ふにさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

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ベイブ(1995年製作の映画)

4.5

この映画は実は残酷だと思う。

要するに、動物の社会も厳然とした階級社会になっているのだ。

主人公のブタ=ベイブは、ブタということで他の動物に馬鹿にされる。ブタはただ単に食われるだけだと。また、ブタ
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ベイブ/都会へ行く(1998年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ良い映画だった。
前作よりもパワーアップしている。
派手なアクションで魅せるシーンも入れつつベイブの成長が描かれ、ベイブ英雄譚になっている。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

4.6

最高のカルト映画。

「暴力の快楽」が徹底的に描かれる。音楽に乗せて、スタイリッシュなシーンになっている。

最初、主人公のアレックスに共感できないのだが
気付くと感情移入してしまっている。乗せられる
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フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

4.3

前半と後半の2部構成。

前半は新兵たちの訓練が描かれる。この訓練シーンは出色の出来だと思う。
①人間性を完全に否定
②兵士に"なる"訓練を徹底的に行う
③兵士として生まれ変わる
このように、兵士にな
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劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

4.8

劇場でこんなに笑ったのは初めてだった。

AV監督たちの熱いバトル。
「どれだけ早く口説いてセックスできるか?」を争う。
こう言うとバカバカしいが、バカバカしいものを全力でやるとカッコいい。爽快感があ
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恋の罪(2011年製作の映画)

3.6

園子温、奥さん(神楽坂恵)にやらせ過ぎじゃないか!?笑
というか、女優全員脱いでるぞ!?

ベルフラワー(2011年製作の映画)

4.4

主人公の男は、マッドマックス2に出てくる仮面をかぶった「ヒューマンガス将軍」を崇めている。
まあ、簡単に言うと大人になれない映画オタクです。
そんな彼が初めて恋愛をし、その傷みを知る。
何より驚くのは
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サボテン・ブラザース(1986年製作の映画)

4.1

めっちゃ笑える。
ずっとコメディで進むんだけど、最後には本当のヒーローに!
かっこよかった!

あんにょん由美香(2009年製作の映画)

4.0

34歳の若さで急逝した女優・林由美香が出演していたピンク映画を、ドキュメンタリー作家・松江哲明が追う。

なぜか日韓合作で撮られたピンク映画、なんで林由美香はこんな映画に出演したんだ?
なんで、韓国人
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ジャッカス・ザ・ムービー 日本特別版(2002年製作の映画)

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こいつら、全員おバカ!
おバカを真剣にやるから、突き抜けた爽快感がある。
観ている間、ずっと爆笑してた。

日本の芸人にこれができるかねぇ?

ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.2

絶望、恐怖…

死ぬことより怖いことがある。

そう思ってしまう映画だった。
トラウマや…

パピヨン(1973年製作の映画)

4.0

最後まで諦めなければ、諦めさえしなければ、自由を手に入れられる。

ラストは非常にアメリカ的な映画。

スティーヴ・マックイーンは最高。

大脱走(1963年製作の映画)

4.1

これは、面白い!
この映画の後、様々な映画にパロディかされてるが その元ネタが全て詰まっている感じ。当たり前か(笑)

スティーヴ・マックイーンのバイクシーンは最高!

華麗なる週末(1969年製作の映画)

4.2

少年の成長を描く。
ヤンチャな兄貴 スティーヴ・マックイーンとその相棒に連れられ、乗ってはいけないと言われた新車にソッコー乗り込み、旅に出る。

行き先は、なんと娼館!
12歳くらいの男の子をどこに連
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アドベンチャーランドへようこそ(2009年製作の映画)

3.7

「スーパーバッド 童貞ウォーズ」の監督
「ソーシャルネットワーク」の主人公
「トワイライト」のヒロイン

超豪華ですね。

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

5.0

大好きな映画。

いまの年代に観れてよかった。

http://hunihu2.hatenablog.com/entry/2015/03/18/012041

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

4.7

この疾走感、バイク、ロックンロール。

最強の日本カルト映画!

「太陽を盗んだ男」との二本立てで名画座で観てみたかった。

逆噴射家族(1984年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い。
爆笑してしまった!

息子が言うセリフが忘れられない…
「いやあ、東大以外は大学じゃないですよ。」

イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.0

これは、おもしろいドキュメンタリー!

前半と後半の2部に分かれる。

前半の映像はデタラメなんだけど、素人が撮ってる分 なんか面白いというか、グッと引き込まれる。

後半は、!?という展開。

ミス
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選挙(2006年製作の映画)

3.9

選挙って、こんななんだ。というか、こんなもんなんだ!

ひょんなことから、自民党の推薦を受けて地方選挙に出ることになった山内和彦さん。
彼のドブ板選挙を追う。
山さんは、なんだか頼りなくて、議員の先輩
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

4.7

抜群に面白い。

このドキュメンタリーが好きな方には、田原総一郎が東京12ch時代に作った一連のドキュメンタリーを観てほしい。
本作の原一男が助監督を務めているし、本作に負けず劣らず(それ以上に?)ア
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拝啓天皇陛下様(1963年製作の映画)

4.0

渥美清のキャラクターが良い。
愛すべき、憎めない、真っ直ぐ。

1930年代の「エログロナンセンス」、兵隊たちの会話など、非常にリアリティがあった。

最後は泣いてしまう。
悲劇と言えるのだろうか…

ザ・コーヴ(2009年製作の映画)

4.1

上質の残酷ドキュメンタリー映画だと思った。全く印象が変わった。

イルカ漁の実態を撮影するべく、クルー達が作戦を練っていく。その過程が抜群に面白い。
「ミッション・インポッシブル」さながら、計画を実行
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.6

刑務所での経験によってレイシズムから逃れていく兄と、
ネオナチのリーダーだった兄に憧れどんどんレイシズムへ傾いていく弟が描かれる。

ついに民族差別から逃れるのか…?と思うと、また憎しみの螺旋へと引き
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.6

シザーハンズは、ティム・バートン自身である。

「ハサミ男」という分かりやすい記号を使って、異端として排除されるものを象徴している。
様々なものに置き換えることのできる、普遍的な設定である。

ファン
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