松岡茉優さんの映画レビュー・感想・評価 - 62ページ目

月光の囁き(1999年製作の映画)

4.2

DVDで鑑賞

自分の性的嗜好を理解してもらおうとする主人公と、自分が秘めていた性的嗜好に気がつき始める女の子の話。表向きは変態映画だけれど、その内容は真っ当な恋愛映画だった。
2人が付き合い始めたと
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フェイドTOブラック(1980年製作の映画)

3.4

VHSで鑑賞

映画ばっか見てる男が名作の殺人方法を真似して人を殺す話。一般人と話すときに映画の話題を出して「こんなのも知らないのか!」とか言っちゃう主人公はよくいるタイプだな〜って感じ。
ノレなかっ
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CUTIE HONEY キューティーハニー(2003年製作の映画)

3.6

CATVの録画で鑑賞

庵野秀明によるサトエリのための映画。サトエリが死ぬほどエロくて死ぬほど可愛い。「キューティーハニー」としてではなくて途中からサトエリの紹介映像として観てた。おにぎり食うサトエリ
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ウイークエンド(1967年製作の映画)

3.8

DVDで鑑賞

前半はかなり笑えるシーンも多くてこれは「観やすいゴダール作品」かなと思いきや、後半になると政治的イデオロギーががっつり絡んできて頭がこんがらがってきた。ゴダール先生の映画を観るときは「
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

4.1

プライムビデオで鑑賞

前半は退屈だったけれど、ティム・バートンがやりたい放題やり始めた後半から一気に面白くなった。豪華キャストをサラッと殺すキモカワ火星人達が憎めない。トム・ジョーンズなんでこの作品
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女の中にいる他人(1966年製作の映画)

3.8

DVDで鑑賞

新珠三千代の顔と決して目を合わさそうとしない小林桂樹の視線が絶妙だった。中盤までの新珠三千代には全く感情移入出来なかったけれど、ラストを観れば納得。好き嫌いは分かれるだろうが、本作の脚
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ブロードウェイのバークレー夫妻(1949年製作の映画)

4.8

VHSで鑑賞

最高か!!!久々に観たMGMミュージカルが神がかってた。アステア×ロジャースが10年ぶりにスクリーンに帰ってきた作品でもあり、二人が共演した最後の作品。唯一2人の姿をカラーで拝める作品
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コフィン・ジョーの 獣が目を覚ましちまうぜ!!!(1970年製作の映画)

3.5

某動画サイトで鑑賞

ブラジルでオリンピックが開催されている上に夏休みで暇を持て余していたので、カルト映画を多くこの世に残したブラジル人コフィン・ジョーの映画を観ることにした。英語字幕で観たのもあって
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秋津温泉(1962年製作の映画)

3.8

DVDで鑑賞

ドゥンドゥ〜ン〜ドゥンドゥンドゥーン〜
こんな感じの音楽(林光作曲)が頻繁に流れてた気がする。62年の作品だとは思えないくらい映像が綺麗。自然をここまで綺麗に撮ることができたのは天才的
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恐怖分子(1986年製作の映画)

-

DVDで鑑賞

会話ではなく「画」で物語を進めていくような映画だと思った。黒沢清の映画っぽいなと感じたのだけれど、具体的にどういう所が似てるのかイマイチ説明できないからモヤモヤする。途中で誰が誰だかわ
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激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

3.9

CATVの録画で鑑賞

ずっと観たかった作品をようやく観た。少し長さは感じたけれど、とてつもない内容の映画だった。戦争映画って普通は敵兵に殺される場面が印象的なのだけれど、本作は集団自決する場面の方が
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乱れる(1964年製作の映画)

5.0

DVDで鑑賞

文句のつけどころがない大傑作。久々に「映画」を観た気がする。成瀬巳喜男の映画はもっと退屈で堅苦しいイメージだったのに、全くそんなことはなかった。終盤に向かっていくにつれて高峰秀子演じる
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エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

4.0

DVDで鑑賞

全体的に長え。長えけど、その分ラストは神がかってる。ラストのおかげでこのスコア。台北の夜の街の独特な照明が印象的。にしても長回しであんだけ喋るって役者は大変だっただろうな〜。チチが圧倒
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ア・ダーティ・シェイム(2004年製作の映画)

4.2

DVDで鑑賞

めちゃくちゃ笑える。この世のすべてがどうでも良くなるくらい下ネタ尽くし。本作を「ゾンビ映画」と言っていた人がいたけれど、ある意味そうだと思った。『LOVE 3D』でお馴染みのカメラに射
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三つ数えろ(1946年製作の映画)

3.0

DVDで鑑賞

人が多すぎて覚えられねえよ!!!!ローレン・バコールとボギーの顔がどっちも苦手な自分にとっては正直地獄だった。車から拳銃を出す場面は007シリーズっぽくて好き。また今度見返す(かも)

ユーズド・カー(1980年製作の映画)

4.3

DVDで鑑賞

『ザ・ウォーク』を観てからゼメキス作品が観たくなって観た。文句なしに面白いし、ラストの車の行進は圧巻。ゼメキスの映画に出てくる登場人物って実在してたらあんまり関わりたくないような人達が
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ダブルD・アベンジャー(2001年製作の映画)

2.0

DVDで鑑賞

最高に下らないラス・メイヤートリビュート作品。どう見ても男性器にしか見えない実が登場したことだけは鮮明に覚えてる。英語がもっと出来たら結構楽しめたのかも…。乳を見たい人にはオススメの作
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.7

