結末は最初から決まっていたと誰しも思うのではないだろうか。
辛い過去を抱え、死なないからただ生きているようなカップルに巻き込まれる健全な若者。2対1だもの、勝てるわけ無いよ。
ところでメリル・ストリー>>続きを読む
ダニー・ボイル監督はギリギリな人を描くのが使命なのかもしれない。
主人公はもちろん、右見ても左を見ても崖っぷちな人たちばかり。
あのコミュニティに私がいたら、どのような行動を取るだろうかと妄想しながら>>続きを読む
横溝か犬神家か、どちらが先かもはや思い出せないが、どちらも大好き。
金田一は数多の俳優が演じているが、どなたでもそれなりにはまる不思議な役柄ではないだろうか。
何度観たかわからないが、一番好きなのはス>>続きを読む
目を背けたくなるような暴力的なシーンですら美しい。
作品のタイトルにも関係する、ブラックの人びとの美しさを最大引き出す編集をなさっているとのこと。
にぎやかさの対極にある作品。佇む、うつむく、見つめ>>続きを読む
できる限り前知識なしで。
ハラハラドキドキ、どうなるのかをリアルタイムで味わう。
とっても良くできた作品です。
愛だな、愛。主人公の心の強さに乾杯したくなる。
ハッピーエンドではないけれど幸せな気持ち>>続きを読む
一作目のインパクトはない。しかし補って余りあるノスタルジー。どの場面を観ていても前作のどこかが思い出され心が揺さぶられる。
キャラクターの変わらなさ(ダメな部分は20年経ってもそのまま)と同時に、演者>>続きを読む
「クズ」とはどういうものかがよくわかる。昔体育館で映画鑑賞の時間があったが、記憶に残らない程度の“良い話し“だったと思う。
むしろ清々しくクズを描いたこの作品を上映してくれていたら深々と記憶に残ったこ>>続きを読む
どんでん返し系。
オープニングの不穏な雰囲気そのままに、何かが噛み合わない不安定な気持ちをクライマックスまで引きずりながら観賞しましょう。
BGMが秀逸です。出来ればサントラを通して聴いてください。静>>続きを読む
約1時間半、ほぼほぼの一人芝居。
脇役的に様々な人が幻覚として現れては消え現れては消え、岩に腕をスタックされているが故、徐々に弱って行く主人公。
こう書くとなんだか暗い話しだが、一貫して不思議な明るさ>>続きを読む
容赦ないストーリー。
スピード感のある展開ですが、人物の描き方が巧く、容易にストーリーに感情移入できます。
場面の背景や繋がりも自然であっという間の二時間。
アクションシーンも大げさなゾンビの動きも良>>続きを読む
1周も2周も回り回って結構好き。
だめな物を観たい時には欠かせない愛しい作品。
でもこういうのをお金と人の時間を使って作ってはいけないと思うよ。
あえて踏み込まないのか。最後にはやはり作り手の作為が見られるのだけれど、それでも面白かった。
映像でミスリードする手法が巧く生かされていて、最後には気持ちよく観終えることができる。