BABYさんの映画レビュー・感想・評価

BABY

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ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.6

今、大学の課題の新書要約でディズニーのものを扱ってるので参考にと見てみた
メリーポピンズ制作の裏側(原作者の説得)の話だけど、原作者むっちゃ嫌な奴やん、ちっちゃい子が年取ったらああなるのか…
運転手が
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パレード(2024年製作の映画)

4.0

現世から取り残された人達を描いた映画
思えば、藤井道人監督は常に「のこされた」人達を描いているように思う、今作はそんな人達が集まって互いを癒すような関係、繋がりや愛を得ていく、死んでいるけど確かに生き
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

3.6

空っぽのプールを舞台に「アルプススタンドのはしの方」を彷彿とさせる会話劇
どこか緩くて、どこかギスギスしてる地獄のプール掃除
ずっと何かから逃げてきた登場人物それぞれがスタート、飛び込み台に辿り着くま
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.7

最高に楽しかったあの頃、好きだった彼女を追いかけ、18年後に日本に突撃するキモ男の話かと思ったら、まんまと嵌められた感じ
「カールじいさん」思い出した
「余命10年」が好きな方は気に入ると思う
藤井道
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.7

見るの2回目やけど、やっぱり最高や
泣けるし、辛いし、笑える
苦難が一気に押し寄せてくる
それには見合わないけど、家族の「共同作業」の小さなほっこりが最強のパワーで幸せにしてくれる
会場にバンが着いた
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.8

序盤の、最近のウェス作品では考えられないほど動きまくるカメラに驚いた
仕切りたがりの兄、神経質な次男、家族の思い出を小説にする三男、それぞれが段々と打ち解けていくのはなんかほんわりする
ウェス作品は話
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

4.4

前作はビルのみのシチュエーションだったのが2作目では車・地下鉄とバリエーション豊富になってて、アクションも凄くてしっかりパワーアップした2作目だな
短いシーンだけどトンカチとバットの関係が時折垣間見え
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.3

縁起でもないけど、死刑囚とかを本当に殺して映画撮ってませんか?っていうくらい本気アクション
ジョン・ウィックはガン・フーだからあれだけど、コレほぼ肉弾戦だから何人か死んでるってこれ
主人公とその兄を2
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

よく分からないけどなんかスタイリッシュなアクション、カメレオンすぎる森田望智さん、そして程よいもっこりちゃんの数々
フランス版の実写でしかシティーハンターを知らなかった私としては満足な出来でした
鈴木
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

4.8

吹替が配信開始ということでやっと見たけど、凄いなこれ、にやにやが止まらない
いつか見たあのキャラやこのキャラ、主役から悪役、端役までが一同に勢ぞろいは眼福
知ってるキャラクター以上に知らないキャラクタ
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ライ・レーン(2023年製作の映画)

3.8

ユニセックストイレから始まる「ビフォア・サンライズ」、でもそこまで哲学的じゃなくてゆる〜く見れる感じ
撮影がどこか奇妙で魚眼レンズを使った撮影と個性が強めなモブ達、それらのおかげか色彩豊かな南ロンドン
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.5

内容は短編だし、そこまでだけど
純度100のウェス・アンダーソン

ブラッドシンプル ザ・スリラー(1999年製作の映画)

4.0

コーエン兄弟初監督作でも変わらずのすれ違いコント、とても不気味なルックに対して、起きてることは非常にバカバカしい
欲をかく奴は自ら自滅していく
フランシス・マクドーマンドかわいい
光の使い方がとても上
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

ヤバすぎる笑、時代に逆行するかのようにヴィーガンを殺しまくって、解体して、売りまくる
直接手を下さない方の奥さんがエスカレートしていくのが怖かった、殺さなきゃいけない旦那さんの気持ちも…うーん…
あと
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

3.9

面白かった
埋めた宝を取り戻すため、脱獄囚3人がヒッチハイクやら車盗むやらで目的地を目指すロードムービーなんだけど出会う奴全員がヤベェ奴で笑うしかない笑
コーエン兄弟っぽさは少なめのハッピーな映画です
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シャドー・オブ・ナイト(2018年製作の映画)

3.6

強いおじさんが組織を裏切り少女を守ろうとするっていうどこかで見たストーリーだけど、アクションシーンは一見の価値ありです
ナタを持った人間が文字通り流れ込んでくるのを数人の仲間で押さえ込んだりするシーン
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.4

ほぼ会話劇、時系列ゴチャゴチャ、難しい字幕とノーラン作品の中でも特にレベルの高い本作
オッペンハイマーとストロースの主観のみで描かれていたので、何が起きている、何をしているか分からなくても、感情面で理
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

海の映像がエグいっす、美しくて綺麗で7色に光る海にはずっと目を奪われましたね
ストーリーはディズニーにしてはそこそこ?って感じ、若干SWの「新たなる希望」と「マッドマックス 怒りのデスロード」のワンシ
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.3

