kmiwさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

アバンギャルド…
感情を逆撫でされ混乱。
しかし計算された画面構成で、妙な安定感もあり、不思議な作品でした。
この監督は一筋縄で行きませんね。こわいわ。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.0

知らない作品で、予想外の展開を楽しめた。
導入部から前半までは、13日の金曜日的なストーリーかと思っていたのだが、方向性が全然違っていた。
カルマの修正とでも言えば良いのか。
最終的には爽やかな終わり
>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

もうボロボロ。それでもいけてるイケオジのキアヌ・リーブス。
ハル・ベリーもまた、年関係なく美しい。
話としては、撃つだけじゃあもうダメと言わんばかりに切るとか武術とか、これまでで一番痛い作品。
敵も味
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.3

キアヌ・リーブス何年経とうが変わらぬ容姿。あやかりたい。
内容的には前回の続きだが、
一作目はそれでもまだ普通の社会の地続きだなと感じられた。
しかし二作目の今回、世の中そんなにも殺し屋界隈の業種を生
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.3

ランボーを観た私が凄い凄いと騒いでいたら、息子がこれ(ジョン・ウィック)も同じように凄いんだぜとお薦めしてきたので観てみた。
息子よ、違うこれ。
だがまあエンタメとしては面白い。フックは妻からの最後の
>>続きを読む

ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

4.1

凄いものを観た。
ランボーシリーズに関してはスタローンのイメージから「乱暴ー」とちゃかす程度のお付き合いだったわけで、ほぼ知らずにここまで来たのだが、こんなにもリアルなしっかりとした作品だとは。
今ま
>>続きを読む

コマンドーシャーク 地獄の殺人サメ部隊(2018年製作の映画)

1.0

きたきた。100円も出してわざわざ借りたのにこれか。
出演者はギャラ出てるのだろうか。何だか衣装も小道具も皆さん工夫して持参してくださいと言われて持ってきたような。
戦争物にしては牧歌的。サメ映画にす
>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

3.3

前作とたがわず、デンゼルの強さが段違い。
今回の敵となる元同僚らは現役の殺し屋設定のはずだが弱いなー。
CIAお勤め当時からデンゼルはきっとずば抜けて優秀だったんだねと思わないと頭に(?)が浮かんでし
>>続きを読む

プリンス・オブ・エジプト(1998年製作の映画)

3.5

十戒観たし、ではついでにこちらも。DVDで持っているが、はて観たのはいつだったろうか。
内容は十戒なので思い出さずともわかるのだが。
絵と挿入歌がとても美しい作品で、子供向けとはいえ実写とは大きく違う
>>続きを読む

十戒(1956年製作の映画)

4.0

昔の映画らしく演出が舞台っぽく豪華絢爛。
モーゼ役のチャールストン へストン氏(191cm、筋骨隆々、ハンサム)が偉丈夫でとても素敵。ボロは着てても心は錦を体現。
対するラムゼスのユル ブリンナーはそ
>>続きを読む

シンデレラ(2021年製作の映画)

3.0

極めて現代的なシンデレラ。わかりやすいミュージカルでした。
王子との結婚で全て解決、ではなく夢を追いつつ恋も叶える。
カラフルで、ミュージカルシーンが大半の楽しい作品。
映画館での公開には少し足りない
>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

デンゼル・ワシントン好きすぎて、観惜しみしてたんですが、皆さんのレビューを拝読してスカッとするらしいことがわかったので観ました。
スカッ!
デンゼルのデンゼルによるデンゼルのための映画ですか、これは。
>>続きを読む

ランドシャーク / 丘ジョーズの逆襲(2017年製作の映画)

1.0

フォローしてくださっている方の推しで観てみました。ありがとうございます。すごい。
迷いなく真っ直ぐにスコア1。下手したらハウスシャーク越えて来たか。
効果音、安!
途中から鮫探知機のポッポッという音が
>>続きを読む

スティーブ・ジョブス 自由の精神(2011年製作の映画)

3.9

ずっとアンドロイドですし、PCもWindowsなんですけど、若かりし頃にMacを使っていたんですよ。透明な躯体の、丸くてかわいい奴を。
ジョブズについてはアシュトン・カッチャーのもダニー・ボイルのも観
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

5.0

正直言って、ストーリーに無理が有りすぎ。ドラマからのファンなので、そこも含めて楽しければ良いがなぁと思いながら何となくあれこれ突っ込みながら観ていた。
ところがエンディングからが最高に良かった。
三浦
>>続きを読む

リーマン・ブラザーズ 最後の4日間(2009年製作の映画)

3.5

あのリーマンショックの発端となったリーマンブラザーズ倒産までの緊迫の4日間を描いた短編。
当事者たちの緊張がよく伝わってきて、自分の血圧まで上がりそう。
途中サブプライムローンの問題点も分かりやすく解
>>続きを読む

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

1.9

ビーチシャークの流れで冷やかしで観たのですが、ごめんなさい。きちんとした作品でした。
パニック映画ですね。
俳優も粒そろえてきてます。女子がかわいい。
大道具小道具もよく出来てます。
CGはお金が足り
>>続きを読む

ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)

