かめかめさんの映画レビュー・感想・評価

かめかめ

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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

3.4

“正しさ”を正義としていても、自身が加害者側についたとき、やはり保身に走り、信念とは違う判断をしてしまう。
弾劾する正義を自分や身内に向けることは難しい。

そういったことを踏まえて誠実でありたいと思
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.5

歴史的な悪とされるナチスの軍人にも人生での夢とか理想とかはあるし、優しさや義理人情もあると改めて理解した。
ちょっと大尉のことを不憫にも思うが、あるべきところに帰結したなという感じ

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.4

家庭の事情によってロールを押し付けられて苦しむ描写がシンパシーを強く覚えてしんどくなったがアカデミー賞取ってるだけあって楽しめた

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.4

人によって好みは分かれると思われるがとりあえず見てみてほしい

怪物(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

凄い良かった

降りかかる良くない出来事に対する各々の出来る限りのアプローチが拗れて悪い方向に進んでいく

子供が結婚するまで責任を持って育てると決めた母、若く子供のために尽くしたい先生、母親に全てを
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.0

殺人犯の息子やと思うと特別感で妙に自信が湧くみたいな節は多少わかるけど、自分は生き方に血筋は関係しないことを主張していきたい

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.2

それはおかしいやろっていうことが少なからずあったし
ベタな邦画感は否めないけど
ここ数年で1番泣いた
家族愛とか食らうからやめてくれ

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.7

生きていても人は消える

愛した人格が無くなればそれはもうその人ではない

妻が愛していた人格を捨てた夫に
ここまで寄り添えるのは
それまで培ってきた愛

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.3

古い割には面白さを理解できた

いろんな立場の人間が出てくるけど
総じて間抜けなキャラクターで魅力的

メランコリック(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

人がいっぱい死ぬのに何故か爽やかで親近感を持てる

観てる側にとって不愉快なことが起きず、純粋なハッピーエンド

刹那的な楽しさがあれば生きていけると思わせてくれる映画

浅草キッド(2021年製作の映画)

3.6

よかった

自伝を映画化して面白い人生がええわな

そういう人生にしようと思った

深見のような「武士は食わねど高楊枝」精神を持っていたい
高潔に

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

2.9

普通に面白かったけど結局面白さで言うと1>2>3なのかなと思う

なんというかソナチネに似たところを感じた

よく見る探偵ナイトスクープの2代目局長とか孤独にグルメ食べてる人がが凄んでる演技が違和感無
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アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

3.2

テンポの良さで退屈しない。

バイオレンスな描写が控えめで見やすかった印象

「全員、悪人」っていうだけあってヤクザもマルボウも悪人。
小日向文世が魅力的

BROTHER(2000年製作の映画)

3.3

“ファッキンジャップぐらいわかるよバカヤロー”

バイオレンスだが理由のあるバイオレンスなので観てて違和感が無い

と思ったら大杉漣がハラキリしだして痛い痛い

“I love you ANIKI”
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ウワキな現場(2021年製作の映画)

3.0

上田慎一郎が書いた脚本が好みなのかなかなか面白かった

オチが弱い感じはするが…

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.6

トゥルーマン・ショーがよりポップになった感じ?

観てて退屈せず、最後まで楽しくみれた。
観て損無し

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.0

北野武の映画は、言葉で表現しすぎないのがいい

ソナチネ、アウトレイジなどのバイオレンスなものを作ることもあれば、こういう優しい映画を作ることもある

そういう二面性って誰しもあるよなって思う