つちこさんの映画レビュー・感想・評価

つちこ

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

 おそらくネットにネタバレがすでに転がっているのかもしれないが、そういった下調べはせずに鑑賞。

 ジブリ好きなので、ジブリ的な世界観を大きなスクリーンで堪能できたのはよかった。
 ストーリーは各々が
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

 しっかり遊んだ事があるマリオのゲームは「マリオカート」「マリオテニス」くらいだけど、コチラの映画も終始楽しめた。

 ゲームでは昔から拐われてばかりのピーチが体を張ってる様には「時代だな〜」とも感じ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ/天地争覇(1992年製作の映画)

3.5

いきなり3作目から観てしまった。
1と2を観てなくても普通に楽しめた。
というより、だからこそ楽しめた?

2時間近くあったけど、途中少し退屈していた気もする。90分くらいに凝縮出来そうな…。

グレートウォール(2016年製作の映画)

2.6

とにかくスケールがデカい。
お金かかってるな〜という感じ。

歴史と伝説を基にしたファンタジーアクションだと分かった上で観る分には楽しめると思う。戦闘シーンがダイナミックで見応えあり。

もし冒頭で先
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

実話を通して、ネイティブアメリカンに関する闇深い問題に触れた作品であったわけだが、ストーリーの重々しい雰囲気と真っ白な雪に閉ざされた街というロケーションがマッチしていたのか"重すぎる"とは感じなかった>>続きを読む

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

モノクロ映画を見慣れていないので、楽しめるか不安だったが、とても良かった!

白黒なはずなのに、部屋の装飾や衣装、風景の色がカラフルに浮かび上がってくるような感覚になった。

ストーリーも終盤までどう
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.0

(死霊館シリーズを時系列順に鑑賞中)

中盤くらいまで観てから、以前すでに観てるなと気付いた。なんだか印象薄めだったかも。
意味ありげなオバ様が登場したあたりで結末が予想できたかな。

アナベルシリー
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

一大スペクタクルアクション超大作!!
みたいな感じ?とにかく圧倒された!
音楽も良くて、3時間があっという間だった。

アクションや演出が凄すぎてファンタジー感もあるのだけど、それも程よくてバランスが
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

(死霊館シリーズを時系列順で鑑賞中)

冒頭で愛娘が亡くなる衝撃的なシーンに驚かされるものの、このシリーズは最終的に悪魔との戦いになる事が頭にあるので、「あ、亡くなった娘を通して何かが起きるのかな」と
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マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.3

2時間以上の映画になってくると、丁寧に描かれているからなのか、間延びしてるだけなのか考えてしまう事がある。この映画は両方な気がする。

衣装、ヘアメイク、美術のクオリティの高さで世界観を丁寧に描いてい
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.5

だいぶ前に録画していたものをやっと鑑賞。
原作小説がある事は知っていたものの未読。特捜部Q映画シリーズもこれが初めて。
終始重苦しい雰囲気であるが、主人公のキャラクターや脚本と合っていてよかった。
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レッド・ブロンクス(1995年製作の映画)

3.2

ジャッキー・チェンの凄さを知らしめてやるぞ!っていう映画?

ストーリー展開は、なんだか大胆すぎて大雑把な印象があるものの、ジャッキーの存在感がそれをカバーしているのかなと思った。
とにかくジャッキー
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カンフーハッスル(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的に「凡人だと思ってた人が実は何かしらの達人で、いざという時に助けてくれる」みたいな展開が好きなので、まずそこが刺さった。

戦闘シーンなどに漫画的なCGが多用されているものの、生身のアクションも
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.8

先日「死霊館」を数年ぶりに再鑑賞した後、時系列順でシリーズを観ていこうと思い立ちコチラを視聴。

カメラワークと細かな演出が絶妙なシーンがいくつかあって、忍び寄る恐怖感がよく表現されているなと思った。
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

実話が元になっているという点に助けられている気もするが、ふとホラー映画観たいな〜と思った時にちょうどよかった。

数年ぶりの再鑑賞だったが、「死霊館のシスター」や「アナベル」等々の派生作品も観てみたい
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ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作小説は未読なため、続編がこんな異能力バトルになっているとは知らずただただ驚いた。

前作「シャイニング」の要素が最後の方には出てくるが、嬉しい反面、取ってつけたような感じもして複雑な心境。
自分の
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

結末としては悪魔もののホラー映画だった?わけだが、そこに行き着くまでが秀逸。あとタイトルの意味がちゃんと分かってよかった。

生きている人間の仕業なのか、それ以外の何かなのか…
そもそもどこまでが現実
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

