finefeathersさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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博士の愛した数式(2005年製作の映画)

3.6

新しい記憶は80分しか持たないけど数学の知識豊かな博士と、家政婦さん母子との温かいお話。
偏屈なのかと思った博士が実は優しい人で、人を第一印象だけで決めつけず丁寧に接することは、とても大事だと思った。
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.2

設定にアラやツッコミどころはありつつ、家族の愛情と優しさ、風景の美しさに、まぁいいかと温かい気持ちで観られる。
うまくいかなかったシーンをもう一度やり直せるなんて羨ましい、と初めは思ったけど、ひとつや
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.2

顔と名前が覚えられない私は中盤まで混乱しながら観たし、多分たくさん理解できてない所があるけど、ストーリーも自分もドタバタながらもそれなりに楽しめた。メモ取りながらもう一度観なきゃかも(笑)
ガールズト
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ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.2

妻から不倫を告白され傷心の中、ちょっとカッコいい男を目指して指南してくれる友ができた、かと思ったら子どもたちも含めてグチャグチャに絡まった恋愛が繰り広げられる。
終盤のオジサン4人のカオスな大喧嘩。笑
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.7

付き合っている人に浮気された時の表情と、最後の晴れやかな表情。大切な人に裏切られると自分の価値がゼロになったように思いがちだけど、そんなことは全然ない。むしろ価値を下げたのは裏切った側だといろんな出来>>続きを読む

かぞくはじめました(2010年製作の映画)

3.5

親友夫妻の遺した赤ちゃんを育てる独身の男女に芽生える愛情を描いた、キュートなお話。全体を通して嫌な奴が出てこないので、ほっこりほのぼの観ることができた。
非現実的な設定、想定内の展開だったけど、いろい
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

いくつもの愛の形が交差して描かれる。最初はくるくる切り替わる場面に戸惑ったけど、どの話もほのぼのと観られるし、もう一度観直してみたくなった。
メインで描かれていた人が別の場面では端役になり、自分の周り
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シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.0

ありがちなストーリー、予想通りの展開、短めの構成で、何だか気楽にのんびり鑑賞できた。全体的に微笑ましくはあったけど、特に残るものは無かった。

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.5

少年から青年になるイーサンのそばにいつもいた犬、ベイリー。
失意の青年時代から、描かれていなかった孤独な時間を経て老人になったイーサンの元に、何度も転生を繰り返していろんな経験をし、やっと戻れたベイリ
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

3.7

どんでん返しに次ぐどんでん返しにくらくら!邦画は飽きてしまいがちな自分も、すっかり引き込まれて最後まで楽しめました。
こんな輝く笑顔、キレのある演技、誰もが目を奪われるような美しさ。おふたりを新しい作
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.5

若い頃に夢中になることを、若気の至りと揶揄したりするけど、それほどまでに純粋なものは無く、何よりの真実であったりもする。

何度も様々な運命に引き裂かれたように見えても、切れない縁は切れないし、大切な
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

3.4

ひょんなことからMRとして薬の営業をすることになったチャラ男と、パーキンソン病を患う美女。気晴らしのための関係が、徐々にかけがえのないものになっていく過程が興味深い。
相手のテンションについていけない
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僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.5

前作の存在を知らずに観てしまっても、十分楽しめた。
毒親のくだりは嫌な気持ちになりながら観たけど、わんこの忠誠心やお茶目さにほのぼの。言葉を話さない生き物の真意(?)を読み取るのは難しいけど、もしかし
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.1

いやいや、カッコいい。
リスクを背負い真摯に働く人たちはみんな、本当にカッコいい。

どれだけ訓練と経験を積んだとしても、不測の事態には取り乱したり、自分だけは助かりたいと思ったりするのは仕方のないこ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

何度目かの鑑賞。過酷なシーンもあるけど、残虐さで目を引くことを目的としている訳ではないので、何とか私でも観ることができる。
型にはめられたり、踏みにじられたり、すべてを奪い取られたりすることもある人生
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キャロル(2015年製作の映画)

2.5

そこはかとなく漂うアンニュイな雰囲気。美人で幸せそうに見えても苦悩はあること、性的マイノリティの方の苦しみ、離婚に向けたゴタゴタと自分より愛しい娘の幸せ。
大切なのは欲しい結果をむしり取ることじゃなく
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

70歳になった時に、老害と呼ばれているか、みんなに好かれ頼られているか。そんなことをふと考える温かいお話。
威張らず、上から目線の助言はせず、経歴を自慢するでもなく、雑用でも嫌がらず、長く使える道具を
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

成功するためには、深く考えたり人を疑ったりすることが必要なように思うけど、愚直なほど素直に、いつの間にか身に付いた能力や適性のまま生きていくフォレストの成功物語が小気味良い。
大切にしてくれた人を大切
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.3

