kajiwaratkさんの映画レビュー・感想・評価

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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.5

妄想と現実が行ったり来たりで最後まで飽きさせない展開で、ラストでキャストの役所とイメージがピッタリと合った。

ちいさな独裁者(2017年製作の映画)

3.5

敗戦濃厚な第二次世界大戦末期にドイツで、ある脱走兵がたまたま手にした将校の軍服と類い稀なる機転と度胸で権威を手にし、何かに取り憑かれたようにその権威を振りかざす。
前提知識なくタイトルだけでコメディっ
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ギリーは幸せになる/ギリー・ホプキンズの不機嫌な日常(2016年製作の映画)

4.0

とても後味が良くて幸せな気持ちになる作品。ソフィーネリッセもキャシーベイツも良いが男の子役が特に良い味。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

ミッドサマーとはまた違った形の恐怖だが、同じくらいの完全トラウマ作品。
伏線が細かく張られていて確認のためにもう一度観たい。

ユメ十夜(2007年製作の映画)

3.0

それぞれ個性的な映像で凝りに凝っているのだけど、自分が昔から原作を読んで勝手に想像していた世界とは当然ながら違うわけで、結局最初から最後まで頭の中で違和感だけが拡がってしまう結果に。
観終わって思った
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おとなの事情(2016年製作の映画)

3.3

誰も得しないこのゲーム、結局パーティーは焼け野原に…
まず提案した人が憎い。煽った人も罪。

嘘八百(2017年製作の映画)

3.0

深かったり考えさせたりハラハラさせるような作品ではないけども、起承転結がはっきりしてて、ほのぼのとするこういう映画はとても必要。
続編も観たい。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.8

ストーリーはシンプルで、それだけに映像の中に丸ごと引き込まれる。とにかく臨場感が凄かった。
一点だけ残念だったのは、出来事と時間の進みが飛び飛びだったせいか、目的地までの距離感がいまいち伝わってこなか
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ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.8

変えようがない境遇や引き返せない過ちなど色々ありながらも、生まれたからには強く生きなければならないという強いメッセージがじわじわと伝わってくる。
過激な描写だったり、人間の嫌なところや弱いところが前面
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おんなのこきらい(2014年製作の映画)

3.5

言いかたや目つきや仕草、全て憎たらしいが、終盤には同情と共感の中間くらいの気持ちになっていた。

ストーカー(2002年製作の映画)

3.2

ロビンウィリアムズの繊細な演技が良かった。せっかく内容が良いのに安直な感じのこの邦題で損している気がする。

Every Day(2016年製作の映画)

3.7

二人に与えられた時間を静かに過ごす話。
前半はただただ日常で、後半に色んなものが訪れるが、挟み込まれた回顧シーンや職場での何気ない話もとても良かった。

そこにいた男(2020年製作の映画)

3.0

30分という短い時間で、ヒモ男とその沼にハマる女が淡々と描かれている。
男のおねだりの仕方がとにかく見事。

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

2.8

スキーリゾートで雪崩に見舞われたさなか、妻と子供を置いて手袋と携帯を持って逃げちゃったお父さんが家族から白い目で見られる数日間。
問題は「認識が違う」とか言いながら頑として逃げた事実を認めないところで
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

4.6

色彩と内容のコントラストが凄すぎてトラウマ。ただ、伏線も沢山仕掛けていて、見た後の振り返り甲斐あり。
もう一回観たい。
ディレクターズカット版でないほうは観てないが、おそらくこちらの方が色々と話の繋が
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ジョーカー(2019年製作の映画)

2.9

ジョーカーの生い立ちを泥臭く描かれてるが、正直あまり共感できたり惹き込まれるものが薄かった。
デニーロとの絡みが謎。

人数の町(2020年製作の映画)

3.7

いわゆるディストピア系の話だが悲惨とか悲痛というのはほとんどなく、一定の自由の下に淡々と管理されるゆるゆるな環境。
満足してしまいさえすればもしかしたら幸せかもと途中で思ってしまったが、やはり絶対嫌だ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

2019.5.6 有楽町スバル座
岸井さん見たさに鑑賞。
恋人でも友達でもない、どこまで行っても変わらないどうしようもない距離感にハマりきるテルコ。
後味独特だが、じんわり染み込むような作品だった。
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シャザム!(2019年製作の映画)

3.8

2019.5.2 TOHOシネマズ上野
大好きなTVドラマ『CHUCK』の主人公役ザッカリー・リーバイが主役ということで迷わず映画館に。
少年が突如無敵のヒーローになってしまうという面白展開だが、テン
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シャトーブリアンからの手紙(2012年製作の映画)

3.0

2015.5.30 DVD
ナチス将校暗殺の報復としてフランス人政治犯150人の処刑がベルリンから指示されるというナチス占領下のフランスで起こった実話に基づいた作品。
内容も役者も良かったのに、事実が
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.5

2015.5.16 DVD
思い出と現実が交錯する認知症の母親とその息子の話。子供のように無邪気な行動をする母親に対して、息子は親と子が逆転したように優しく受け止める。
笑いあり感動ありで観た後に心が
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おかしな、おかしな、おかしな世界(1963年製作の映画)

3.2

2015.5.3 DVD
偶然事故に出くわした事をきっかけに、隠されたお宝の在り処を知ってしまった面々が繰り広げるドタバタ劇。古き良きアメリカンコメディという感じ。
観ていて感心したのがCGに頼らない
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

2015.4.29 DVD
本当は劇場で観るつもりが機会を逸してしまいDVDレンタル開始を待って自宅鑑賞。
2001年宇宙の旅にも通じる宇宙の謎というか途方も無いスケールの奥の奥に迫る大作。終盤は自分
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.3

2015.4.22 DVD
あまり考えずに気楽に観れそうなものを観たくてチョイス。
原作を読んだのは新刊のころなので記憶は定かでなかったが、なにか色々と端折られすぎている気がする。三成の小者感とか城側
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

3.7

2015.4.15 シネリーブル池袋
コリン・ファース演じる人気マジシャンのスタンレーが、超能力者と噂される女性ソフィーのその能力の真偽を解き明かすことを友人から依頼される。ほどなくその驚くべき能力を
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

3.8

2015.4.4 DVD
酒に酔った男によって凄惨な暴行被害にあってしまった幼い娘。その娘が立ち直るため、親としてできることが何か模索する。
今まで家庭を顧みなかった父親が、不器用ながら娘のために尽く
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

3.8

2015.4.1 DVD
重度の脳性小児麻痺により左足がわずかに動くのみだった主人公クリスティ・ブラウンが、周囲の沢山の愛情や自身の苦悩によって一人の大人として成長していく話。とだけ書くと、ありがちな
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

4.2

2015.3.28 DVD
インド・ムンバイを舞台に、退職を1ヶ月後に控えた男やもめサージャンの職場に既婚女性イラが夫のために作ったお弁当が間違って配達されるところから二人の交流が始まる。お互い顔も見
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

2015.3.26 DVD
犯罪集団によって体内に薬袋を埋め込まれ運び屋に仕立てられたスカーレット・ヨハンソン演じるルーシー。体内で袋が破裂するアクシデントによって脳内覚醒し、驚異的な能力を手に入れ復
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