個人的に「実は過去とループしてました」っていう設定が好きなので、そこが面白さのピークだったかなという印象。


ホラー映画としてはそんなに怖くない。
幽霊の描写が後半にいくほど露骨になっていくのが気に
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

 勧善懲悪もの好きな人は観ない方がよい。私は胸糞悪いとまでは思わなかったが、観終わった後に陰湿なモヤモヤがじっとりと残るような不快感があった。(褒めてる)

 パズルのピースがハマっていくような伏線回
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来る(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

 原作未読、予告編と「柴田理恵がカッコいい」というネットの評判のみ知っている状態で鑑賞。


 導入部の妻夫木ファミリーのくだりを耐えられるかどうか試されてる気がする。それくらい妻夫木聡さんの演技が素
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

4.5

The beginningを事前に鑑賞済みだったので、感情移入しやすかった。
特に原作を読んでいないという方は、ぜひ先にbeginningを観てほしい。


やはりアクションシーンが素晴らしい!

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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

月並みな考えだが、漫画を実写化した作品で、このシリーズを超えるものがあるだろうか?
実写化映画としても、ひとつの時代劇映画としても、成功していると思う。

ストーリー的にどうしても重い空気が続くけれど
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルと冒頭部分で、結末は予想できた。あらすじがほぼ全てを物語っているかのような、お決まりの感じ。

キラキラした大人の恋愛映画ではなく、秀逸な会話劇を楽しむ映画だと思う。


キアヌから変人感を醸
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エスター(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


・父親にイライラさせられる
・予告通りエスターの正体が驚き
・終盤が意外とドタバタ?

徐々にジメジメした不安感が大きくなるような感じが良い。
これは個人的な趣味になるが、もしもラストまでジメっとし
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ミスト(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストが賛否両論の胸糞映画として挙げられる事が多いこの作品。
個人的にはラストの胸糞悪さも含めて好き。


恐怖や不安に駆られた人間の心理を見せられた後の、あのラストシーン。

逆に『ハッピーエンド』
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.7

アニメから劇場版まで、ヴァイオレット・エヴァーガーデンという作品は、彼女の生涯を観てきたのだなと、映画館で涙と鼻水にまみれながら感じた。

人間の感情や葛藤を、彼女の心の成長と彼女に関わる人たちを通し
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

4.5

TVアニメも視聴済みだが、どんどん人間味を増して、美しく可愛らしくなっていくヴァイオレット。
この作品では、なんだかとても、頼もしく見えたのが印象的だった。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンは本当に
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エリジウム(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

近年のSF映画は本当に映像技術が進んでてすごい。
妙な合成感とか全く無くて、映画館のスクリーンで観たら迫力あるだろうな。

ストーリー展開はなんとなく予測できた。ただ、もう少し落ち着いたトーンで進むか
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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

3.7

原作は、太宰治の未完作をケラリーノ・サンドラヴィッチさんが続きを書き上げたというもの。
舞台を先に観ていたのですが、映画の方も想像していたよりも舞台版に忠実だなという印象。

なかなか突飛な展開をみせ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.0

オギーが中心で話が進んでいくものの、家族や友人も、どこか親近感を覚えるような魅力的なキャラクターたち。

ひとりひとりにスポットライトを当ててくれるので、全員主役でしょ?って言いたいくらい。

すこし
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

母は強い!!と言いたくなるが、それだけでは片付けられないくらい、感情をたくさん揺さぶられる作品。

母娘関係の生々しさみたいなものが感じられて、そこがまたよかった。
ある意味キレイにタイトルを回収して
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

2.5

福田監督が座長を務める劇団「ブラボーカンパニー」の舞台公演でこの『明烏』を観たことがあったので、その公演を思い出しながら観ていたこともあって楽しめた。

ただ、落語の噺を題材にしてる事など何も知らずに
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

なかなか突飛な設定で、無理があるのでは?と思えるところをジム・キャリーの好演がカバーしているような印象。

シュールコメディな要素だけではなく、なんとなく不気味さというか気持ち悪さみたいなものも感じら
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.3

ただ歌って踊ればミュージカルになるわけじゃない!!と改めて気付かされた映画。

なんと言っても印象的で耳に残る楽曲たちが最高。俳優さんの歌唱力と表現力ももちろん素晴らしい。
個人的にサーカスという設定
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

バッドマンやダークナイトの知識ほぼなしで鑑賞したが、十分に楽しめた。
悪役が誕生するまでの過程を生々しく描いたヒューマンドラマとも言えるかも。
この後にバッドマンやダークナイトを鑑賞したらどんな気持ち
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