主役2体のロボットはほとんどセリフないのに、どうしてここまで感情表現が豊かなんや…と驚きを隠せない
2001年 宇宙の旅
環境破壊後の地球から宇宙への旅、人類は赤ちゃんへ進化し、ほぼHALみたいなロボ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

他殺、自殺もしくは事故死を巡る裁判
被告人である母親は何か隠しているようだし、弁護士や息子の母親を疑う様子も見て感じていて、私の中ではずっと主観が定まらなかった、まるでドキュメンタリーを見ているよう。
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

なんでもないはずの日常、大学進学と平行して描かれる、謎の巨大円盤の危機
宇宙人と人類の戦争に女子高生2人が巻き込まれる話かと思いきや、独善的な正義に失くした記憶、この物語にはまだ奥がありそうだぞ
後章
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マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

4.0

ホントにアカデミー俳優だよな?とエマ・ストーンとはまた別ベクトルでジェニファー・ローレンスが文字通り暴れてる映画笑
全裸シーンだったりセックスアピールの凄い映画なんだけど鑑賞後は爽快感のある2人の純粋
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白鳥(2023年製作の映画)

3.7

ウェス・アンダーソン監督の短編の中でも特に異質に感じた作品
吹替で見てると、内田夕夜さんの落語を聞きながら、ウェス・アンダーソン監督のシンメトリーな映像を見てるような感じ
いや、これ、内田夕夜さん大変
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クイズ・レディー(2023年製作の映画)

4.3

面白かった
正反対な姉妹のシスターフッド、「22ジャンプストリート」を彷彿させるドラッグ描写に、嫌な感じのジェイソン・シュワルツマン、いい感じのウィル・フェレル、オン眉ワフィナそして可愛いワンちゃんで
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塔の上のラプンツェル(2010年製作の映画)

4.2

何気に初鑑賞
なるほど、この映画は所謂「家出映画」ですね、この春実家を出る自分と重なる部分があり、より強く物語を楽しめたと思います。
酒場のシーンが最高に好き、流石はアラン・メンケン!
ラプンツェル
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(2023年製作の映画)

3.9

内容忘れたけど
目が幸せだったのは覚えてる
吹替だから
耳はすっごく働いたよな

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.2

見る無量空処、情報処理が追いつかんくてむっちゃ頭痛くなった笑
視覚と聴覚からの情報がえぐすぎてしんどかった
普通の劇場で見たけど、ハンス・ジマーによる重低音のせいか、胸がザワついて圧迫されてるみたいな
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.8

楽しかった
アニメーションならではスリルはジェットコースターって感じでワクワクした
池村碧彩さんの演技もあってかグウェンがかわいすぎる
羽佐間道夫さんのダンおじさんも面白かったし
しっかり満足のできる
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ミニオンの月世界(2024年製作の映画)

4.5

面白かったっす笑
ベクターのその後は「月泥棒」を初めて見た時から気になってたので
ありがとうございました

次は「ベクターの逆襲」とかでもよろしくお願いします笑

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

アカデミー賞俳優3人が強盗に挑戦するコメディ映画
3人の仲の良さっぷりに笑えるし、ほっこりして、終始ニヤニヤしながら見てた最高
途中である女の子が出てくるのですが、その子が歌で有名なののかちゃんに見え
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ある男(2022年製作の映画)

4.1

死んだ夫が名乗っていた名前は実は別人の名前だった、では夫は誰なのか?から始まるミステリーかと思いきや、その要素を踏まえた人間ドラマ
在日の子、死刑囚の子と自分ではなく親の代から貼られ続けるレッテルに悩
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

面白かった
海外と比べ少ない制作費であの規模の映画を撮るのはすげぇ
安藤サクラさんの序盤のキレる演技がすごく印象的
「海神作戦を開始する!」からのあのBGMには鳥肌えぐかった
ただ、ラストで2連続「マ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

見るのは2回目だけど、正直やっぱり分かんない
2人がいつから互いを思うようになったのかはグラデーションで「ここから!」みたいなのは無く、見る側が油断してると置いてかれる映画なのかな
元々好きで買ってた
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.7

2人がバイクに乗って猛スピードで駆け抜けて行ってしまい、私には物語がほとんど意味不明だったから、宇多丸さんのレビュー聞いて色々納得出来た
音楽とブツ切りの多さが気になったけど
正直ビジュアルだけで言う
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

現在も未解決の事件を基にした映画
刑事や記者が諦めてしまうが漫画作家だけが執念だけで捜査し続け、逮捕するどころか逆にゾディアックに囚われてしまう
風貌、手紙、証言
関係有り、または無関係の手がかり(シ
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

4.4

ゲイが腐女子と付き合う話
爽やか青春映画かなと思ってたら、不意打ち食らった結構重めな映画
他者の考えは分からないから特徴を勝手に決めつけて理解したふりをする、摩擦を0とするのではなく、想像することが大
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