コミチさんの映画レビュー・感想・評価

コミチ

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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.3

意味も意思も意義もわからないモノが当然のようにそこに居て突然グワっと襲ってくるんだもんなぁー。

…はて?

普段メタファー満載なのって嫌いじゃないし考察たのし!ってなるんだよ。なるけど、今作に関して
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スマイル(2022年製作の映画)

3.4

スタートからタイトル出るまでとってもええやんええやん!

しかしそこはもう省いてええやん…って場面もちらほらで長めのお話になっている

猫ちゃん甥っ子ちゃん( ; ; )

連鎖して狂って最期は笑っ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.3

あっ、そちらに行かれるんですね?

予告動画を観たときとは少し違った印象を受けたなぁ

淡々と日々を過ごす中、楽しさ愛しさ喜びはどんな形をしているんだろう

奪ったり奪われたり…

なにが正しくて誰が
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.4

デンゼルさん!ジャレッドさん!ラミさん!
これはハズレなしじゃろ!よっしゃ!

という感じで、勝手にすごくすごく期待値を上げすぎてしまって
申し訳ないですが肩透かしを食らった。ごめんなさい。
時間は長
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.6

言葉が通じる、心も通じる
どちらも人間同士だとしてもなかなか出来ることじゃないのにね

どっちが偉いとかそういうのじゃなくて

同じ位置で歩むことが大事ですね!!!!
みんな可愛い!!!!


先生と
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.2

なんだか「イレイザーヘッド」観たときと同じ気分になっておろろろろ
 
一度しか観ていないのにあのブオオオオって音をずっと覚えている。おろろろろ


はよ晴れろ!!!!!!


灯りは誰でも見れるようで
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.2

托卵がメインにあると同時に人間そのものへぶつけられる見て見ぬ振りはできない現実

道路メリィィィィは、あの奇妙な冒険の擬音がよく似合いそうな場面でちょっと胸アツだった

【Yonder】
このビバリウ
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透明人間(2019年製作の映画)

3.3

真犯人はこっちと見せかけてほんとはあっちなの?って思わせてからのあの笑みだからなー

ほんとのサプライズはもしかして…

みんなが浮かんだであろうプレデター攻殻メタルギア要素

ペンキの重要性◎

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.3

去年ようやく鑑賞した。

???????

2回観てみた。

???💐???

せやかて工藤!って感じが満載。

衝撃のビョルン・アンドレセン。

世の中いろんな場所にいろんな人がいるからなぁ

みん
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.2

あらすじも導入部もおもしろそうなやつー!ってかなりワクワクだったんですけど

そうだけどそうじゃないやつじゃん…


ポテト🍟

好物は最後派ね…

あふれる悲劇の中で最後にいただくのはナンダロウ?
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.5

小栗ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい


ご近所さんには叫び声とか聞こえない系?


小栗ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃい


ストーリー良かったですね◎
連載のきっかけも経過もラストも、カレ無しでは成せなか
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.4

お母さんがヘレン・ハント!懐かしい

マグカップの用途は飲むだけじゃない!

彼や彼女を思うと居た堪れないですね。
クソ◯◯め!!🔫!!

ひょっこりお面がちょっとかわいく見えてしまうやつ🐸

予想で
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ファニーゲーム(1997年製作の映画)

3.5

「普段、君たちは"こういう"描写を観て楽しんでるんだろ?
なら、この世界で起きることはどう?なんの変哲も無い1日がこうやって壊れていくのは嫌な気持ちになる?なぜ?いつもみたいに楽しめばいいのに。
じゃ
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.6

制作過程を知ったら、ひとつの作品としてこの映像が出来上がったことがもうすごすぎて怖い。

怖すぎるよ何これ!まさに情熱と狂気よ…

ストップモーションが好きなので、どれだけの時間と費用と気力とヤバさを
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落下の王国(2006年製作の映画)

4.0

『ありがとう、ありがとう、ありがとう』

落ちた先で見たものが、再び立ち上がるために2人で掴んだ強さに変わる。
美しい世界の中で描かれる絶望や哀しみを彼自身が終わらせようとしても、ひとりの小さな女の子
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.3

あのシーンと台詞が繋ぐ想い…
持ち上げるところ、普通はジャック・ニコルソンの表情に目が行くと思うけど、シャツを見て…あれこそマクマーフィとして存在している姿だと驚嘆。

作品に込められている意味をひと
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.6

グチャっ!ボキっ!
ドンっ!ドジっ!
🐇と🐢と🐖と🐕

あっさりさっぱりうっかりが交錯!
キル・ビル要素もあったり。

予想外に楽しめてお得感。
1人目のあなたには騙されたよ…アレを踏んでしまった君も
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ファナティック ハリウッドの狂愛者(2019年製作の映画)

3.3

推しを愛しすぎて振り切りすぎた自称:僕はストーカーじゃない!な男がなんやかんやで勝手にお近付きになり二人の時間を堪能してしっかり相手の身体にも記憶にも精神にも爪痕残しまくっているヤバめ狂い系オジは化け>>続きを読む

