ロトロさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ロトロ

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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.2

ミザリー見てるようだった。
ミザリーほど狂気的ではないけれど、純粋にヤバい女を味わう映画。

ミザリーは狂ったヤバさを楽しむ映画だけれど、本作は最後まで一途な愛を追い求めていくっていう、ロマンティック
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スモーク(1995年製作の映画)

3.5

カルチャー系の名作映画。
出てくる人全員がいぶし銀な俳優たち。

群像劇なんだけど、それが劇的につながるって訳でもない。スナッチみたいな群像劇のカタルシスみたいなものはない。
だけれども、90年代の人
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.1

音楽もスゴいし、俳優たちも本物そっくりだし、フレディーの人生も波乱万丈。
ただ、こういう音楽偉人伝記映画はどうにも入り込めない。
結局大成功しているなかでの悩みや紆余曲折なので、絶望感が薄い。
ふわふ
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

2.8

内容は意味がわからなかった。

ただ、映像がすごかった。
映画ってストーリーで評価してしまうのだけれど、映像そのものの表現の仕方にこんな広がりがあるなんて、知らなかった。
CG合成だけでなく、カット割
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よこがお(2019年製作の映画)

3.2

年齢設定がバグってた。

筒井真理子が20代をたぶらかす。
この人60歳だぞ。
市川実日子が学生役。
この人40歳だぞ。

2人とも美しく、全然演じれていた。
筒井真理子のヌードなんて、全く60代では
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キャロル(2015年製作の映画)

3.0

たまにあるLGBT映画。
たいして恋愛してきてないので、恋愛映画の面白がり方がわからない。
その上、レズの話は全然追いつかない。

時代的に性的マイノリティーが許されない時代に自分を貫く。って話なんだ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.7

タランティーノのタランティーノ感満載の映画でよかった。やっぱタランティーノのはスカッとする。

ディカプリオとブラピが相変わらず最高だった。
ディカプリオすげぇ。年々怪演感が増してきている。ブラピのい
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ゴーストライター(2010年製作の映画)

3.0

嫁がCIAってのは分かったんだけれど、大統領もアメリカのスパイだったってこと?
ちょっと集中力切れて、内容が追えなかった。
社会派サスペンスとして、正統派な感じだったけど、CIAとか出てくる映画でよく
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.8

苦難や試練を乗り越える。人間が成長するのがドラマやストーリーだと思っていた。
本作は最後主人公が「乗り越えられない」と言うセリフがある。
衝撃だった。そんな終わり方があるのかと。

でも、その方がずっ
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.5

すごく引き込まれてしまった。
柳楽優弥やべぇ。
ナイト・クローラーのジェイク・ギレンホールぐらいヤバイ奴になってた。
他の出演者も最高だった。
菅田将暉は相変わらず、暑苦しかったが、ヤバくなっていく感
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.0

原作既読です。

この原作は国際ピアノコンクールの始めから終わりまでを描いた長編です。
コンクールの2週間ぐらいの話で、ずっとピアノと向かい合っているので、あまりドンデン返しのような展開はありません。
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.5

いい映画なんだなと思う。
でも、最後の結末は辛すぎる。
根本的にハッピーエンドであってほしいって思うタイプだから、辛かった。
結局ずっと報われなかった。

誰もが一人の市民で、マニュアルに従う前に、人
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スパイの妻(2020年製作の映画)

2.8

もう、本当に自分の相性なんだろうだけど、濱口竜介も黒沢清の映画は苦手だ。
なんか、芸術チックで難しい。
昭和の日本映画みたいな喋り方はゆりあんレトリィバァみたいだった。
そういう、風情が全く分からない
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.4

大好きな映画だ。
もう、運転手の仕事が舞い込んだあたりから、途中いざこざなんかあって、差別とか目の当たりにして、最後上手くまとまるんだろうなぁーって、だいたい予想できて、展開も割りとベタ。
なんだけど
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

2.7

意味わからんかった。
さすがに無理あるやろって思ってしまう。
これは女だから、そういう気持ちになるのか?男が見ると全く心情理解できないのではないか?

「ドライブ マイ カー」もなんだけど、この監督の
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.0

クリストファー・ノーランの時間軸ズレてる系。
クリストファー・ノーラン作品は常に時間軸がズレまくって、複雑化する。
今回も、つながるようで、繋がらなくて、結局繫がる。

最初の一週間、1日、1時間って
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

ちょっと、セリフが難しいうえに早口で会話がまるで理解できなかった。
なんか、年齢を感じた。
聞き取れないこと、頭が展開の速さに追いつけないことにショックだった。
そういう演出なんだろうけど、ちょっと追
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.7

凄いものを見てしまった。
率直にそんな感想。

ホントに日々の生活がそこにあった。
戦争が悲惨なのは、もちろんなんだけど、それだけじゃない、当然過ぎゆく時間が描かれていて、それでも生きている人々がいる
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死霊館(2013年製作の映画)

