kmiwさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

1.0

努力されましたね。
三池さん多作な方ですからね、でも世の中手を出しちゃいけない物があるんじゃあないか。
原作のストーリーの再構築がちょっとばかり中途半端なんじゃあないか。
小松菜奈かわいいんだが出てき
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ハープーン 船上のレクイエム(2019年製作の映画)

3.0

どこまでも碧い海、静かに浮かぶ一艘のボート。素敵な予感しかないジャケからの血と裏切りにまみれた殺し合いたぁビックリだ。
ファーストインプレッションを軽く裏切ってくる作品、中々な物。
ただしこれ、他バー
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.5

1996年ゲームのバイオハザードが成功を納め、2002年映画化、言うまでもなく大ヒット。
対してサイレントヒル 1999年ゲーム発、2006年映画公開。
似ているようで似ていない。バイオハザードはアリ
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怪談新耳袋 劇場版(2004年製作の映画)

2.5

スコアど真ん中😆
kanacoさんおすすめを、今朝新宿行きのロマンスカーの中で拾わせていただきました。この灼熱、それでも新宿は人人々。そっちの方がむしろこわい。

無事会食を終え、帰宅し、コーヒーとサ
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

4.7

スパイク・リー作品、全ては観ていないのだが、常に気になる監督である。
こちらは、口がたつ小うるさい監督による、ベトナム戦争・言いたいこと全部詰めました的なヒリつく作品。
序盤ベトナム帰還兵4人(+その
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Curve(原題)(2016年製作の映画)

5.0

10分間の恐怖とモヤモヤをあなたに。
目覚めたらすでに絶望的な状況。
なぜ、どうやって、どうしたら。
全てわからない。最後までわからない。
心拍数が上がることうけあい。
そしてあのコンクリートの手触り
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.3

やくざっていうのはもう…。しょうもない。
アル・パチーノは当時50代。渋みもありつつ若々しい精神も内に抱えたちょうどよいお年頃。こりゃあモテモテだ。

あらすじ
アル・パチーノ演じる元麻薬王カリートが
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バック・イン・タイム(2015年製作の映画)

3.5

三部作を観ずにこれを観る人はいないですね。まさかいたらごめんなさい。
ドキュメンタリーとしてはオーソドックスで捻りも何もないけれど、裏話ってどうしてこんなに楽しいのかね。
どの話からも映画のシーンが頭
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ジュラシック・ウッズ(2021年製作の映画)

1.1

1.1がついたからって、図に乗るなと言っておく。
だめだから。ぜんぜんダメ。
これを観て一番心に残ったのは、ジュラシック・パークシリーズが如何に素晴らしくよく出来た作品だったかということ。
すごいチャ
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.8

救いがないのです。心暖まるシーンが一秒たりともないのです。
ご覧になった方でジャケ写の青空をバックにしたエッフェル塔に惹かれた方は、完全にしてやられたと思うでしょうね。
憎しみの連鎖。誰かがどこかの時
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ベッドの下(2014年製作の映画)

4.5

micaさんおすすめにて、観たくて検索したら高良健吾のアンダー・ユア・ベッドばかりが出るのです、とコメしたら「Tuck Me In」という本来のタイトルで検索せよと教えてくださったので観られました!>>続きを読む

COLA WARS / コカ・コーラ vs.ペプシ(2019年製作の映画)

3.5

コーラは飲まないんす。一年に一度飲むか飲まないか。
だから飲もうとした時手に入るならにコークでもペプシコでもヴァージンでも何でも良い。
しかし、この無党派層の購買行動を決めるのはコアなファン層。
ああ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.5

せんだっては米国のサイコパスを鑑賞したので、バランスを取るべく美しい国日本のサイコパスを観てみました。
尚原作未読。
阿部サダヲ演じる”榛村”独り勝ちです。最初から最後まで彼の欲望を満足させる為に皆動
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

4.0

インターステラーに続き子育てシリーズ!(?)
実話を元にお作りになられたそうでね、奥様亡くなったシーンは作品の主題上わりとあっさりとしてましたが、 OK,俺がシングルで立派に育てるぜYo,Man!
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

インセプションに続けとばかりに今更シリーズのインターステラー。
こちらも何度か観ております。
ノーラン兄弟の妄想も更に更にノリにノッて、宇宙では飽き足らずブラックホールにまで突っ込んだ内容、恐れ入谷の
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.6

最初に言っておくべきは「吹替えで観ました」→配信系吹替えで観た人ならわかるはず。アマプラには他に選択肢なく悩むまでもなく吹替え。ああ、数多の名作がこの吹替えによって殺されていったことか!
と言うわけで
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母性(2022年製作の映画)

1.6

役者さんは良かったが、全体的になんとも中途半端。最後に大団円的に丸められた時に、「何一つ解決してないよー」とテレビに向かって声をかけたのは私です。
原作未読につきまして不明瞭部分多々ありなのかも知れな
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

micaさんのレビューでアマプラ無料を知り早速観ました!
観たかったのだよ、これ。
どんだけオドロオドロした沼殺人のミステリーなんだろうと思っていたのだが違っていたみたい。
沼地の豊かさを堪能した、と
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ファウスト(1994年製作の映画)

