アンブルさんの映画レビュー・感想・評価

アンブル

アンブル

別れる決心(2022年製作の映画)

3.0

感情についてはわからないなあと思いつつもカメラワークや描写の仕方がとても上手いのと光の加減が好き。

きみの色(2024年製作の映画)

4.4

め〜〜っちゃ!よかった!!!心の揺らぎを愛したい。愛していこう。大切にしていこう。受け取りたいし受け止めたい。
シスター日吉子の存在が大きい。10代、接しているときはそう思わなくても卒業して数年経って
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

3.8

自分が生きている生活圏にはいない人たちがたくさんいて、でもどこか通じるかもと思ったり、わからないと思ったり。見えてないだけかもしれない。見ようとしなければ。

青春の反抗(2023年製作の映画)

3.8

女と女の物語最高〜〜〜〜!
学生運動、改革(変革)を求める人の中にも家父長制にはなんとも思ってなくてそれが普通だって考えの人が多く、その抑圧を感じる2人が最後、2人だけの空間にいけたのはよかったなあと
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

4.2

音楽もいいしファッションも最高で世界観も好き!!ウィノナがかわいすぎる!!!映るたびに可愛いって言っちゃう♡今年上映も楽しみ!!!!

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.0

資本主義に意を唱えて声を上げたが聞いてはくれず殺された人とそれを見て見ぬ振りした人たち、最初は赤の他人の死は何も感じられなかったけれど(知覚感覚が遠ければ遠いほど他人事になるからエレナだけの話ではない>>続きを読む

ソウルメイト(2023年製作の映画)

4.3

女と女の物語。お互いが重要な他者として生きる人たちだった。途中ハウンとミソの間にジヌが入りハウンとジヌが恋愛関係になるけれど、ジヌは最後まで当て馬だった。2人の間には誰も入り込めない。家族ではなくて恋>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

スワン・アルローが最高によかった……!
検事が裁判でサンドラのセクシュアルをアウティングするところと偏見をあたかも普通に言ってしまうところが胸糞悪かった。クィアって裁判受けるとこんなふうに扱われんだな
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

問題はワインスタイン以上に性加害者を守る法システムて言うのが結局はハーヴェイを逮捕してもシステム、構造が変わらなければ同じ問題が起きるということで…

バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年製作の映画)

3.2

シャーロックて書いてあるから見たけど言うほどオマージュとかもしてなくてシャーロック……?てなった。物語は単調。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.3

現実的な世界設定だと思うのに内容はすごいおとぎ話感あって突っ込みたくなった。原作が気になってて映画観たけど原作読まなくて良かった〜てなった…ごめん…。
子どもが1人だけで生活してるなら噂話や差別の対象
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.6

兄の言葉の「兄貴か?ハゲか?あみこにはどう見える?」が視聴者に対しての問いかけで「あみこか?関わりたくなく扱いづらい煙たい子なのか?あなたにはどう見える?」と言われているような気持ち。
しかるべき支援
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.8

テンポ良くて面白かった。原作とだいぶ違うらしいから原作の流れが気になる。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.6

いつまでもどこまでもあなたたち2人の旅が続いていることを願います。

テルマは全ての物事に対して人ごとで人任せで自分関係ないって感じだったのに、JDに金盗まれてルイーズが心折れて泣いたとき、ようやく主
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ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

4.3

原作を読んでいたあの頃に戻れる感覚になった。最高で終わらないでほしいの瞬間ばかり。後数回は見る。

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.5

オールタイムベスト。秋から春の間にふたりが織りなす空間が温かくて心地よくてやさしかった。あとふたりの声がゆったりとしていて、身を任せて浮遊している感覚になった。(何度か気持ちよくて目を瞑って聴いたくら>>続きを読む

おひとりさま族(2021年製作の映画)

4.2

本当は独りが嫌いなジナが独りで過ごし、人との関わり=面倒ごととして避けているのは、傷つけられたくないからなのだろうな。父親に傷つけられ社会に傷つけられ、やっと得た鎧が嫌いな孤独だった。自分を守るために>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