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

4.0

原題『October Sky』
原作『Rocket Boys』アツいアナグラム

内なる自分の声を聞く。
諦めた先にあるものよりも自分とみんなの想いを乗せたこの瞬間を守り抜いた。貫いた。

親から見た
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エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.5

人類は科学で夜に勝った

この電流戦争を観ると根本を無視してしまうようで申し訳ないけれど、どちらが勝ちとかそういうことじゃなく、みんなみんなすげぇよって泣けてくる…

『電球が世界から夜を消した。
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.6

軸がしっかりしているので真相解明のパズルが完成していく様子は楽しめます。

しかしあのシーンな、もう次のシーンに切り替わってもいいんじゃないかな?って気持ちになるよね
でもやり返すときにそりゃそうだろ
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THE INFORMER/三秒間の死角(2019年製作の映画)

3.2

【全てを出し抜く一瞬】

中身がたっぷり詰まってるように見えて実はそうでもないというか

この辺でギア変えてバーっと面白く進みますよね?そうですよね!?
とワクワクしていましたが、わりと静かに終わって
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.6

「愛より金より名声より真実が欲しい」

その真実が時には取り返しのつかないものになったとしたら、なんて考えたくはないけれど

自分として立っていることの気高さと儚さは、向けられる興味や悪意を前にしたら
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ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

共存と共感、その繋がりが向かう先は?

レクター博士ってどこまでも異質で紳士。
なのにあまりにも普通にしてるから、あの有名なラストシーンも誰にとっても当たり前な『日常』に思えてしまう。不思議。絶対あり
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

相手を知る術が会話の中に散りばめられている

クラリスの過去、あの数回の会話が導く先の「The Silence of the Lambs」というタイトルは、鳴り止んだ理由も含めレクターの存在が彼女にと
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.9

"僕たちの戦場は…"

誰でも何処にいても何をしていても、自分として存在することは間違いじゃない

自分にしか出来ないこと、あなたにしか言えないこと、みんなといたから成し遂げられたこと

様々な方向か
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.9

開始10分で所長が当たり前のように常軌を逸したこと言ってるから意味わかんないな〜って思いながらも、意味わかんなくていいんだ!と。
そうだね!オセアニアじゃあ常識なんだよね!

人が作ったもので人と夢を
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インセプション(2010年製作の映画)

3.9

人が見る『夢』ってどこまでも不思議で出来てるけど
無いものを「植え付けられる」って怖すぎるね

自分の記憶、思い出は本当に自分のもの?
なんて考えたところでもしインセプションが完了していたらそんなこと
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.9

残す側も残される側も
託されることも託すことも
成算があるかもわからない中でそれは全て"誰かのため"を基準にしている。

成し遂げることって、諦めるのも否定するのも簡単だよね。
けど、起こり得ることは
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メメント(2000年製作の映画)

3.9

なにもかもをそのまま受け取るか、疑うか、納得できる形で振る舞うか…

ハズレが無い面白さを冒頭から魅せてくれる。

写真、メモ、タトゥーを使った仕掛けは『全て繋がった!解決!』と思わせて、終わりのない
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

何もかもを制約された子役時代。回想シーンにもあるようにつらく苦しい思い出ばかりだったけれど
ステージのライトと歓声を浴びることで「スター」として輝いていた。幼い頃から。

自らの悦びと共に存在も心も魂
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.9

物語と同じような境遇の出演者たちから見る現状。

「血を分けた我が子」この言葉の中にあるはずの愛情は父親・母親から何ひとつ感じられない。

面倒見の良い12歳の男の子は、弟や妹たちと大勢で過ごしている
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グレタ GRETA(2018年製作の映画)

3.5

・そうそう!その展開!知ってる!

・おぉ、ちょっと意外。いいね。

・やっぱりそれやっちゃうか…

・最高!サイコ!

しっかり嫌な気分になれる良い塩梅の内容でしたね。

ちゃんと◯◯しなきゃ!
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守護神(2006年製作の映画)

3.9

救けることも、救けてもらうことも当たり前じゃなくて
絶対にこの手は離さない。必ず救う。
その言葉をかけてくれることの有り難さや心強さ。

たくさんの経験があっても、予期せぬことでその全てが闇で覆われて
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ピンポン(2002年製作の映画)

4.3

何度観たかなぁこれからもまだまだ観るだろうなぁ楽しいなぁ

"反応反射音速光速!" ←観たら必ずマネしちゃうやつ!

"僕、先に行くよ"

"飛べねぇ鳥もいる"

抜群の台詞センスですよね。場面で活き
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セッション(2014年製作の映画)

3.7

自分の意思と意地を貫き通して、負けてたまるかを全面に出した姿はとても良い。

セッション。音によるコンフリクト。

あの瞬間、2人の表情はどこまでも我が強く、音で同調していてもそれぞれが交わることは決
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