CATVの録画で鑑賞

なんだか不気味で変な感じがずっと続く映画だった。いつも片手に植物図鑑を持ってる松田優作がじわじわくる。松田優作が勉強を教えているシーンはなんだか漫才のようで会話の内容がとても面
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

4.0

CATVの録画で鑑賞

思っていた以上に面白かった。こういうコメディチックな特撮の方が楽しめるのかもしれない。ゴジラもキングコングも一切喋らないのに、攻撃の仕方や動き方で性格が分かるように演出されてる
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大当り三色娘(1957年製作の映画)

3.7

劇場で鑑賞

冒頭のシーンが和製ミュージカルらしくて最高。展開は良くも悪くも荒くて、話もミュージカルだと良くある感じ。ただ、3人の主人公がひとつのフレームに収まったときの多幸感はこの映画(シリーズ)な
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あやつり糸の世界(1973年製作の映画)

3.0

劇場で鑑賞

思っていたよりも普通。前半か後半だったら圧倒的に前半の方が好き。ぐるぐる回るカメラワークと鏡の多用が印象的だった。カラフルな電話がポップで可愛い。オチよりも主人公の「エヴァ」という叫び声
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.7

劇場で鑑賞

面白かったけど、前半の会議シーンの編集は観てて辛くなる。ショットが途轍もなく早く変わるから目がチカチカする。登場人物が多くの情報をかなりの早口で喋るせいで、全然頭に情報が入ってこない。庵
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

4.5

劇場で鑑賞

「絶対つまんないでしょ」とか思ってるそこのあなた。めちゃくちゃ楽しいし面白かったですよ!?!?
前作のCGも結構凄かったのに、「20年間でこんなにCG進化だぜ〜」という製作者のドヤ顔が余
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指輪をはめたい(2011年製作の映画)

2.6

プライムビデオで鑑賞

結構期待してたのに残念だった。話の運び方が全然ダメ。翻弄された3人がとにかく無意味な感じになってた気がする。主人公の行動とかも全然ダメ。
でも真木よう子がエロすぎたし、池脇千鶴
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ジャズ大名(1986年製作の映画)

4.0

プライムビデオで鑑賞

冒頭から喜八節炸裂!!大名 meets ジャズという訳分からなさからして最高。ラストの演奏シーンなんて延々と観てられる。エンドロール見てて思ったけれど、キャストが意外と豪華です
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東京原発(2002年製作の映画)

3.0

プライムビデオで鑑賞

「東京に原発を建てる」という少しユニークな切り口で、原子力発電所問題を扱った作品。前半はセリフが多く勉強になるが、映画としては結構退屈だった。都知事の「絶対なんてあってたまるか
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.9

劇場で鑑賞

とにかくドリーが忘れっぽくてイライラさせられる。もはや病気レベル。それと吹き替えで観たんだけれど、無駄に八代亜紀が推されてて???ってなる。前作の伏線回収が多いなあと思いつつも、新キャラ
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インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)

4.3

DVDで鑑賞

宇宙人が侵略してきて地球を守るために戦う映画って今では量産されてるけれど、これはその中でも最高傑作のうちのひとつではなかろうか。クソでかい円盤の圧倒的絶望感が堪らない。この時代のCGも
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マダム(1957年製作の映画)

3.0

劇場で鑑賞

今年観た中で1番普通な作品だった。本当に可もなく不可もなくで何もコメントできない笑。強いて言うならば、月丘夢路が母親にすこーーーーーーーしだけ似ててあんまり好きじゃないってことくらいです
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結婚相談(1965年製作の映画)

5.0

劇場で鑑賞

これまた変な映画を観てしまった…。30代を過ぎたOLがとある結婚相談所に足を運んだことから物語は始まっていくのだが…。『悲愁物語』のように物語の展開が540度くらいぐるぐる回る意味わかん
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.0

プライムビデオで鑑賞

カルト的人気を誇る本作を初めて観た。アクション映画というよりはもうコメディと言っていいほどジョークが面白すぎる上に、登場人物が到底考えられない行動しかしないから観てて笑いが絶え
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何が彼女をそうさせたか(1930年製作の映画)

3.5

劇場で鑑賞

1番の見せ場になるはずのラストシーンがなくて本当に残念。字幕で話の補完がされるものの、「自分は何を観てきたんだ」ってなってしまった。タイトルがめっちゃ秀逸。結構エグい内容の映画がこの時代
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西鶴一代女(1952年製作の映画)

3.7

劇場で鑑賞

初溝口健二。縦の構図(奥行き)がとにか凄い。映画は二次元ではなくて三次元だと錯覚してしまうほど、映画における縦の構図について考えさせられる。話はどこか少し物足りない気がした。

わが闘争(1968年製作の映画)

4.8

劇場で鑑賞

これぞ松竹が誇る傑作!!カルト映画として有名らしい。カルト的な要素も勿論驚かされるが、家柄を描いた映画としてとても良かった。佐久間良子がとにかくどストライクで、途中の美少年が羨ましかった
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逆光線(1956年製作の映画)

3.7

劇場で鑑賞

北原三枝がとにかくかわいい映画だった(こんな可愛かったのか笑)。フォークダンスをしたり、歌を歌ったり学生生活を謳歌してる様子は本当可愛い。でも友達の彼氏とデートしたり、金持ちのおっさんと
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イタリア旅行(1953年製作の映画)

3.9

DVDで鑑賞

(もしも)結婚して倦怠期になった時に観たい映画ナンバーワン。ロッセリーニと言えば物凄く堅苦しいイメージだったのにこれは面白かった。ラストシーンが滅茶苦茶良い。ロッセリーニといいフェリー
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