹より後乗りの人生初ウルトラマン
昔の作品を知らん分フラットに見れたのがよかった

言葉遣いや演出に笑ってしまうことが時折あったけどこれは「節」ってことかもしれん

「あえて狭間にいるからこそ、見える
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カンパイ!世界が恋する日本酒(2015年製作の映画)

4.4

日本人のくせに自分は日本について知らないことが多すぎる
職人芸はカッコいいなと思いつつも、伝統と変化を受け容れることが、人に愛され続ける所以なのだと感じた。

過去と未来を繋ぐための現在

そろそろ社
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インセプション(2010年製作の映画)

4.9

久々に震えた
複雑な設定と男心くすぐる演出のバランスが素晴らしい
5.0にしなかったのは、難解さ故に理解が追いつかなかった自分への戒め

映画見終わった後にちょっと現実を勘繰ってしまうの怖い

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.3

多分38.5度ぐらいあった気がする
風邪の時に見るもんではない
キャラデザと文化での風土が細かく描写されてるのが良かった
36.2度の時にもう一度観たい

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

超絶技巧派
ただストーリーを追うのがそこそこ苦しかった。

デザインの勉強と思ってみたらなかなかに楽しい。ただ会話や内容がひたすら入ってこない。

今まで見たことない映画だった。もしかしたらアートブッ
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場所はいつも旅先だった(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

地元の小さな映画館で見た。

優しい優しい映画だった。僕はこの映画で色々な国の、朝と夜を知ることができた。今まで興味のあった国や、名前さえ知らなかった国まで、まるで自分が歩いたかのような気持ちになる
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー自体は面白かったんだけど、もう少し深掘りできる部分があったり、尺を短くしたりして調整できたら良かったなーって印象
素人が何言ってんだい!って思うかもしれないけど、内容がとても良かったからこそ
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ホノカアボーイ(2008年製作の映画)

3.9

ハワイなんだろうけど、日本みたいな人達と街並み。
出てくる食べ物がとても美味しそう。
ストーリーは正直、よくわからないことも多かった。
でも登場人物がみんな魅力的だったからOKってことにしとこうかな。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.6

言語化するのが難しい映画。
でも良い映画。時間も見やすい。

地元の小さな映画館でこれやってたら尚更テンション上がったりする。
日本の温かいごはんが恋しくなっちゃう〜
幸せってたいそうなことだけじゃな
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

死にたくても死ねない老人が、近所の人の世話を焼きながら、なんとか生きていく物語

特段どんでん返しはないんだけど、少しずつ心を開いていく暖かさをじわじわ感じることができる

僕らの近所にもこんなおじ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

スケートカルチャーをこれでもかと詰め込んだ短い映画

スケート映画として見たら星5
映画として見たら4.1って感じ

スケーターのスタイルや生き方みたいなのを知るにはとても良い映画。
ラストの自主ムー
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.9

大衆は王族や貴族などに憧れを持つが、彼らの苦悩も計り知れないのだろう。

生まれた時から人の上に立つことを余儀なくされるのは、同時に過酷な人生の始まりだとも言える。

特にハンディキャップを負った場合
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.6

多分彼らにとって、相当長い夜であり闘いの歴史。

自分は卑怯な人間なので、この時代にこの人種に産まれなくてよかったと思った。しかし自分が今能天気に生きることができるのは、彼らのような人々が闘ってきた上
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.6

真実を伝えることの難しさ。
宗教という名の歴史と暴力との闘うことの難しさ。

全然ノンフィクションなの怖すぎて震えた。
ストーリーめちゃくちゃ面白い!

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

強烈な社会風刺。資本主義の力をまざまざと感じることができる。

てかまあラストが飛んでもない。普通思いつかんだろうって感じ。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

淡々と流れる映像と人々の出会いと別れ。

映像とBGM、世界観が終始美しかった。
焚き火を見るあの感覚がずっと続くイメージ。

フィクションだがフィクションじゃない、今もあの広大な地で同じような生活を
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.4

ストーリー自体は、よくある感動モノで、驚くようなことはないが、聾唖者という点が他の作品との違い。
良いストーリーとそれを魅せる表現が面白かった。
同時に役者とは何かを考えさせられる作品でもある。