4.4

わかりあいたい・わかりあえない、そんなもどかしい存在、ヤン先生のファウスト、観ちゃいました。
ファウストです。ご存じか。
ゲーテですよ。ゲーテのファウスト。
超有名。
だがしかし、読んでいない私のフン
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悪魔館 死霊のせいなら、有罪。(2020年製作の映画)

2.1

変なタイトルだけど、評判結構よいし、今夜は眠いからサクッとこれを観て寝よ。
お、 老夫婦。なんだろー…おお!いきなり誘拐???
ん?で、何、なんか儀式的な話し?
あれ??ウォーレン夫妻どした?
殺人は
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犬王(2021年製作の映画)

3.5

湯浅さんと女王蜂と、両方好きならぐっ👍️
どちらか好みじゃなければやめといた方が良い。
私は幸い好き好きの方なので楽しかったですよ。アニメのヌルヌルした動きとアヴちゃんの特徴的な歌声で疾走感のある90
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ランペイジ 巨獣大乱闘(2018年製作の映画)

3.5

ぜんざいさんのレビューで観てみようかと思って。豚映画の次にふさわしくゴリラ映画。
動物と子供だしときゃ間違いない、というセオリーからは大きく軌道がずれているこの2作品だが、どちらがお子さんにむいている
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プラネット・オブ・ピッグ 豚の惑星(2019年製作の映画)

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これまで色んな作品観てきましたが、初のスコアなし。
五感に訴えかける不快感満載の謎映画。
もう考えるのも嫌になってきたんで、映画.comからあらすじひっぱります。
ーーーーーーーーー
第3次世界大戦後
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SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

短編を観たのが3月半ば。今は梅雨入り直前。
本編は憂鬱になると思っていたのでなかなか食指が動かなかったのだが、観終えてみれば、確かに凄絶であった。(同時代をノンポリで生きてこられた私はラッキー)
しか
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

マイケル・ジョーダンは重要な役なのだが、本人役は常にチラ見せ。お、出るか出るかも…ああ出ない。
ということで主役は働くおじさんです。
尊いですね、情熱というのはとても大事です。仕事もそれがあるとないと
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

満を持して書いてみようか。うまく書けるかしら。ツラツラといってみましょう。
これ、映画ってほんといいもんですね、と言いたくなる権化。
少年達の瑞々しさは留めておきたくもあり、その純粋さは禍々しくもあり
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

悲しいなぁ。悲しくて理不尽で美しい。
日本は”差別“に対するすべてが国際基準から一周遅れなので、こういう作品のスカッと明るい結末はほぼないと思われる(知らんけど)
長らく島国で鎖国(中途半端な)してた
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コンジアム(2018年製作の映画)

1.9

怖!心臓が止まるかと思ったとベタな事を言いたくなるよ。
単純で怖い。お化け屋敷的なのは私苦手だ。
比較するのもなんだが、「死霊のはらわた」は前人未到の情熱を感じるが、コンジアムはこれまでの映画史の中の
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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.5

働いている人ならば、1度は誰もが「いやもう毎日ね、命削って働いてますよ」とかなんとか口にしたことがあるんではないか?
🤫以下ネタバレ含む

このドキュメンタリーはそんな軽口ではなく、正真正銘命削ってク
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DEATH NOTE リライト2 Lを継ぐ者(2008年製作の映画)

2.5

GWもまだ継続中のかたもいらっしゃる中、私の職場は土勤務ありなんでほぼ休暇終了ー。
その大事な休暇後半、DEATH NOTEのアニメ全37話を昨晩(夜中 泣)観終えた。
面白いから良いんだけど、今週じ
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ダーク・アンド・ウィケッド(2020年製作の映画)

2.5

シュヴァンクマイエルさんの流れからスッキリしたくてね、それでなんでこれ選んだんだろね。おかしいよね。コレジャナイヨ。
ひたすら追い詰められる家族メンバー+α
アルファはうっかりかかわってしまっ
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アリス(1988年製作の映画)

3.0

先日あげた、チェコ民話人喰い木人オテサーネクのシュヴァンクマイエル氏が、それよりも以前の1989年頃に作製した映像の悪夢。
原作不思議の国のアリスとてストーリーらしいストーリーがなく、エピソードの連な
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スーパーサイズ・ミー(2004年製作の映画)

3.6

「マクドナルド大丈夫?」を身体をはって検証した或る男のドキュメンタリー。
約20年前の作品だ。そんなに経つのか。監督兼、検証者であるスパーロック氏が、三食マクドナルドであからさまに不健康になっていく様
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.0

レビュー書くために作品検索した時、オクサーテネクとかオサクーネテクとか何回か間違えてなかなかたどり着けない程度にはチェコ語が耳馴染みなく、理解が難しいのもさもありなん。
監督はヤン・シュヴァンクマイエ
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

今日は4月下旬の日曜日。南関東は少し気温低めながらも気持ちよい天候でした。
この映画の余韻を残す素敵なラストシーンも、過ごしやすかった1日の夕方を飾るのにぴったり。
主人公の爺さんは、正直大半の時間を
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

2.9

最後に「ですよねー」といってしまう作品です。
内面描写があるのが主人公だけなので、もっていきたい方向はわりと明確でした。
舞台が精神科の医院なので誰一人信用できないという最高の背景を活かしております。
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