1.2

ハウスシャークよりちっとマシ。理由は、観ている側に理解してもらおうとする姿勢が少しは感じられたから。姿勢は感じたが、鮫が砂を泳ぐに至った進化の説明はムリゲーだ。
そして大儲けで島を救う設定のフェス(パ
>>続きを読む

レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.3

彼らの会話ならずっと聞いてても良いかも。
内容があるようでないような普通のやり取り。
なのに、しっかりとストーリーは展開していく。
さすがタランティーノ。何度でも観たくなる。今回で何回目かわからないけ
>>続きを読む

ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年製作の映画)

4.0

これは…面白い。1作目2作目と立て続けに観て、面白さが倍増。
昔々のボードゲームのジュマンジはそれほどはまらなかったのだけれど、今作は心から楽しいと言える。
キャラもそれぞれしっかりと作り込まれ、全員
>>続きを読む

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.3

たのしいー。すごい楽しかった。
邦画ではなかなか出来ないやつですね。
米国ハイスクールをみていつも思うのは、文化の違い。コミニュケーション全般。私的にはあの忖度のないあけすけ加減は心地よい。
もとい本
>>続きを読む

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

3.8

良いです。アニメならではの作画を活かしスタイリッシュに仕上がってます。みっちみちにおしゃれが詰まってる。
なんだけど、なんか観てて照れちゃう。おしゃれ具合が。
いやあ、完成度高いんですが。
照れちゃう
>>続きを読む

恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ(1989年製作の映画)

3.7

オープニングだけで言えば、この作品はマイトップテン入り。
都会の夕暮れだけが持つ独特な雰囲気とピアノのワンフレーズから始まる音楽の絡み合いがたまらなく素敵。
その後のストーリーも定石通りではあるがしゃ
>>続きを読む

Blutch(原題)(2018年製作の映画)

4.5

うちの古い古いAQUOSで観ても素晴らしい映像です。
フランス語で字幕無し。何言ってるのかさっぱりわかりません。
アマプラの解説によると、パラグライダーを使ってのヒマラヤ辺りの旅の記録とな。
この浮遊
>>続きを読む

ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

2.3

チェケラッチョが大好きなので観てみた。
なんとも安っぽいのだが、なかなか楽しい。裏とか伏線とか考えなくてよい映画。

2012(2009年製作の映画)

3.5

ノアの方舟+現代社会の行動経済学。
地球壊れてしまう系では私的に一押し。筋立てはおいといて画が良い。迫力ある壊れっぷりには何度観ても興奮だ。
割れた地面が上下にずれて、断面から地下鉄が飛び出すとか最高
>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

2.5

独特の色彩に目をうばわれ、歌って踊って楽しい作品。
ノリで楽しめば良いと思う。
一作目からかなりの年数経っているのに皆さん若い若い!
深刻な問題もさらりとかわし、ひたすらにエンターテイメントやってくれ
>>続きを読む

サイレントヒル:リベレーション3D(2012年製作の映画)

3.0

前作といい、この2作目といい、私がこのシリーズを評価したいのはクリーチャーの素晴らしさ。
独特の造形と動き、そして効果音。
嫌悪感と恐怖心をピンポイントで煽ってきつつ美しくもあるクリーチャーを、私は他
>>続きを読む

八つ墓村(1977年製作の映画)

2.8

横溝正史原作の超有名作。
ある程度以上の年齢であれば、「た~た~り~じゃ~」には即反応してくれるだろう。
そういえばドリフでもよくやっていた。
小川真由美さん、当時30代後半ですね。昭和の時代、大人は
>>続きを読む

ブルーノート・レコード ジャズを超えて(2018年製作の映画)

4.5

何はともあれかっこいい。
映像、語りとダブルで攻めてくる。
ブルーノートがあって良かった。
ジャズがあって幸せ。
ジャズがない人生は少しつまらなかったかも知れない。

ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.1

ハウスシャークよりはコンマ1ほどマシな作品。
期待どおりの浅い脚本で、機微とかそんな感じの所からわざわざ全力で遠ざかるのが手に取るようにわかるわかりやすさ。
みんな、知人が死んでから立ち直るのが早すぎ
>>続きを読む

テッド・バンディ(2019年製作の映画)

2.6

シリアルキラー物は切り口次第でどんなジャンルにもなり得るということがわかった。
ザックが素敵で、ラブストーリーと勘違いしそう。
テッドバンディの犯行の恐ろしさは理解しているつもりだが、この作品を観てい
>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

2.0

深みはない。そりゃそうだ。
かわいい人がきちんとかわいいので安心して観られますよ。
想定の域は出ません。メインテーマ「かわいいは正義」

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.5

長く気になる作品だったので観ようか観まいか悩んで観賞。
なんとも気持ち悪い。えぐい表現。遠慮とか、ためらいとか無し。
振り切ってます。
血圧が上がったよ。明日は健康診断なんですが。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.3

売れる前の俳優さんがいい感じに出演しています。
元は舞台だけあってエッジが効いてる。やり取り、場面転換、小道大道具、全て素晴らしくかみ合っていて夏の退屈凌ぎには最高。

8月の家族たち(2013年製作の映画)

4.0

家族の争い事はどこも同じだな、とは決して思えない。
文化の異なる人々のやり取りをみていると、日本ならそういう流れにならないだろうと思う事がいくつもあり、面白い。
メリル・ストリープ他、演者の達者なこと
>>続きを読む