女性の自由意志、抑圧、性(SEX)、解放、社会主義、フェミニズムが描かれていてよかったな〜と思いつつも、これ(世界を旅しさまざまな体験ができること)ができるのは白人の富裕層と、限られた人にしかできない>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

原作も好きでファミ行こ。も読んでて、映画化発表時にキャストを見てうーーん?🙃となったんだけど、見たら、聡実くんも狂児も動いてる〜〜!!やべー!てなって帰ってきた。ファミ行こ。読んでるからか余計聡実くん>>続きを読む

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.3

前に「○○(わたしのこと)は変わらないよね」って言われたこと何度かあってその度に、みんな変わっていって先に大人になって、でもわたしはまだここでずっとモラトリアム中で終わるのか?これって考えて、わたしを>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.7

映画鑑賞後すぐに原作も読んだ。
社会が故意に排除した、見て見ぬ振りした、面倒くさくて放置した子どもたちを取りこぼさずに、誰か(何か)になろうとせず自分自身のまま、そのままでいいんだよと、言葉にして伝え
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ガザ 素顔の日常(2019年製作の映画)

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パレ*チナ人救命士の「パレ*チナ人以外に怒っている」という言葉が忘れられず重くのしかかっている。民族浄化75年、占領下60年、完全封鎖17年目、可視化されているのに目を背けてきた他国、わたしたち。家計>>続きを読む

ガザ 自由への闘い(2019年製作の映画)

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クィアの人たちと集まって鑑賞した。だからなおさらピンクウォッシュに対する怒りを感じた。ガザの地に初めてレインボーフラッグを掲げたイスラエル兵の投稿を見て、私たちを利用すんな、ふざけんな、一緒の考えでは>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.6

ねえーーーーーーーこういうバディ好きなんだよね………………どうすんの…………(頭抱える)ってなる一方、戦争は人の人生を壊す、何もかも。富裕層はお前らの人生マジ可哀想って言いながら利潤を得るために自分ら>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.5

部落差別されている人たちが朝鮮人と判断されて殺される。澤田夫妻やその他の人がこの人たちは日本人だから殺すなと自警団を止めているとき、行商団の親方がが言った「朝鮮人は殺してもいいんか?」、逃げているとき>>続きを読む

古の王子と3つの花(2022年製作の映画)

2.7

前作がとても好きだったから鑑賞したが、物語がとても保守的で合わなかった…。色彩などのアートはやはり好き、だが…。

355(2022年製作の映画)

3.0

主人公の恋人が敵で仲間の大切な人がその敵によって目の前で殺されている中で主人公が最後まで恋人を殺せないのは苛立った。愛によって殺せない、気持ちが甘くなるとかあんまそういうスパイ映画見たくないので。スパ>>続きを読む

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.3

ロンコが恋愛もセックスもしたいのかわからなくてひたすら試しているとき過去のわたしの葛藤を思い出して辛くてでもロンコのことも過去のわたしのことも愛おしくて抱きしめたくなった。恋愛至上主義の中で生きている>>続きを読む

眠る虫(2019年製作の映画)

4.2

場所や時間、想いの記録を辿りながら生と死の境界が曖昧な場所で人と対話する。いつかこの映画がわたしを助けてくれるかもと思った。

マイ・エレメント(2023年製作の映画)

4.3

だーーーーいすき!!
主人公2人のジェンダーに捉われない人物像とかウェイドの叔父がエンバーにマイクロアグレッションしたシーンとか描かれていてため息が出るほどスゴ〜!!となった。移民2世の物語と聞いて、
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あしたの少女(2022年製作の映画)

4.6

久しぶりに最後まで光が見えなくて絶望だった。終わりが見えない。迷路に彷徨った気分。
大人は誰もソヒのことを見ていなかった。親さえも見ていなかった。学校側は就職率を落とすな、辞めるなと脅迫し、実習先の会
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バービー(2023年製作の映画)

4.6

ホワイトフェミニズムだな〜とは思ったしアジアのバービーは冒頭の紹介でサッと終わったから不満だけど、バービーありきの自分にしか存在意義が見出せないケンが現実世界に行って家父長制や男性中心社会に魅入られバ>>続きを読む