アクション映画は苦手だけど、興味があったので鑑賞。ドンパチシーンに疲れながらも3回に分けて何とか観終わるほどには素敵な映画だった。
今も古臭さをまったく感じないクールさ。欲望、義理人情、規律、言語や文
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.6

ホーキング博士の人生がそもそもドラマチックだけど、まるでドキュメンタリーを観ているような演技力も素晴らしい。
風景や衣装、英語の美しさにも心洗われる。
複雑な思いや献身があっても、縛り付け合わない人生
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

内気で集団に馴染めない少年の高校生活が、良き友や理解ある先生との出会いで少しずつ変わっていく。
状況を客観視するのに、書くということが役に立つんだなと思ったり。
内気になってしまった原因が少々重めだっ
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サード・パーソン(2013年製作の映画)

3.2

全体にどんより暗い雰囲気の中、くるくると場面が切り替わり、それぞれの登場人物のドラマがオムニバス的に繰り広げられて、ちょっとついていけなくなったり混乱したり。
ごちゃ混ぜになってきたラストに孤独が際立
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.1

現状にはいつも不満がある。そんな中で憧れる何か素晴らしいもののことは、実はよく知らない。
この頃に生まれていれば、と憧れ続けていた時代へ行けた時、自分はうっとりするけど、その時代の人たちは更に過去へ憧
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.3

23年間、それぞれの7月15日の様子を描いた映画。独白や説明が無い分、淡々とした感じで、10年日記を書いている身としてはおもしろい。
その1年の間に起きた出来事は細かくわからず、たった1日を見ることで
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ファミリー・マン ある父の決断/ヘッドハンター・コーリング(2016年製作の映画)

3.2

何よりも仕事を優先して、家族との生活も犠牲にしながら邁進する中で、息子の命に関わる病気がわかったらどうするか。
ありがちなストーリー、ちょっと出来過ぎな流れだったけど、子どもがかわいかったので、ハッピ
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マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

1.0

ミリーがあまりにも奔放すぎて下品で、荒れる姿が醜くて、HSPの嘔吐恐怖症としては二度と観たくない映画。クタクタになった。
死を前にしないと気付かない事が多すぎる。こんなに依存し合う関係性は自分なら耐え
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.3

幼い頃に兄とはぐれ、家から遠く離れた場所で迷子になってしまったサルー。次々と危険が襲いかかってくるけど、運良く養子となりタスマニアで育つ。でも学んでも恋人ができても心の穴は埋まらず、実の母を探すことに>>続きを読む

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

3.3

何度も命の危機にさらされ、親や兄弟を失いつつ生き延びるスーダンの孤児たち。
ついに難民キャンプからアメリカへ。そこでの暮らしは危険もなく恵まれたものだけど、過去の悔いや味わった辛酸は心に残り続けて。
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

戦争で傷付いた心を孤島の灯台守として癒そうとするトムと、彼に心惹かれ孤島での生活を選んだイサベル。
幸せな暮らしも2度の流産で陰つていた頃、流れ着いた船に男性の遺体と赤ちゃんが。報告しようとするトムを
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ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.0

破天荒ながら生きる力に長けたヴィンセント。周囲の人との関わりの中では困らせることの方が多そうだったけど、いつの間にか周りの人を助けている。
ちょっと嫌悪感も覚えるような厄介なじいさんではあるものの、隣
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ホリデイ(2006年製作の映画)

4.2

とっても心温まる、素敵な映画だった。
傷付いたふたりの女性のキュートさにすっかり引き込まれ、周りの人の温かさ、風景の美しさにほのぼのする。
辛いのは人から裏切られたり選ばれなかったりすることそのものよ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.5

ビジネスに成功し、自由で豊かな生活。満たされた多忙な日々の中では、あの時彼女と一緒に生きることを選んでいれば、とは思い出すことも無かったけど。
つつましく平凡で、家族に煩わされながら日々を過ごす、あり
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

1.0

くだらなくて、途中で観るのを止めようかと思った。
身を守る術も知恵もなく、弱者はこうやって弱者になるんだな、と感じさせられる。
人に助けてもらおうとするのなら、形式に従うことも必要。誰も支える気になら
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彼女が目覚めるその日まで(2016年製作の映画)

3.5

映画としてのおもしろさより、事実として大切な内容だった。
自分では明らかに異常を感じるのに、検査で異常が出ず、精神科へどうぞ、という診断を受けて驚いたことは私にもある。
通り一遍の検査結果だけを見て、
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.5

知性が高く仕事に邁進するアリスが若年性アルツハイマーにかかり、本人も周りも少しずつ変化していく様子を描く話。
周囲の戸惑い、アリスの絶望から徐々にそれさえも感じなくなる過程はリアルで、もし自分の身に起
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

2.5

ユダヤ人が迫害される中で何とか逃げて生き延びたピアニストの話。正直ストーリーよりも残虐シーンが多すぎて疲れてしまった。そんなに長々と同じようなシーン必要?と思ってしまう。何のためにそんなにも生きたいの>>続きを読む