かめのさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.8


沖田監督作品が好きで新作を追いかけていたのだけれど、前々作前作があまりハマらなくて今回は恐る恐る観た。

いやはや、心配ご無用。最高だった。

原作を読んだことのある方からは賛否両論あるかもしれない
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誘拐(1997年製作の映画)

3.3


悲しみや憎しみは、どれだけの年月を経ても消えてなくなりはしない……。思いを託す人々の眼差しが辛かった。

永瀬さん演じる若手刑事が思い上がった言動や行動を繰り返すものだから恥ずかしくて見ていられなか
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テルアビブ・オン・ファイア(2018年製作の映画)

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平気で嘘をつくし、自己評価ばかり高いような主人公が周りの意見を聞いて脚本を書いていくうち、段々自身のアイデアを取り入れられるようになっていく……あたりまでは、彼の身を案じる反面、とても面白かった。元
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警視庁物語 逃亡五分前(1956年製作の映画)

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とびきりのドラマはないが、硬派な刑事ものという印象で、割と好き。

スタッフの島津昇一さんって、東宝だし、島津保次郎監督のご子息なのかしらん?気になる。

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.3


どれみちゃんはリアタイと何度かの再放送、そして昨年も観た。幼稚園の頃、どれみちゃんごっこをして、ほぼ皆「おんぷちゃんになりたい!」と言い張って譲らなかったのを思い出す……。

子供の頃、おジャ魔女ど
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2


感情を抑えられない人間。三上のような人は、現実にもあふれるほど存在している。しかし、彼らはどう生きていけばいいのだろう?

何故、感情を抑えられないのか。暴力的になってしまうのか。その原因を、図書館
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

3.9


「雨」なんだけど、ハッピーエンドで楽しく終わるのがやっぱりアメリカ映画!

銀座の恋の物語(1962年製作の映画)

3.5


同じ記憶喪失物でも、『ひまわり』のような時代背景を取り込んだ作品とは異なり、娯楽的要素が強い。
それはそれで面白いけれど、裕次郎の良さはあのスタイルだけでなく、台詞にあると思う。今回の作品はストーリ
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.8


母親二人、とりわけサツキ役の山田真歩さんの演技が素晴らしかった。

解決方法なんて永遠に見つけられないし、どちらの元にいれば絶対幸福になれるか、なんて誰にも分からない。

サツキが赤ん坊の頃から育て
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恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

3.7


無駄のない構成なのに、他愛ない言葉や会話が光る素敵な作品だった。

このバカンスが終わっても、主人公にとっての現実は変わらないけれど、少し見方を変えただけで、世界の彩りが違ってくる。それって当たり前
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甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

2.6


残念ながら、全くもって気の合わない作品だった。主人公に対してどこまでも「生きている」実感が持てず、あくまでキャラクターで、フィクションのなかの人物でしかない気がする。

青春ア・ゴーゴー(1966年製作の映画)

3.5


派手すぎず、時代を飲み込んだ青春映画としてまとまっており、面白い!

初期のザ・スパイダース、ジュディ・オング……。やっぱり、この時代の映画と音楽は切り離せない。

浜田光夫がタンバリンなの可愛くて
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ファンタジア(1940年製作の映画)

2.8


1940年に制作されたと知り、驚いたが、この約10年前まではオーケストラが無声映画に音をつけていたのだし、その点からみれば案外遠くない発想なのかもしれない。とはいえ、娯楽的要素が重視されやすいアニメ
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不惑のアダージョ(2009年製作の映画)

4.0


何故か最近、近くのTSUTAYAに入ったので、ようやく観ることが出来た。

説明なく、静かに展開されていくので、この作品を理解、共感できる層はかなり限定されると思うが、国内外問わず、女性にとって普遍
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恋する女たち(1986年製作の映画)

4.2


良い!!かっこつけ過ぎなくて、登場人物みんなが魅力的で、時々乙女ちっく。安っぽくなるかと思いきや、そこを軽く飛び越える。80年代の美味しい空気をいただきました。正直、いらないと思ってしまう場面もあっ
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