3.0

根本ホラーが苦手である。
僕ら世代は幼少期にリングを見たことで、ホラーというものに対しての、恐怖感が半端ではない。

今回はそんな苦手なホラーに加え、悪魔祓いという、胡散臭い解決法だった。
アメリカで
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.0

なんとなく恋愛関係になるんだろうなってことは想定ついたのだけど、女性たちの気持ちはよく分からなかった。
自分が男だからだろうか。
主役の二人は美しかった。
画家の女性が、モデルのお嬢様の心を溶かしてい
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インセプション(2010年製作の映画)

3.0

難解すぎる。
クリストファー・ノーランの映画は大好きで、本作ももちろん大好きなんだけど、改めて見返して、難解すぎる。
クリストファー・ノーランは難解すぎる。

レオ様はイケメンすぎる。

クリストファ
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

2.9

そもそもなんだが、自分はミュージカルの見方が分からない。
ミュージカルで面白かったのはGLEEしか知らない。
本作も楽しみ方が分からなかった。
まぁ、自分中年オヤジなので、中年オヤジにはハードルの高い
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

マイケル・キートンとマーク・ラファロがイケオジすぎる。

こういう、テレビとか新聞の話は大好きだ。報道すべきことと、しがらみや制度や、反対勢力を押し切って報道する使命感を持った人たち。
こういう系は好
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はちどり(2018年製作の映画)

2.5

ちょっと分からなかった。
思春期の鬱屈とした気持ち、そして成長みたいなお話だったのだろうか?
なにも分からなかった。
高度経済成長中の韓国。その背景がもう少し分かっていたら、理解できたのか。

当時を
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.2

最初息子が金持ち家族の家庭教師二なるんだけど、その時に偽造証明書作るのに娘が美大志望ってことが自然に分かり、すぐに美術の先生として、金持ち家族に入る。
こういう、めちゃめちゃ自然な流れで、フリが入って
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

4.0

すっごい心をえぐられた。
自分は鬱映画が好きなのかもしれない。
夜中に見終わるまで寝れなかった映画。

最初の事故のCG表現の仕方とか、すごく新鮮に感じた。最初から最後まで主人公が痛々しいまでの理不尽
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

2.0

原作が超良かったから、すごい楽しみにしてただけに、ショックがでかい。
原作はなかなか超えれないし、あんな長編ファンタジーを2時間におさめるのも大変なのは分かる。分かるが、原作が素晴らしいだけに、ん?っ
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罪の声(2020年製作の映画)

3.5

思った以上に面白かった。
邦画のサスペンスってなんとなくの先入観であまり期待できない印象が強い。
本作は、期待を裏切るような展開はないのだけど、丁寧に作られてる印象で、非常に良かった。声を使われた弟の
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.1

深夜ドラマのような映画だった。
主演3人のキャラの良さが際立つ。

スローな生活を切り抜く中に、ふっと笑えるコメディ要素も盛り込んで、マッチした映画なんだと思う。

ただ、個人的には何も感じなかった。
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武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.6

思ってた内容と全然違ったけど、普通に良かった。
キムタクって何着てもカッコイイ。
ほんで、演技が臭い印象があったけど、全然良かったね。脇を固める役者の人たちもすごく良かった。

なんだろう。めっちゃ心
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ザ・プレイヤー(1992年製作の映画)

3.5

映画業界での殺人事件の話し。

映画業界の話だけあって、実名で関係者や俳優の名前がどんどん出てくるし、いろんな俳優たちが出演しているみたいだが、あいにく世代が違うのであまり認識できなかった。
最後のブ
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.4

マーティン・スコセッシらしからぬ映画。
現実のお話の中に、ファンタジーが自然に取り込まれてるような映像や展開。
さらに、クロエ・モリッツの美しさよ。
子役の頃から崩れない美人。

親父役でジュード・ロ
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

3.8

今となっては大御所俳優たちの若かりし頃の共演作

全員面影あるし、ケビン・スペイシーなんてそのまんま。
だけれども、ラッセル・クロウは今と似ても似つかない。痩せてるし、売れないアイドル感もある。違いす
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.0

最初っから最後までセックスしてる映画だった。エロが気になって、話に集中できない。
登場人物が二人しか出ない。どうしても説明セリフが多くなってしまう。
過去も今も、会話の中から徐々に分かって行く感じ。舞
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.0

戦争映画は嫌いなので、自ずと低い点になってしまう。

もう、見るのがつらくて、見てられなくなる。

戦闘シーンに色がないのが、いい演出。戦争には色はないんだよ。

あの写真は有名な写真なんだろうか?
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半世界(2018年製作の映画)

3.2

葬儀の時めっちゃ日が指してるのに土砂降りなの気持ち悪い。

稲垣吾郎割といいし、感心するぐらいイメージと違う一面が出てた。
なんだけど、どうしても稲垣吾郎じゃない感が強い。主人公のイメージが稲垣吾郎と
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