松岡茉優さんの映画レビュー・感想・評価 - 64ページ目

胎児が密猟する時(1966年製作の映画)

3.7

VHSで鑑賞

妻に逃げられた男が妻と似た女性を見つけて監禁する話。
主人公の男を「胎児」として男の部屋を「母親の腹の中」として考えてみると、なんとなく話の内容を理解できないことはない。でもやっぱりよ
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.8

DVDで鑑賞

ニコラス・ケイジがとにかくカッコいい。リンチの映画の中だったら1番笑える作品かもしれない。ウィレム・デフォーの顔芸は安定。『オズの魔法使い』を再見してからもう1回観たい!

たそがれ酒場(1955年製作の映画)

4.7

VHSで鑑賞

歌とカメラワークで魅せる序盤からすっかり引き込まれた。酒場に来た人達だけを映し出し、酒場を去る者をカメラは追わない。歌に始まり歌に終わるほど歌が使われていた。やっぱり『静かなる男』でも
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

劇場で鑑賞

MCU好きほど頭を悩ますようなストーリーだと思った。とにかく空港バトルとブラックパンサーが最高だった。ただ、バッキー萌えがイマイチ出来なかったのが残念。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.9

劇場で鑑賞

最高!!!ゾンビ映画を普段観ない(寧ろ苦手意識強め)自分でも滅茶苦茶楽しめた。適度なグロさが丁度いい。血飛沫が上がることにここまで快楽を感じたのは初めて。守るべき人ができた瞬間、主人公は
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ズートピア(2016年製作の映画)

2.8

劇場で鑑賞

評価高くて結構楽しみにしていたのに、なんだか全体的に腑に落ちない作品だった。仲直りのシーンですごい冷めた。差別描写も全然好きになれない。もう一回観たら楽しめるかもしれないけど、なんだか観
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サムライ(1967年製作の映画)

3.6

CATVの録画で鑑賞

アラン・ドロンが孤独な殺し屋を演じた作品。殺しの場面は滅茶苦茶カッコいいけれど、正直他の部分でそこまで惹かれるものはなかった…。会話をなるべく省略した作風が苦手なのかもしれない
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ベレジーナ(1999年製作の映画)

3.5

劇場で鑑賞

スイス国籍を手に入れるために主人公が奮闘する話。前半は少し退屈だったけれど、後半の展開が滅茶苦茶すぎて最高だった。主人公の女の子がとにかく可愛いしエロい。

地下幻燈劇画 少女椿(1992年製作の映画)

3.5

YouTubeで鑑賞

『少女椿』 を観に行く前に予習として漫画を読もうとしたのに漫画喫茶に置いてなかったから
、アニメを観た。漫画よりも描写が過激らしく、結構エグい描写が続いた。ただどこか惹かれてし
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少女椿(2016年製作の映画)

2.5

劇場で鑑賞

序盤はとても良かったのに後半が…。エロかグロだったらエロのほうが強めだったのでその点に関してはお兄さん大満足。森野美咲最高!それと中村里砂の足が細すぎ!!時代設定が少しあやふやな気がした
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ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

5.0

劇場で鑑賞

相米慎二の映画に対しては苦手意識が結構強かったのに、これは滅茶苦茶面白かった。誘拐されたいじめっ子のデブナガを救うために3人の少年少女が奮闘する話。花火や自転車の使い方が最高だったし、木
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13回の新月のある年に(1978年製作の映画)

4.7

DVDで鑑賞

愛する男のために性転換したのに全く幸せにならない主人公がとにかく可哀想。昔の記憶を辿って様々な人を訪れていくが…。
リリー・マルレーンの曲や『フェリーニのアマルコルド』のテーマ曲が印象
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エルヴィス、我が心の歌(2012年製作の映画)

3.4

劇場で鑑賞

「エルヴィス・プレスリー」として生きる男が主人公。駄作ではないけれど、滅茶苦茶モヤモヤする…。生き方までエルヴィスを真似ているんだけど、どうにもラストが腑に落ちない。幸せを掴みかけていた
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山猫(1963年製作の映画)

3.2

劇場で鑑賞

ずっと見たかったヴィスコンティ作品。でも話がわからなすぎて正直退屈。ただとてつもないほどの金を費やした美術とかセットはぼーっと見てるだけでも飽きない。奥行きの演出の仕方とクラウディア・カ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.2

劇場で鑑賞

黒木華のモジモジ具合とCoccoの貫禄溢れる感じを楽しむための映画。終盤の「この世は幸せで溢れてるんだよ」的なメッセージは純粋に良かったと思うけれど、文学的なオチがなんだかな〜笑。まあ原
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ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.7

DVDで鑑賞

まさか戦争をテーマにしたドキュメンタリーだとは思わなかった。体験者が語る戦争はやっぱり“重み”が違った。
「事実を話すことが(亡くなられた方々への)最大の供養になるのです。」という奥崎
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フレンチ・ドレッシング(1964年製作の映画)

4.0

VHSで鑑賞

ケン・ラッセルの処女作。人気のないビーチを救うために、ブリジッド・バルドーのニセモノを招く。男2人女1人の映画ってなんでここまで面白くなるのだろうか。イギリス人の扱いの雑さにはめちゃく
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銀座カンカン娘(1949年製作の映画)

