さすがソフィアコッポラ、10代〜20代前半女子特有の不安定さと閉じた世界での過剰な自己陶酔感が見事に表現されてたし、60〜70年代アメリカのパリピ(プレスリー・マフィアと呼ばれてたらしい)の飛んでる感>>続きを読む
テーマとノーラン作品ということで観ておきたくて鑑賞。構成とか音楽の使い方、画面転換、演出はさすがノーラン、惹き込まれる。特に実験が成功した直後の、熱狂する民衆に対比してのオッペンハイマーの恐怖の表し方>>続きを読む
石岡瑛子展後、彼女が携わった作品を見たくて鑑賞。ストーリーより衣装や背景美術が素晴らしく、そちらに目がいってしまった。
このレビューはネタバレを含みます
かなり期待して見に行ったけど、期待以上の見応えだった。まさに知の闘争。言葉尻を論う表面的な「討論」ではなく、本質的な部分を各々の言葉でぶつけ合い、耳を傾ける、正に「対話」だった。
左も右もなく、彼らは>>続きを読む
少年ならではの純粋さとコンプレックス、そこに反比例していくような自我の芽生えと恋心。戦下ゆえに残酷な現実とだからこそ育まれた愛。誰が悪、善ではなく、個対個の交流による越境の可能性を感じさせてくれる、非>>続きを読む
少年コナーが音楽によって、自信も夢も友情も好きな女性の心も得る。筋書きだけだとよくある青春映画だけど、劇中の音楽シーンやセリフ、衣装やカメラ回しなどどれを取ってもセンスが良くて、見終わった後の満足感が>>続きを読む
エルトンジョンがいかに愛に飢え、コンプレックスにもがき、音楽の才能を誇ると同時に翻弄されてきたか、乗り越えるまでのその半生が非常に繊細かつ小気味好く描かれていて、あっという間の2時間だった。
ボヘミ>>続きを読む
ところどころに笑えるシーンやセリフが散らばってて、気軽に楽しく見れる映画。
主人公のダメっぷりと、ヒロインのいい娘っぷりが対照的でよかった。
思いのほかすごいよかった。後半になるにつれ泣きっぱなしだった。
特に蒼井優と山崎努の演技が素晴らしい。
7年に渡って徐々に人間らしさを失っていくお父さんと、寄り添う家族たち。いわゆる典型的な幸せの形な>>続きを読む
うーん。。ソフィアコッポラ的若者メンヘラ感というか、なぜセレブ窃盗にハマっていったのか、そのリアルな心情描写が感じられず、単に状況だけを追ってる感じで、グッとくるものがなかった。
実話ベースなので3割増し。とてもいい話だったけど、冒頭で飲んだコップをそのまま捨てるほど黒人を毛嫌いしていた主人公がなんの葛藤もなく運転手になり、交流を深めていくというのがずっと違和感のままだった。
流行りすぎて見るのを避けてたけど、ようやく鑑賞。面白かったけど、そんなに流行るほどかー…?というのが率直な感想。
映画愛に満ちてて、スタッフたちが楽しんでるんだろうなというのが伝わってきた。
このレビューはネタバレを含みます
史実ベースだとどうしても3割増しで見てしまう。聡明でセンスがある女性である主人公カロリンが、生きがいや充実を見出し、盲目だった恋からも卒業し、自分の人生を歩んでいくという流れは今の社会や女性に向けたメ>>続きを読む
福田監督ということで期待してみたけど、そんなに、、だった。ほぼセリフ回しのみで展開していくから、舞台の方が向いてそう。
インタビューとドラマが交互にテンポよく進んでいくのと、所々でカメラ目線でコメントするのがアクセントになってて、襲撃事件まであっという間だった。最後のトーニャのコメント「真実なんてどこにもない。それぞれ>>続きを読む
知らない事実満載で、すごい勉強になった。特にフリントの水問題は衝撃だった。エリン・ブリコビッチと同じような話が今も続いてるとは。。
トランプ批判、オバマ批判、ヒラリー批判というより、アメリカの選挙制度>>続きを読む
単なるミュージカルの綺麗さ、歌の迫力、セットや衣装の煌びやかさだけじゃない、歴史背景とか現代人に向けてのダイバーシティや自己肯定のメッセージ性がわかりやすく込められていて、ああ、いい映画だったな、と思>>続きを読む
フェミニズム賞賛、自己を取り戻し強くなっていくという大筋はよかったけど、あまりにアクション戦闘シーンが激しすぎてショックが強すぎた。。
ストーリーはなんてことないディズニーアニメだけど、衣装と舞台美術が素晴らしい。特に最初の朝のシーン。
黒人のキャストが多すぎるのが違和感だった。
キャッチーでテンポよく進む感じ、ほどよく謎解きが散りばめられてる感じが流行ったんだろうなあ。