かおりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

かおり

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乱れる(1964年製作の映画)

5.0

見るごとに、素晴らしさが増す。
誕生日にこれを見てよかった。
明日からの1年、よりよきマイ映画制作イヤーにしたい。

海街diary(2015年製作の映画)

3.5

鎌倉-藤沢間の江ノ電沿線の物語。
映画表現としては、必要以上の著名な俳優さんを集めた印象もあり、江ノ電感覚を大事にしたい者としては、なかなか見る気になれませんでした。

群像劇。4人姉妹。

だけど、
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おとうと(1960年製作の映画)

5.0

私たち世代は、市川崑と言えば角川映画あたりがリアルタイムで、カッティングの神様みたいに思っていましたが、この1960年作品は、「銀残し」という現像手法で技術的挑戦だったとされているそうです。

岸恵子
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天使の卵(2006年製作の映画)

5.0

ENBUゼミナールでとても素晴らしい授業をしてくださった中澤正行さんが、三浦賞(撮影監督に贈られる賞)を受賞された作品。

・カット割りをしなきゃいけない、と考えるのではなく、行けるとこまで行く、それ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.8

モノクロだし、昔の日本映画も世界的にはこう見られてたりするのかな?と。
出産シーンはリアル。

ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

デヴィッド・フィンチャーだと思って期待しすぎた。
どこかで見た顔だと思ったら、アイアンマンだった。

影裏(2020年製作の映画)

3.5

予備知識なしに見ました。
一升瓶持って来た人と、ダラダラ部屋飲みしてみたい。

SUKITA 刻まれたアーティストたちの一瞬(2018年製作の映画)

5.0

YMOのあのジャケットも、ミステリートレインのあのポスターヴィジュアルも、デヴィッド・ボウイも、清志郎も、サディスティック-ミカバンドのあのジャケットも、寺山修司も、ポール・スミスも、鋤田正義さんとい>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

5.0

ダー子は、長澤まさみの代表作だと思う。
寅さんみたいに延々やってほしい。
古沢良太さん、お願いします。
スタアもジェシーも、この世界では永遠に一流詐欺師だ。

ドライヴ(2011年製作の映画)

5.0

とてもセンスが良くて注目している映画監督であり俳優でもある方に、オススメ映画を伺ったところ、教えていただいた映画。

色やライティングが素晴らしい。セリフは少なく表情で表現するところも。

敵役の人間
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

リドリー・スコット、マット・デイモン、アダム・ドライバーというスゴメンを揃えているのに、あまり盛り上がっていないのが不思議な映画。
私は、邦題のセンスが良くないんだと思う。
下高井戸シネマで見ました。
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.5

伊澤彩織さんのアクションがリアルで素晴らしい!!!
セリフがすごくいいですね!
コメディ部分は、漫才やコントを実写ドラマにしたイメージでした。
メイドカフェは、横浜聡子監督の「いとみち」で描かれたのを
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

ピンクと水色のパステルカラーの衣装コーディネートが良いです。
衣装と小道具のカラーコーディネートは、必須だと思いました(自分が撮るときも!)。
脚本が評価されている映画ですが、確かにすごい!
復讐とい
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ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

息子と、あーだこーだツッコミを入れながら、Netflixで見ました。
噂には聞いていましたが、ほんと、うわーーーっという感じ。

自分の30年後の姿かもしれないので、ホームに入るお金は貯めておかなけれ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

5.0

ダニエル・クレイグの007以外の主演。
ナイヴズアウトは見たけど。

サスペンスなストーリーも、はらはらさせられる見せ場もすごい!

ルーニー・マーラが、パンクで無表情なのに、ダニエルに恋してしまうと
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

5.0

製作者たちの声、撮影現場、大衆のリアクション、テレビ番組、ダニエルのファンサービスなどが見られて、私はやっぱり、My favorite Bondだなー。

転がるビー玉(2019年製作の映画)

5.0

雑誌「NYLON」のヴィジュアルのセンス。
再開発中の渋谷という歴史的風景。
coloringが進化しつつある今見てもハッとする、2018年以前の撮影。

青春の殺人者(1976年製作の映画)

5.0

長谷川和彦、すごすぎる。
市原悦子も、すごすぎる。

悪なき殺人(2019年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白い!
これぞ脚本!
星7つぐらいつけたい!

セクシー地帯(ライン)(1961年製作の映画)

4.8

日本のフィルムノワール。1961年。
銀座の標識が英語なのは、進駐軍の名残り?

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

5.0

10年近く前、恵比寿の東京都写真美術館のライブラリーで、ユージン・スミスの写真集を見た。
ピエタ(聖母マリアが十字架から降ろされたイエス・キリストを抱く像)を思わせる構図の写真に圧倒された。

母親が
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.5

漫才ブーム、ひょうきん族世代としては、いろいろメイクセンスした。
鈴木保奈美さんは、今の世代になってからの方が素敵だと思う。

人生の最大の目的は、良きメンターに出会うことではないかと率直に感じた。

愛を乞うひと(1998年製作の映画)

5.0

TAMA NEW WAVE で見た。
最近の作品ではないけど、今年見たベストかも。
原田美枝子は本物の俳優。

宮田バスターズ(株)-大長編-(2021年製作の映画)

5.0

手作り感だけど、VFXや音がカッコよくて、観ながら何度も拍手したくなりました。
プロモーションも、物販もすごい!
渡部直也さんのキャラクター、大須みづほさんの透明感も秀逸。
続編あれば、また観たいです
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スローなブギにしてくれ(1981年製作の映画)

5.0

南佳孝のテーマソングは昔から大好きだけど、映画を、しかも令和になってから、映画館で観られるとは思わなかった!
古尾谷雅人、惜しまれて早くに亡くなりました。やんちゃだけどどこか品がいい雰囲気で、こんなに
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獰猛(2021年製作の映画)

5.0

色彩、アクション、ガンアクションの切れの良さ。
大人の横濱関内。

光にふれる(2012年製作の映画)

4.5

ウォン‘・カーウァイの企画だそうなので観ました。ウォン・カーウァイ的色彩の豊かさはありませんが、透明感のあるラブ・ストーリーでした。
クラシックのピアノも美しい。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

私の脚本を読んでくださった俳優さんが、「冒頭を読んで思い出しました」と、言ってくださったので観ました。
いやいやいやいや、光栄すぎます。(๑•﹏•)
彩度を抑えた映像が美しい。
ストーリーは、ついてい
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約束(1972年製作の映画)

5.0

やんちゃなショーケンと、秘めた過去のある岸恵子の大人の女性の佇まい。
映像美にも圧倒されました。