4.9

VHSで鑑賞

新東宝の和製ミュージカル。この作品で高峰秀子に惚れた。ねこまんまを箸でかきこむデコちゃんの可愛さといったらもう!!!ここまでの面子を集められた新東宝もすげえわ…。ラストが…笑

すれ違いのダイアリーズ(2014年製作の映画)

4.3

劇場で鑑賞

傑作!初タイ映画。水上学校に赴任した不器用な男の先生が、過去に赴任してきた女の先生の日記を見つけて恋する話。序盤のギャグの連続は少し滑っていた感じが否めなくもないけど、後半からだんだん面
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ディープ・スロート(1972年製作の映画)

4.4

DVDで鑑賞

以前、某AVを観ていたときに、アートオブノイズっぽい曲が流れてめちゃくちゃ笑ったことがある。この映画ではその時と同じような体験ができた。内容はしょうもないし、ポルノ映画なのに全く興奮し
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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

5.0

DVDで鑑賞

こんなに最高なミュージカル映画に出会えて幸せすぎる。MGMミュージカルの中でも断トツで大好き。アステアがカムバックする話ですよ?その時点で傑作確定。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

1.0

DVDで鑑賞

最悪。本当に退屈。死んだ魚よりも険しい目をしながら見てた。なんでここまで評価されるのか本当に意味不明。とにかくムカつくからこの映画の製作費を俺にくれ!!!

素晴しき男性(1958年製作の映画)

3.8

CATVの録画で鑑賞

石原裕次郎主演の和製ミュージカル。冒頭のシークエンスはハリウッドのミュージカル映画らしくて結構好き。あと、雨の中カップルが傘を持って歌うシーン(このとき歌われてる歌が結構名曲)
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剣鬼(1965年製作の映画)

3.9

LDで鑑賞

三隅研次の映画はどれもヒロインが可愛い。ラストの洞窟みたいな場所での対決が良かった。

(1964年製作の映画)

4.4

劇場で鑑賞

剣三部作で一番好き。剣の刃のように真っ直ぐ生きた男がなぜラストにあのようなことをしてしまうのか。川津祐介が途中からネプチューンの名倉にしか見えなかった笑。三隅研次の現代劇もっと見たかった
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斬る(1962年製作の映画)

4.0

DVDで鑑賞

圧倒的映像美。刀の刃を水で洗うシーン本当に好き。映像にのめり込みすぎてストーリーはいまいち把握できなかった笑。

世界大戦争(1961年製作の映画)

4.0

DVDで鑑賞

前半は少々かったるかったけど、後半がめちゃくちゃ最高。ラストに説教臭いテロップがデカデカと出てくるが、反戦のメッセージが痛いほど伝わってくる。フランキー堺がベランダで叫ぶシーンでめっち
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炎上(1958年製作の映画)

3.8

DVDで鑑賞

三島由紀夫の小説を映画化した作品。どもりの青年がなぜ気持ち悪いほど執着していた寺に火をつけたのか。言いたいことを言いたくても誰も理解してくれない悲しみが痛いほど伝わってきた。
それにし
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満員電車(1957年製作の映画)

3.7

DVDで鑑賞

市川崑の社会派コメディー。ジャケットにもなっているキスシーンがとっても素敵。ホップ!ステップ!!ジャンプ!!!

億万長者(1954年製作の映画)

4.4

DVDで鑑賞

市川崑が撮った怪作。めちゃくちゃ面白かった。税務署に勤める男が主人公だからややこしい話なのかと思ったら全くそんなことはない!戦争からそこまで経ってないのに原爆をここまでネタにできるのは
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.7

劇場で鑑賞

自分が閉じこもっていた世界から外界へと旅立つ話って、、、どっかで観たことある気がする…。
イタリア人はジジイになってもスケベでエッチなんだなと思った。過去の女達が集う場面はめちゃくちゃ好
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パプリカ(1989年製作の映画)

3.4

DVDで鑑賞

ティントプラスの映画は何度か借りていたけど、ちゃんと観たのはこれが初めて。金に困った恋人を助けるために15日だけ娼館で働こうとしたが、泥沼にはまっていく女が主人公。エロい、とにかくエロ
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花ひらく 眞知子より(1948年製作の映画)

3.7

CATVの録画で鑑賞

市川崑のメロドラマ。結婚に関してデコちゃんが色々悩む話。デコちゃんがとにかく可愛い。後半の展開にはビビったし、ラストの強く生きようとするデコちゃんに惚れる。精神病院がまた出てき
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.2

DVDで鑑賞

オープニングでめちゃくちゃ引き込まれた。内容はバカだから解説読んでやっと納得。初ファスビンダーだったけど、本作はラジオのニュースといい音楽といい「音」の使い方が巧みだなと思った。あのラ
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セーラー服と機関銃 卒業(2016年製作の映画)

4.2

劇場で鑑賞

欠点を挙げたらキリがないけど、嫌いにはなれない作品だった。クライマックスのライティングに違和感MAXだったけど、橋本環奈の白く透き通るような制服が美しすぎたし狭い空間でのドンパチも見れた
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

3.5

DVDで鑑賞

『セーラー服と機関銃〜卒業〜』が思っていたよりも良かったので、また観直したい。敵のアジトが最高だし、思い出してみればかなり変わった映画だなと思った笑。